ベン村さ来(べんむらさき、1968年7月8日 - )は日本の放送作家東京都品川区出身。国士舘大学卒。妻は三味線漫談家藤本芝裕(旧芸名:相馬ひろみ)。

来歴・人物 編集

目黒駅にある乾物屋の長男として育つ。14歳の時、ニッポン放送ラジオ番組ビートたけしのオールナイトニッポン』にハガキ投稿を始める。しかし書いたネタが余りにつまらなかったのでたけしから『最低ハガキ職人』の称号を得る。しかし高校3年の時から放送作家を志していたので、その後浅草キッドに入門、ピン芸人を経て『浅草キッドのオールナイトニッポン』で念願の構成作家を務めた。その後、ニッポン放送では『浅草キッドの土曜メキ突撃!ちんちん電車!』『ラジオブロンクス』『松村邦洋のオールナイトニッポン』『U-turnのオールナイトニッポン』『HOT'n HOT お気に入りに追加!』『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』他を担当。学生時代からの阪神タイガースのファンでもある。

25歳でお笑いタレントの相馬ひろみ(のちに藤本芝裕を襲名し、三味線漫談家となる)と結婚し、個人事務所『ベン村さ来事務所』を設立した。

「お笑いセメントマッチ」主催者として90年代中盤から中堅・ベテラン層のピン芸人を応援。

品川区・目黒駅前商店街「目黒のさんま祭り」を発案し、実行委員会副委員長・寄席責任者を務めている。

エピソード 編集

  • ペンネームは映画『哀しい気分でジョーク』で原田大二郎が演じた『ベン村木』と、かって高田文夫がCM出演していた居酒屋村さ来』から取った。
  • 『ビートたけしのオールナイトニッポン』では、『軽井沢おかまツアー』や『地獄のサマー・ビーチ・ツアー』に参加。名物ハガキ職人として君臨。また、同じく名物ハガキ職人だった道上ゆきえらと『有楽町ハリケーンズ』を結成している。

書籍 編集

  • 「浅草キッドの言わんのバカクイズ」扶桑社
  • 「浅草キッドの言わんのバカクイズ2」扶桑社
  • 「笑芸人」高田文夫笑芸人編集部・編著(白夜書房)※共著
  • 「落語ファン倶楽部」高田文夫・監修(白夜書房)※共著
  • 「完璧版 テレビバラエティ大笑辞典」高田文夫笑芸人編集部・編著(白夜書房)※共著
  • 「コミックソングレコード大全」高田文夫・監修(白夜書房)※協力
  • 「高田文夫のラジオビバリー昼ズ そんなこんなで20年」(ニッポン放送)※共著
  • 「金持ち川柳 貧乏川柳」(ニッポン放送

ビデオ作品 編集

  • 「関東高田組・黄金の七人」ポニーキャニオン(高田文夫プロデュース)
  • 「金なら返せん!」イメージファクトリー※脚本(大川豊との共同脚本)

関連項目 編集