Yahoo! Pipes(ヤフー パイプス)は、2007年2月からYahoo!によって提供されていたウェブアプリケーションである。RSSフィードや外部のサービスなどのさまざまな情報をまとめたり、マッシュアップすることができる。

概要 編集

Yahoo! Pipesでは、AjaxによるGUIを持った「Pipes Editor」上で、「モジュール」をドラッグして「パイプ」で接続することにより、異なる「ソース」から取得した情報を、どのように加工(例えばフィルタリング)すべきかのルールを設定する。加工した結果は、RSSフィードやJSONKMLなどで出力される。

典型的な例として、New York Times thru Flickr がある。これはニューヨーク・タイムズのRSSフィードを取得し、各項目のキーワードに基づいてFlickrから写真を追加するパイプである。

Yahoo! Pipesはベータ版でとして提供され、Yahoo!ID を持つユーザーはパイプを独自に作成し公開できた。同様に、公開されている他のユーザが作成したパイプをブラウズし、利用することもできた。

類似するアプリケーションとしては「Microsoft Popfly英語版」や「Plagger」が挙げられる。

Yahoo!は2015年9月30日でYahoo! Pipesを終了した。新規パイプ作成は同年8月31日で終了されている[1]

脚注 編集

  1. ^ 「Yahoo! Pipes」、9月末で終了 米Yahoo! Mapsも終了”. ITmedia (2015年6月5日). 2015年6月5日閲覧。

外部リンク 編集