姿三四郎 (映画)

富田常雄の小説『姿三四郎』を原作とする複数の映画
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姿三四郎』(すがたさんしろう)は、富田常雄小説姿三四郎』を原作とする映画である。これまでに5度映画化されている。

1943年版 編集

黒澤明の処女作。詳細は姿三四郎 (1943年の映画)まで。

1955年版 編集

姿三四郎
監督 田中重雄
脚本 窪田篤人
青木義久
出演者 波島進
音楽 高田信一
撮影 西川庄衛
編集 長沢嘉樹
製作会社 東映東京撮影所
配給 東映
公開   1955年1月27日(第一部)
  1955年2月1日(第二部)
上映時間 88分(第一部)
92分(第二部)
製作国   日本
言語 日本語
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1955年(昭和30年)公開。東映製作・配給。監督は田中重雄モノクロスタンダード

スタッフ(1955年版) 編集

 
左から波島進、ボッブ・ブース、高千穂ひづる

キャスト(1955年版) 編集

第一部
第二部

1965年版 編集

姿三四郎
 
監督 内川清一郎
脚本 黒澤明
製作 黒澤明
田中友幸
出演者 加山雄三
音楽 佐藤勝
撮影 小泉福造
編集 庵原周一
製作会社 宝塚映画
黒澤プロダクション
配給 東宝
公開   1965年5月29日
上映時間 158分
製作国   日本
言語 日本語
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1965年(昭和40年)5月29日公開。宝塚映画・黒澤プロダクション製作、東宝配給。監督は内川清一郎モノクロ東宝スコープ、158分。

黒澤明脚本による1943年版の再映画化。併映作は『日本一のゴマすり男』(主演・植木等、監督:古澤憲吾)。

ロシアで1943年版の長呎版が発見されるまで、オリジナルの黒澤脚本に近い姿を見ることが出来るバージョンであると同時に、1945年の続編に於いて、国策で追加させられた場面をカットしたことで当時としては最も黒澤の意図を反映した作品となった。黒澤明と三船敏郎の名前がクレジットされた最後の作品でもある。

スタッフ(1965年版) 編集

キャスト(1965年版) 編集

1970年版 編集

姿三四郎
監督 渡辺邦男
脚本 渡辺邦男
製作 江夏浩一
園山蕃里
出演者 竹脇無我
音楽 牧野由多可
撮影 西前弘
編集 辻井正則
製作会社 松竹大船撮影所
配給 松竹
公開   1970年7月25日
上映時間 88分
製作国   日本
言語 日本語
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1970年(昭和45年)7月25日公開。松竹製作・配給。監督は渡辺邦男カラービスタ、88分。

スタッフ(1970年版) 編集

キャスト(1970年版) 編集

1977年版 編集

姿三四郎
監督 岡本喜八
脚本 隆巴
岡本喜八
製作 貝山知弘
出演者 三浦友和
音楽 佐藤勝
撮影 木村大作
編集 黒岩義民
製作会社 東宝映画
配給 東宝
公開   1977年10月29日
上映時間 143分
製作国   日本
言語 日本語
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1977年(昭和52年)10月29日公開。東宝映画製作、東宝配給。監督は岡本喜八カラーシネマスコープ、143分。

ワイヤーアクションや光学エフェクトなどの特撮が用いられているのが特徴[1]

スタッフ(1977年版) 編集

キャスト(1977年版) 編集

脚注 編集

  1. ^ 破李拳竜「紘道館サーガ弐」『宇宙船』Vol.112(2004年5月号)、朝日ソノラマ、2004年5月1日、pp.116-118、雑誌コード:01843-05。 

関連項目 編集

外部リンク 編集