藤田 洋(ふじた ひろし、1933年10月24日 - 2018年9月28日)は、日本歌舞伎演劇評論家

来歴

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東京府生まれ。青山学院大学文学部[1]。1962年から『演劇界』の編集に携わり、1980年より編集長、演劇出版社社長。

1970年:菊田賞受賞、1986年:独立。1993年:『演劇年表』で芸術選奨文部大臣賞を受賞する。

1993年から1996年まで第二国立劇場(現・新国立劇場)の初代演劇芸術監督を務める。

1999年:紫綬褒章受章[2]。2005年:旭日小綬章受章[2]。2018年:敗血症のため死去した。享年84[2]

日本演劇協会専務理事、文化財保護審議会専門委員、隔月刊誌『新・能楽ジャーナル』編集委員などを務めた。

著書

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編著

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  • 『演劇年表 昭和39年12月-43年12月』 芸能発行所 1969
  • 『女形の系図』 新読書社 1970
  • 『鴈治郎の歳月』 中村鴈治郎 (2代目) 文化出版局 1972
  • 『歌舞伎の名セリフ』 東洋書院 1988
  • 『歌舞伎ハンドブック』 三省堂 1994
  • 『文楽ハンドブック』 三省堂 1994
  • 『日本舞踊ハンドブック』 三省堂 2001

脚注

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  1. ^ 藤田洋『日本舞踊ハンドブック』三省堂、6ページ、2001年、ISBN 4-385-41046-1
  2. ^ a b c 藤田洋氏が死去 演劇評論家 日本経済新聞、2018年10月1日

関連項目

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