姫路港

兵庫県姫路市の港

姫路港(ひめじこう)は、兵庫県姫路市に位置する港湾。港湾管理者は兵庫県である。港湾法上の国際拠点港湾に指定されており、 関西地方における、海運物流貿易の重要拠点である。また、港則法上の特定港に指定されている。

姫路港
飾磨埠頭旅客ターミナル付近
所在地
日本の旗 日本
所在地 兵庫県姫路市
詳細
開港 1846年
種類 国際拠点港湾

港湾区域は東西18km以上にも及ぶ大型港で、飾磨港区・広畑港区・網干港区の3港区に分かれている。

歴史

編集

埠頭・地区

編集
  • 飾磨埠頭
    • 姫路港湾合同庁舎(海上保安部など)・兵庫県姫路港管理事務所・ポートセンターなどの業務事務所、旅客船やフェリー、神姫バスなどの交通の中継地点になっている。
    • 飾磨津隣港公園、飾磨埠頭緑地公園、NicoPa姫路みなとドーム。
    • 本地区はみなとオアシスの登録をしていて、姫路みなとミュージアムを中心施設とするみなとオアシス姫路として交流拠点ともなっている。
  • 広畑埠頭
  • 網干埠頭
    • なぎさ公園、ボートパークが整備されている。
  • 福泊・的形・大塩地区
  • 妻鹿・日田地区
  • 入船須加地区
  • 濱田地区
  • 中島地区

姫路港旅客船ターミナル(飾磨埠頭)

編集

1988年にオープンした不定期航路便用の旅客ターミナル。 当施設がある飾磨港区飾磨埠頭には水深10~12mのバースを備えており、大型外航クルーズ客船の接岸にも対応している。1996年に「姫路港ポートセールス推進協議会」が設立されてから、既にふじ丸オイローパといった大型外航客船をはじめ、中小型外航客船のクリッパーオデッセイスピリット・オブ・オセアヌスが年に複数回寄航するようになった。当施設は総面積1,110m2の大型ターミナルで、イベントホールとしても使用されている。

定期航路(飾磨埠頭)

編集

小豆島および家島諸島への定期航路が発着している。

小豆島航路

編集

国道436号海上区間に相当する。

家島諸島航路

編集

家島諸島へ複数の会社が航路を運航している。

その他

編集
  • 1895年(明治28年)4月17日から1986年(昭和61年)11月1日の廃止まで、姫路駅飾磨港駅間5.6kmに国鉄播但線(飾磨港線)が走っていた。

交通アクセス

編集
  • 定期航路便のりば(姫路ポートセンタービル)
    • JR姫路駅北口から神姫バス94系統「姫路港」行きに乗車し、終点「姫路港」下車。
    • 山陽電気鉄道飾磨駅から徒歩5分、「飾磨工業高校前」停留所から神姫バス94系統「姫路港」行きに乗車し、終点「姫路港」下車。 なお、姫路駅より飾磨駅の方が港の近くに位置する。
  • 不定期航路便のりば(姫路港旅客船ターミナル)
    • 同上で「みなと町」下車。 徒歩5分。

(注)2010年3月27日より、姫路市営バスは神姫バスへ移管した。市営バス時代の姫路港行は姫路駅北口にあった市バスターミナル発着であった。

脚注

編集
  1. ^ みなとがひらく播磨の未来~姫路港開港50周年記念事業~
  2. ^ 第41回姫路みなと祭海上花火大会のご案内”. 姫路市 (2019年). 2012年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月28日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集