岸田 純之助(きしだ じゅんのすけ、1920年3月22日 - 2012年9月25日)は、日本科学ジャーナリスト

経歴

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鳥取県出身。東京帝国大学第一工学部卒業。大日本帝国海軍航空機設計に従事。1946年朝日新聞社に入社。『科学朝日』編集部員、論説委員を経て、1977年論説主幹。1985年日本総合研究所 (財団法人) 会長。1994年日本科学技術ジャーナリスト会議会長[1]日本原子力文化振興財団監事、日本総合研究所名誉会長[2]

2012年9月25日、肺炎のために死去[3]。92歳没[4]

著書

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  • 『新しい科学の話』(偕成社、絵とき百科) 1958
    • 『新しい科学の話』(偕成社、絵ときシリーズ) 1963 
  • 『21世紀の夢』(国土社、みつばち図書館) 1959
  • 『月着陸A-OK 見てきたアメリカ宇宙基地』(早川書房、ハヤカワ・ライブラリー) 1962
  • 『宇宙にいどむ』(あかね書房、少年少女宇宙の科学) 1963
  • 『科学と発明発見』(偕成社、目で見る児童百科) 1964
    • 『科学と発明発見 現代の科学技術』(偕成社、小学生百科) 1968
  • 『現代の戦争 新兵器競争から軍縮へのプログラム』(講談社ブルーバックス) 1965
  • 『核の周辺』(雪華社) 1967
  • 『宇宙開発 宇宙空間への挑戦』(筑摩書房、筑摩総合大学) 1969
  • 『技術 - その周辺』(日本経営出版会) 1969
  • 『自主技術の開発 工学の新しい手法』(日本放送出版協会、NHK技術新時代) 1970
  • 『情報化社会の生き方・考え方』(日本生産性本部) 1970
  • 『技術文明の再点検 テクノロジー・アセスメント時代へ』(日本生産性本部) 1972
  • 『核』(学陽書房) 1975
  • 『新文明論 現代はどこへ行こうとするのか』(学陽書房) 1977
  • 『1980年代の科学技術』(現代研究会、現代セミナー) 1980
  • 『情報化新時代』(大阪書籍、朝日カルチャーブックス) 1984
  • 『私たちの暮らしとエネルギー 21世紀を展望する』(エネルギーと暮らし・市民の会) 1984
  • 『技術文明論 21世紀へのメッセージ』(中央経済社) 1985
  • 『平和国家日本の原子力』(電力新報社) 1990
  • 『八十年の回想』(講談社出版サービスセンター) 2003

共編著

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  • 『科学時代』全5巻(丹羽小弥太, 林克也共著、筑摩書房) 1961
  • 『未来の世界』(高木純一共著、小学館、科学図説シリーズ) 1963
  • 『明日のくらしをかえる3E革命』(編、日本生産性本部) 1967
  • 『エンジニアへの手紙』(編、ダイヤモンド社) 1967
  • 『新しい10年 ソフトな時代のトータル・ビジョン』(編、ダイヤモンド社) 1970
  • 『70年代の国際関係 多極化時代のシステム・アプローチ』(関寛治, 武者小路公秀共著、ぺりかん社) 1970
  • 『豊かさのなかの危機 新しい「幸福論」への試み』(高坂正堯, 力石定一共著、日本経営出版会) 1970
  • 『講座情報化時代の教育』(木原健太郎共編著、明治図書出版) 1972
  • 『明日のエネルギー サンシャイン計画のすべて』(編、日本生産性本部、JPC選書) 1975
  • 『日本の将来を読む 朝日論説室スタッフの大胆な展望』(編、学陽書房) 1980
  • 『交渉力の研究 国家から個人までを貫く法則』(高瀬昭治共著、学陽書房) 1981
  • 『日本の成熟と未成熟 朝日論説室スタッフが鋭く指摘する』(編著、学陽書房) 1981
  • 『近未来技術情報』(編著、世界経済情報サービス) 1992

翻訳

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  • 『ソビエトの人工衛星・宇宙旅行』(金光不二夫, 袋一平共編訳、三一書房) 1957
  • 『宇宙船ボストーク 第1号から月計画へ』(W・G・バーチェット, A・パーディ、岩波新書) 1962
  • 『地球は青かった』(ガガーリンあかね書房、少年少女20世紀の記録) 1963
  • 『戦争研究』(ブラッケット、立花昭共訳、みすず書房) 1964
  • 『宇宙空間の開発 米ソの記録と展望』(金光不二夫共訳編、築地書館) 1965
  • 『核の時代 現代史戦後篇』(グロッジンス, ラビノビッチ編、高榎尭共訳、みすず書房) 1965
  • 『2018年』(米外交問題研究所編、タイムライフインターナショナル、タイムライフブックス) 1969 
  • 『コンピュータ文明』(N・ホウクス、ティビーエス・ブリタニカ) 1976

脚注

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  1. ^ 岸田純之助 きしだ-じゅんのすけデジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説
  2. ^ 日本原子力文化振興財団役員名簿(PDF) - ウェイバックマシン(2013年3月10日アーカイブ分)
  3. ^ 岸田純之助氏が死去 元朝日新聞社論説主幹 日本経済新聞 2012年10月3日閲覧
  4. ^ “(おくやみ)岸田純之助氏が死去 元朝日新聞社論説主幹”. 日本経済新聞. (2012年10月3日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG03028_T01C12A0CC0000/ 2020年2月1日閲覧。