あぜ道のダンディ
『あぜ道のダンディ』(あぜみちのダンディ)は、2011年に公開された日本映画。
あぜ道のダンディ | |
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監督 | 石井裕也 |
脚本 | 石井裕也 |
出演者 |
光石研 田口トモロヲ 森岡龍 吉永淳 西田尚美 |
音楽 |
今村左悶 野村知秋 |
主題歌 |
清竜人 「ホモ・サピエンスはうたを歌う」 |
撮影 | 橋本清明 |
編集 | 相良直一郎 |
製作会社 | ブレス、スモーク、ダブ |
配給 | ビターズ・エンド |
公開 | 2011年6月18日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要 編集
監督は、『川の底からこんにちは』(2010年)の石井裕也。
脇役として数々の日本映画に出演してきた光石研がデビュー作『博多っ子純情』以来33年ぶりの主演を務めた[1]。
キャッチコピーは「見栄を張ってなにが悪い!」。
あらすじ 編集
宮田(光石研)は妻を早くに亡くし、男手一つで浪人中の息子・俊也と高校3年生になる娘・桃子を育ててきたが、家庭ではいつも会話がかみ合わない。子どもたちには弱音は漏らせず、いつもやせ我慢をして見栄を張ってしまう。唯一、親友の真田(田口トモロヲ)と喧嘩しながら飲み交わすことだけを楽しみとして生きていたが、ある日、宮田は胃の痛みを感じ、自分も妻と同じ胃ガンなんじゃないか思う。
中卒なのがコンプレックスになっているが、何とか俊也とゲームで対戦しようとゲーム機を購入するが、機種が違った。本人もガンではなかった。真田は俊也を誘い、「君のお父さんはダンディだよ。見た目はかっこよくないけど、心は渋いんだ。君も男ならわかってやってほしい」といい、自分なりの「親子ごっこ」を楽しむ。子どもたちも父親の気持ちが分かりつつ、うまくコミュニケーションをとれない。私立大学に入学し、学費など自分なりの準備をしていた俊也と桃子が上京。真田と飲みながら泣いてしまう。
キャスト 編集
スタッフ 編集
脚注 編集
- ^ 「おじさんも結構楽しい」 光石研、33年ぶりの主演作を語る 映画.com 2011年6月17日