フェイ台風(フェイたいふう、昭和24年台風第4号[1]、国際名:Faye)は、1949年7月に発生し、九州などに被害を出した台風である[2]

フェイ台風
台風第4号
カテゴリー2の タイフーン  (SSHS)
発生期間 1949年7月11日 - 7月18日
寿命 約7日間
最低気圧 942 hPa
最大風速
(気象庁解析)
最大風速
(米海軍解析)
90 knot(1分間平均)
被害総額
死傷者数 死者・行方不明者46人 負傷者12人
被害地域 日本の旗 日本

概要

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進路図

フェイ台風は1949年7月11日に発生し、九州の西岸を北上。7月16日から7月17日にかけて[3]長崎県をかすめて日本海において消滅した[2]鹿児島県鹿児島市では最大瞬間風速41.3m/sを記録したほか、総降水量は鹿児島市で148.4mm、熊本県熊本市で154.7mmであった[2]

被害

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台風の影響で、鹿児島県で30人、熊本県で10人が死亡するなど、全国で46人が死亡し、12人が負傷した[2]。また建物被害は、全壊・流失125棟、半壊247棟、床上浸水2,054棟、床下浸水4,666棟などとなった[2]

脚注

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  1. ^ 台風の英名と台風番号の対照表(1947-1950)”. archive.vn (2020年7月31日). 2020年7月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e 日本主要自然災害被害統計(昭和20年~42年)”. 2020年7月31日閲覧。
  3. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、73頁。ISBN 9784816922749