ダークダックス

かつての日本の男声歌謡グループ
高見澤宏から転送)

ダークダックス(DARK DUCKS)は、1951年から2016年まで活動していた、男声の重唱団(ボーカルグループ)である。過去のレコードジャケットでは『ダーク・ダックス』という表記がされる時もあった。同グループのメンバー数は活動の中心時期には長らく4人であった。

ダークダックス
ダークダックス(1956年)
基本情報
出身地 日本の旗 日本
ジャンル 重唱団
活動期間 1951年 - 2016年
レーベル テイチク
キングレコード
ユニバーサルミュージック
事務所 ダークダックス事務所
メンバー 高見澤宏
佐々木行
喜早哲
遠山一

来歴 編集

メンバー全員、慶應義塾大学経済学部出身[1]。同大学の男声合唱団ワグネルソサエティのメンバーたちが、1951年のクリスマスパーティーで「ホワイト・クリスマス」の合唱を披露したことがきっかけで結成。この時、パクさんこと高見澤宏が入学する前だったので、メンバーは3人だった。結成当時はJAZZ・黒人霊歌を中心に活動していたが、のちにオリジナル楽曲やロシア民謡、山の歌、唱歌など幅広いジャンルの楽曲をレパートリーとするようになった。

1957年にロシア民謡「ともしび」をヒットさせ、一躍人気を集めた。当時としては異例の年6枚のアルバムを発売し、記録的ヒットを収め、歌謡界にコーラスブームを巻き起こした。1957年3月22日、初演奏会をひらく[2]。翌1958年に第9回NHK紅白歌合戦に初出場し、以後、1971年の第22回まで14回連続出場。1976年の第27回に再出場を果たし、通算15回出場している。第9回、第10回(1959年)は彼らの歌のラジオの音声が現存し、1960年代中期からは映像が現存する。第10回は2009年4月29日放送のNHK-FM今日は一日“戦後歌謡”三昧』の中で彼らの歌も含め全編が再放送された(音声はモノラル)。

世界各国でも音楽活動を行っており、特にソビエト連邦へは1960年[3]、1962年、1972年[4]、1974年、1977年[5]の5回に亘り長期演奏旅行を行い、盛況を極めている。(尚、1967年のソ連訪問は、4月の東京‐モスクワ間の直通定期旅客航空路線開設[注釈 1]に伴う、東京発モスクワ行き第1便搭乗者としての招待旅行であり[注釈 2]、演奏旅行ではない[13]。)

1987年(昭和62年)には、メンバーが変わらない日本で最も長期にわたって活動するコーラスグループとして、ギネス世界記録に認定。1993年(平成5年)、紫綬褒章受章。グループ全員による受章は史上初。

同形態をとるコーラスグループ、デューク・エイセスボニージャックスとの三者共演の歴史は古く、1973年4月の第2回東京音楽祭で、国内大会と世界大会との間の1週間に企画された「東京音楽祭ウィーク」でのコンサート「ビッグ3夢の競演」にまで遡る[注釈 3]。また、1986年3月には、「ザッツ・ハーモニー」と銘打った全10日間の合同企画も開催されている。これは、最初の3日間ずつで夫々が単独のリサイタルを行ない、最終日に三者合同で歌うという日程であった[注釈 4]。その後、21世紀に入った頃から、三者共同でのショー開催は恒例として度々行われるようになった。

1997年に一過性脳虚血発作でマンガさんこと佐々木行が倒れ、翌年より療養生活に入る(後に鬱病を患っていることが喜早哲から明かされた)。新メンバー招聘の話もあったが「(ダークダックスの特色から言って)他メンバーのダークダックスは考えられない」とスタッフや後援会が反対、あくまでマンガさんこと佐々木行復帰を待つということでコーラスのパートをカルテットからトリオに再編し、以後3人のメンバー(ゲタさんこと喜早哲いわく「ダークダックス3兄弟になった」と考えて欲しいとのこと)で活動。

2008年に群馬県館林市にて、グループの活動記録や資料を保存し功績と足跡を顕彰する施設「ダークダックス館林音楽館」[16][17]がオープンしている。

2010年2月からはパクさんこと高見澤宏も病のため療養。残ったメンバー2名はダークダックスと縁が深くステージ共演も多いしゅうさえこをゲストボーカルに招き、しゅうさえこが高見澤宏のパートを担当する形おでダークダックスwithしゅうさえこというユニットを結成し活動。しかし、2011年1月7日にパクさんこと高見澤宏が77歳で死去したことを受け、2人ではダークダックスとしての音楽活動は出来ないという判断から同年3月29日放送の『ありがとう!ダークダックス』(NHK-BS2)にて、同番組を以てダークダックスとしての(音楽)活動に区切りを打つことが発表された。

活動休止宣言から約半年後の2011年11月17日・18日放送『ラジオ深夜便』(NHKラジオ)へゾウさんこと遠山一、ゲタさんこと喜早哲が出演し、グループ60年の歴史を振り返った。2人での活動再開についても「まだ(パクさんこと高見澤宏の死から)完全に立ち直った訳ではないから」としながらも「無いとも言えません、まだ先が長いつもりで考えていきたいと思います」(ゾウさんこと遠山一談)と、今後に含みを見せた。2012年に入ってからは、恒例となっているデューク・エイセス、ボニージャックスとの合同コンサートを行うなど、活動を本格的に再開。

2016年3月26日に病気療養中だったゲタさんこと喜早哲が85歳で死去。また、同年6月20日にはマンガさんこと佐々木行も84歳で死去。この時点で存命するメンバーがゾウさんこと遠山一だけとなったため、グループとしての活動に終止符を打つことになったが、同年10月から再びしゅうさえことの共演によるダークダックスのゾウさん&しゅうさえことしてコンサートを再開。晩年も約1年に1回のペースで活動を続けた。2019年7月にはゾウさんこと遠山一の録り下ろしナレーション入りのベストアルバムを新たにリリースした[18]

2023年9月22日、ゾウさんこと遠山一が93歳で死去したことにより、ダークダックスのメンバー全員が鬼籍に入ることになった[19]

メンバー 編集

  • 佐々木 行(ささき とおる、1932年2月18日 - 2016年6月20日[22]
    本名:佐々木通正(みちまさ)(本名でも活動していた時期があったことから、現在でも資料によってはこちらの名前が掲載されている)。リード・テナー 福島県出身。愛称はマンガさん。血液型 A型。干支 申年。星座 水がめ座。立ち位置は左から2番目でマイクの保持は右手。
    主にメロディパートを担当。愛知県立旭丘高等学校卒業。1997年末に一過性脳虚血発作で倒れ、その後鬱病を発症。更に脳梗塞の後遺症[23]のため病気療養していた。歌手のさとう宗幸は、はとこ(さとうの祖母と佐々木の祖母が姉妹)、野球解説者の佐々木信也は遠戚にあたる。療養中の2008年、夫人に先立たれる不幸に遭う。
    2016年6月20日、心不全のため死去した[22][24]。84歳没。
  • 喜早 哲(きそう てつ)、1930年11月8日 - 2016年3月26日[25][26]
    バリトン 東京都出身。愛称はゲタさん。血液型 O型 干支 午年。星座 さそり座。立ち位置は右から2番目でマイクの保持は右手。マンガさんこと佐々木行の休業後はメロディパートを担当。東京都立西高等学校卒業。日本エッセイストクラブ会員で『日本の抒情歌』(誠文堂新光社、1983年)『日本の美しい歌―ダークダックスの半世紀』(新潮社、2007年)等の著作もある。
    2016年3月26日、急性肺炎のため死去。85歳没。
  • 遠山 一(とおやま はじめ、1930年5月26日 - 2023年9月22日
    本名:金井哲夫(後に金井政幸に改名)、ベース 東京都出身。愛称はゾウさん。血液型 B型。干支 午年。 星座 ふたご座。立ち位置は一番右でマイクの保持は左手。神奈川県立湘南高等学校卒業。慶應義塾大学卒業後、東京藝術大学中退。ダークダックスの所属事務所でもあるエーディープロダクション社長も務めた。2016年にゲタさんこと喜早哲、マンガさんこと佐々木行が相次いで死去したことに伴い、ダークダックス最後の存命者となった。晩年も「ダークダックスのゾウさん」として活動していたが、2023年9月22日、慢性心不全と老衰のため死去93歳没[19]。これにより、ダークダックスはメンバー全員がこの世を去った。メンバーの中で唯一、令和の時代も存命した人物だった。
    同年、第65回日本レコード大賞特別功労賞を受賞した[27]

代表曲 編集

など。その他の古くからある日本の唱歌なども幅広く歌っており、レパートリーは数千曲に及ぶ。

ディスコグラフィー 編集

シングル 編集

# 発売日 タイトル 規格品番 収録日
テイチク
1 1956年 フォスターメドレー P-5009 1956年6月28日
2 帰らざる河/第三の男 P-5014
3 バルカンの星の下で/バイカル湖のほとり P-5017 1956年8月3日
4 ジングル・ベル/ホワイト・クリスマス P-5018 1956年9月12日
5 愛情物語/匕首マッキーの唄 P-5003 1956年10月23日
6 通りゃんせ/五つ木の子守唄 P-1112
7 ともしび/カチューシャ P-1116 1956年10月27日
8 帰れソレントへ/フニクリフニクラ P-5028 1956年11月24日
9 トロイカ/紅いサラファン 1956年11月28日
10 花嫁人形/ずいずいずっころばし 1957年1月31日
11 ダークアイ/ステンカラージン 1957年3月27日
12 1957年 アニバーサリーソング/マギー!若き日を 1957年3月27日
1958年 寮歌集
13 花/浜辺の歌 1958年2月10日
14 出船/城ヶ島の雨
15 アロハオエ/ブルーハワイ Y-7095 1958年3月6日
16 マプアナ/Now It's Time To Say Aloha Y-7098
コロムビア
17 1958年 山寺の和尚さん/かっぽれ/木挽の力さん/陽気な機関助手
テイチク
18 1959年 木から落っこちた/気かん坊と鼻たれ 1959年6月24日
19 雪山讃歌/オー・ブレネリ
20 ともしび/トロイカ
21 燃えろペチカ/アムール河の波 1959年7月9日
22 カリンカ/仕事の歌
23 コサックの子守歌/バイカル湖のほとり
24 カチューシャ/赤いサラファン
25 夕焼小焼/靴が鳴る
26 ヴォルガの舟歌/母なる河ヴォルガ
27 宵待草/荒城の月
キングレコード
28 1959年6月 アップ・アップ・アップリケ/ハイファイ娘 EB-177 1959年4月22日
29 1959年 雪山讃歌/さらば恋人よ EB-189

EB-7009

1959年3月18日
30 1959年9月 蔵王エコーズ/樹氷(岸洋子) EB-588
東芝EMI
31 1960年 ロンリーマン/O.K牧場の決闘
テイチク
32 1960年 ダークダックスのジングルベル
キングレコード
33 1960年1月 ともしび/泉のほとり EB-280

EB-7013

1959年8月22日
34 1960年 小さいぐみの木/道
35 1960年12月 シーハイルの歌/エーデルヴァイスの歌 EB-7023 1960年3月19日
36 1960年 モスコー郊外の夕べ/アヴェ・マリア・ノ・モロ EB-7024 1960年9月2日
テイチク
37 1960年 五つ木の子守唄/城ヶ島の雨
38 バルカンの星の下に/ロシアのセレナーデ
キングレコード
39 1961年1月 すずらん/トンピリビ EB-7027 1960年12月10日
40 1961年4月 北上夜曲/春のそよかぜ EB-7032 1961年3月24日
41 1961年6月 山のロザリア/おお牧場はみどり EB-7035
42 1961年11月 オレーグ公行進曲/バイカル湖のほとり EB-7045 1960年12月10日
43 1962年1月 しずけさ/アガ・ニョーク EB-7067 1961年11月7日
44 1962年2月 山男の歌/美しい少女 EB-652 1961年12月4日
45 1962年5月 牧場の小道/サプゥタンガン EB-7104 1962年4月5日
46 1962年6月 惜別の歌/アリラン EB-7106 1962年4月19日
47 1962年8月 若い僕等/鷲ヶ峰哀歌 EB-7117 1962年5月21日
48 1962年 石油掘りの歌/二つの岸 EB-7152 1962年9月5日
49 ラ・ノヴィア/ドンドロ・ツイスト EB-7157 1962年9月26日
50 雪の降る街を/夜の銀座 EB-804 1962年10月19日
51 コサックの子守歌/バイカル湖のほとり
52 1962年11月 ジングルベル/赤鼻のトナカイ EB-7132
53 1962年12月 山の友に寄せて/スキーの歌 EB-823 1962年11月1日
54 1963年2月 ふたりの星/夢みるキッス EB-7170 1962年10月
コロムビア
55 1963年 プンプンポルカ/こおろぎ
キングレコード
56 1963年6月 牧場のわが家/ボッサノバNo.1 EB-7024
57 1963年7月 キャンプ料理の歌/歌ってみよう EB-933 1963年4月
58 1963年8月 ほら幸福が/手紙 EB-940 1963年5月
59 1963年10月 白い想い出/煙が身にしみる EB-968 1963年8月19日
60 1964年2月 ワシントン広場の夜は更けて/河岸のベンチ EB-7252 1963年11月18日
61 1964年3月 太陽は歌っている/空にお日様 BS-7001
62 1964年 ロシア民謡Vol.1 ともしび/トロイカ ほか
63 ロシア民謡Vol.2 カチューシャ/スリコ ほか
64 ロシア民謡Vol.3 ヴォルガの舟歌/モスコー郊外の夕べ ほか
65 1964年5月 ローヴィン・カインド/カーニヴァルの夜は更けて BS-7014 1964年3月16日
66 1964年5月 しゃれこうべと大砲/巨窯半造 BS-11 1964年3月12日
67 1964年6月 山男の歌/雪山讃歌 BS-8
68 1964年7月 新聞少年の歌/歩いてみよう BS-49 1964年5月12日
69 1964年9月 愛のソナタ/エンド・オブ・ザ・ワールド BS-7034 1964年7月2日
70 1964年11月 夜明けのうた/しずけさ BS-7054 1964年9月7日
71 1964年 ククン・クップ・クップくすぐったい/日本の子供(東京少年少女合唱隊)
72 1964年12月 どんぱん節/草津湯もみ歌 BS-143 1964年10月15日
73 1965年1月 アンジェリータ/アモーレ・ミオ BS-7068 1964年12月4日
74 1965年5月 消えない顔/忘れないであの人を BS-228 1965年3月15日
75 1965年6月 夜明けの子守唄/いとしのリリコ BS-7094 1965年4月15日
76 1965年8月 われらモスクワッ子/褐色の女 BS-7111 1965年6月17日
77 1965年9月 ふるさとの歌/時計のきざむ夜 BS-299 1965年7月26日
78 1965年11月 ビールもう一本/学生時代 BS-329 1965年9月14日
79 1966年2月 霧のカレリア/チャオ・ベラ・チャオ BS-7132 1965年12月7日
80 1966年 戦火を越えて/エーデルワイスの歌 BS-7134 1965年12月16日
81 1966年4月 悲しき戦場/消えない顔 BS-7138 1966年3月3日
82 1966年6月 小唄ロック/ブン屋小唄 BS-431
83 1966年10月 おやすみのブルース(岸田今日子)/君の祖国を BS-506 1965年9月27日
84 1966年 悲しき戦場/エーデルワイス/ビールもう一本 ほか
85 バラが咲いた/風に吹かれて ほか
86 1966年11月 銀色の道/誓いのウエディング・ソング BS-518 1966年8月27日
87 1967年1月 マーシャの日記/旅立つ人 BS-565 1966年10月4日
88 1967年 銀色の道/君の祖国を/星に祈りを ほか
89 1967年5月 どこまでも行こう/あの空の青さ BS-638 1967年2月27日
90 1977年10月1日 風は今夜も冷たくて/白いカーネーションはいや BS-721 1967年7月16日
91 1967年 忘年会/先生/なんじゃろなこの気持 ほか
92 1967年11月10日 すばらしい明日/渚に散る恋 BS-743 1967年10月6日
93 1968年 スカンクカンクプー/雪の降る街を/夜の銀座
94 1968年7月1日 花ちゃん/アルプスは招く BS-7178
95 1968年 ゴーゴーフラミンゴ/若い島
96 1969年2月10日 秋が突然/銀色の道 SS-292
97 1969年5月1日 愛していても/男が去ったその後に BS-1002 1968年11月8日
98 1969年6月1日 世界のひろばで/万国博行進曲 BS-1014 1969年3月29日
99 1969年10月10日 シャロームの歌/故郷の空は青い空 BS-1087
100 1969年11月20日 あんな娘がいいな/おまえの噂 BS-1103 1969年9月26日
101 1970年3月1日 エベレスト/山男の歌 BS-1166 1969年12月23日
102 1970年8月1日 答えておくれ/緑の館 BS-1243 1970年5月14日
103 1970年11月1日 花のメルヘン/うす紫のたそがれ BS-1284 1970年9月2日
104 1971年3月10日 しれとこ旅情/尾瀬の旅 BS-1357
105 1971年3月20日 愛のメルヘン/流れ者 BS-1364 1971年2月16日
106 1971年7月10日 星のメルヘン/只一度の恋 BS-1400
107 1971年11月25日 小さな雲の詩/海の夜明け BS-1461
108 1972年 あざみの歌/さくら貝の歌
109 雪の降る街を/白い恋人たち
110 ここに幸あり
111 宵待草/ゴンドラの唄/琵琶湖周航の歌/この空に生きる
112 薔薇を摘んだのは誰/帆網は歌うよ
113 白い小鳩/赤毛の女の子
114 森の熊さん/つる
115 1973年 星の子守歌/只一度の恋
116 リバーソング/海賊ごっこ
117 ハーモニー/北風の街
118 1974年 二つの道/千人風呂
119 1975年 くらやみ
120 泣きそうな春/大都会の夜明け
ポリドール
121 1975年 鷲の唄/キエフの夕ぐれ
122 雪山に消えたあいつ/白い一日
123 1976年 二十二歳まで/娘よ
124 花のメルヘン/銀色の道
125 1977年 チンチン(乾杯の歌)/君の唇に色あせぬ恋を
126 男が酒を飲む夜は/さよなら夏の日よ
127 1978年 青葉城恋唄/あんな男に惚れちまって
128 1979年 初恋/お城の子守唄
129 こんな静かな夜/バーボンソング
130 めざせモスクワ/すずらん
131 1980年 土湯讃歌/山の讃歌
132 1981年 おもいでのアルバム/エルム讃歌
133 1982年 新しい旅に出かけよう/Second Son
134 ともだち/少女のカフェテラス
メルダック
135 1986年1月21日 ゆりかごの詩/想い出の多さより 7MEA-7
136 1986年12月21日 森ケ崎海岸/母 MEDP-10012
137 1987年12月1日 青春(Youth)/絆 7MEA-21
138 1988年8月21日 一枚の切符から/北の大地 10MD-13
139 1991年8月21日 同じ窓から/ダンディ・ダンディ 10MEDP-10003
140 1991年10月23日 夢/旅路 MEDP-10007
141 1993年1月21日 上高地の春/誰がくれたんだろう MEDP-10017

アルバム 編集

# 発売日 タイトル 規格品番 収録日
テイチク
1 1957年10月8日 ダークダックスリサイタル(1) ヒットソング(1) NL-1002
2 ダークダックスリサイタル(2) 世界の唄(1) NL-1003
3 ダークダックスリサイタル(3) ヒットソング(2) NL-1007
4 ダークダックスリサイタル(4) 世界の歌(2) 秋の唄
5 1957年10月24日 Nippon no uta(日本の唄)1 NL-1010
6 1957年12月21日 ロシア民謡集(第1集) NL-1011
7 1958年5月15日 ダークダックスリサイタル(5)世界の歌(3) NL-1018
8 1958年6月6日 寮歌集 YL-5011
9 1958年7月8日 世界ピクニックソング集 YL-5013
10 1958年8月12日 日本童謡集 NL-1026
11 1958年9月20日 合唱組曲「四季の自然による四つの試み」 Y-7139
12 1958年9月30日 メリークリスマス(クリスマス讃歌集)
13 1958年11月15日 世界の子守唄集 NL-1046
ビクター
14 1958年 カレッジソング(日本と外国)
テイチク
15 1959年2月26日 ロシア民謡集(第2集) NL-1057
16 1959年3月16日 日本歌曲集 Y-7157
キングレコード
17 1959年6月10日 山の歌集 LKF-1038 1959年3月18日
18 1959年11月 世界民謡めぐり第1集 イタリア篇 LKF-1050 1959年7月1日
19 1959年12月 世界民謡めぐり第2集 ロシア篇 LKF-1061 1959年8月22日
20 1960年2月29日 世界民謡めぐり第3集 アメリカ大陸篇 LKF-1068 1959年10月21日
21 1960年4月30日 世界民謡めぐり第4集 イギリス・北欧・東欧篇 LKF-1070 1960年1月9日
22 1960年5月31日 世界民謡めぐり第5集 ドイツ・スイス・フランス篇 LKF-1074 1959年10月21日
23 1960年5月31日 シャンソンアルバム LKF-1089 1960年2月23日
24 1960年6月10日 野に!山に!山の歌集第2集 LKF-1082 1960年3月19日
25 1960年8月 世界民謡めぐり第6集 日本民謡篇 LKF-1094 1960年4月8日
26 1960年10月10日 フォスターアルバム LKF-1110 1960年5月26日
27 1960年11月20日 クリスマス・カロル 1960年10月12日
28 ロシア・ヨーロッパから 外遊みやげ SKF-16

LKF1133

1960年12月9日
29 1961年3月1日 ロシア民謡集(第2集) SKF-9

KLF1121

1960年12月10日
30 1961年4月30日 よい子のためにあひるはうたう(世界の子供の歌 第1集) 1961年2月15日
31 1961年6月10日 ダークダックスのピクニック 山男の歌 山の歌集第3集 LKF-1166 1961年4月10日
32 1961年9月10日 四季の歌(文部省唱歌集) SKF-44

LKF-1177

1961年7月1日
コロムビア
33 1961年 服部良一 ヒットアルバム
キングレコード
34 1961年 ニアネス・オブ・ユー スタンダードを歌う SKF-47

LKF-1180

1961年8月31日、9月4日
35 1962年2月28日 ロシア民謡ハイライツ SKC-7

KC-7

1961年12月4、5、8日
36 1962年3月10日 世界の子守歌 SKG-15 1962年11月8、11、18日
37 1962年 ダンシング・イン・ザ・ダーク SKF-101

LKF-1255

1962年2月28日、3月7、22日
38 アジアの歌 SKF-186

LKF-1240

1962年1月11、29、30日
39 1962年7月20日 山の歌集 BB-7
40 1962年8月 よい子のためにあひるはうたう SKH-9 1961年12月18、20日
41 1962年 民謡ハイライツ SKJ-1002 1962年4月30日
42 1962年11月30日 再びロシア・ヨーロッパから SKF-148

LKF-1310

1962年9月5、8、24、26日
テイチク
43 1962年 ロシア民謡集
44 1963年 ダークダックス・リサイタル
キングレコード
45 1963年7月1日 緑の歌声 SKJ-1021

KC-37

1963年3月11、19日

4月8、10、19日

46 1963年7月20日 あひるは歌う!新しい歌 結成10周年記念 SKG-28 1963年2月21日、3月11、19日

4月3、19日

47 1963年 こどもたちのうた おかあさん・おとうさん 1963年8月28日、9月18日
48 1963年12月10日 みんなで歌おう SKG-48 1963年10月2、3日
49 1964年3月10日 ダークダックスの新しいロシア民謡 SKJ-1043 1963年11月18日

12月2、11、28日

50 1964年5月 コーラス・ポップス・パレード SKG-65 1963年11月18日

1964年3月12、16、26日、4月6日

51 1964年9月10日 BUCKRAM IN JAPAN SKJ-6008
52 1964年12月10日 ダークの若い民謡 SKK-62 1964年10月9、15、23日
53 1965年7月20日 合唱組曲「おかあさんのばか」 SKH-41 1965年3月1、9日、4月24日
54 コーラス・ヒット・パレード SKK-125 1965年3月15日、4月15日

5月4、10日

55 1965年11月 モダン・フォーク・ソング 1965年3月15日、4月9、10日

5月10日、6月17日、7月26日

56 1965年12月10日 ビール・もう一本 SKK-177 1965年8月12日、9月10、14日
57 1966年6月1日 山の歌集
58 1966年9月10日 星に祈りを ダークダックスのフォーク・ソングVol,2 SKK-255 1966年3月3日、5月14、30日、6月16日
59 1966年10月20日 ロシア民謡ゴールデンアルバム SKK-270
60 1967年 ロシア民謡の旅
61 新しいこどものうた(ろばの会名曲集)
62 1967年4月10日 子どもたちの歌第2集 SSH-1015 1967年7月16日
63. 1967年7月10日 山の歌 SKK-448 1967年5月8、10日
64 1967年9月10日 よい子のためにあひるは歌う SKK-457 1967年2月28日
65 1968年8月20日 ゴールデン・デラックス 結成15周年記念「あひるは歌う」 SKK-524、525 1967年4月21、30日
66 1969年9月1日 よい子のためにあひるは歌うVol.2 SKK-539
67 1970年6月20日 ダークと歌おう シャロームの歌 SKK-610 1968年7月29日、9月26日、12月23日

1969年1月13日、2月4日

68 1970年 ダークダックスリサイタル(第14回日比谷公会堂)
69 1970年11月1日 合唱組曲「アルプス山嶺に消ゆ」 加藤恕彦 SKR-11 1970年6月5日、7月17日
70 1970年11月20日 ロシア民謡デラックス SKD-54
71 1971年4月20日 花のメルヘン SKD-657 1970年2月18日

1971年1月11日

72 1971年 懐かしの・幻の鉄道唱歌 SKK-660
73 1971年7月10日 ベストアルバム
74 1971年9月20日 メルヘンへのいざない ダークダックスリサイタル(第15回日比谷公会堂)
75 1971年11月10日 ダブルデラックス SKW-45、46
76 1972年 みんなで歌おう(よい子のためにあひるはうたう)
77 日本唱歌大百科 全6巻
78 あひる家バンザイ(第16回リサイタル日比谷公会堂)
79 アカペラ 美しい星
80 歌の慶早戦
81 つる(ソビエト公演帰国リサイタルライブ日比谷公会堂)
82 1973年 懐かしの抒情歌名曲集
83 この道 ダークダックスオンステージ 北原白秋をうたう
84 映画音楽への誘い
85 楽しいひととき(ライブ)
86 1974年 ハーモニー
87 ギャランコンサート 岸洋子・新日本フィルハーモニー交響楽団
89 ダークダックスによる北原白秋名作選
90 ふたつの道
91 1975年 ダークダックスのすべて
92 メルヘン詩集 歌は限りなくVol.13
ポリドール
93 1975年 ロシア民謡ベスト
94 フォーク思考 小椋佳、井上陽水作品集
95 愛のロマネスク 名画主題歌集
96 1976年 懐かしのラジオ・テレビ名曲集(美しい日本の四季)
97 懐かしのダークダックス(我が幼き日々)
98 マザーグースのうた
99 夏の思い出
100 フォスターアルバム
101 アメリカ民謡ベスト
102 世界の心を歌う 全10巻
103 父と娘
104 女学生愛唱歌集
105 1977年 山の歌集
106 合唱組曲「山に祈る」/彼はベトナムで死んだ(ある報道カメラマンの死)
107 たのしい親子劇場
108 ゴールデン・ダブル・デラックス
109 つる(ロシア民謡集)
110 甦える大正ロマン
111 1978年 四季の抒情
112 合唱組曲「青春の十字架」(原案・ナレーション・森村誠一)
113 愛のコンチェルト(第22回リサイタル)
114 青葉城恋唄
115 メッセージ ~時代をこえて~
116 日本の城
117 1979年 唱歌名曲集
118 合唱組曲「日本の道」九州路・木曽路
119 日本と世界の愛唱歌集 全25巻
120 1980年 合唱組曲「日本の道」紀州路・和歌山の歌
121 山の讃歌
122 X'masコンサート
123 1981年 絆(結成30周年記念アルバム)
124 絆 われらがハーモニー人生(30周年記念)
125 1982年 HAPPY FREE 新しい旅に出かけよう
126 1983年 抒情歌~わがおもいのうた~
127 1984年 花詩集
メルダック
128 1985年11月21日 アズ・タイム・ゴーズ・バイ 1930~40 MED-1
129 1986年5月21日 ハーバーライツ 1950~60 MED-59
ポリドール
130 1986年 ロシア民謡全曲集
メルダック
131 1987年4月21日 ダークダックス・パーフェクトコレクション・オブ・メルダック MED-16
132 1987年12月1日 抒情新唱~追憶の歌と詩と~ MED-28
133 1988年12月1日 ロシアのこころ MED-47
134 1989年7月21日 合唱組曲「ガラスのうさぎ」 MED-59
135 1989年10月21日 合唱組曲「サーブ愛の物語」 MED-62
136 1989年12月21日 ダークダックス40thアニバーサリーアルバム MECP-1
137 1991年10月21日 ダークダックスの抒情歌Ⅰ 唱歌編 MECP-25008
138 1991年10月23日 ダークダックスの抒情歌Ⅱ 童謡編 MECP-25009
139 1993年5月21日 ダークダックスの抒情歌Ⅲ 山の歌編 MECP-25012
140 1994年12月16日 ダークダックスの抒情歌Ⅳ 水の歌編 MECP-25013

レーザーディスク 編集

# 発売日 タイトル 規格品番
1 1981年 ロシア民謡をうたう(結成30周年盤)
2 山をうたう(結成30周年盤)

DVD 編集

# 発売日 タイトル 規格品番
1 2004年8月25日 赤い鳥 第48回ダークダックスリサイタル“スペシャル” MEBP-5001

受賞・受章歴 編集

  • 1958年:第13回文部省芸術祭奨励賞(レコード「四季の自然による四つの試み」に対して)
  • 1967年:第22回文部省芸術祭奨励賞(「ダークダックス・ショウ 日本のこどもたち」に対して)
  • 1968年:第3回モービル児童文化賞(一連の児童詩作品発表に対して)
  • 1969年:第24回文化庁芸術祭奨励賞(子供達のための演奏会、児童詩の制作発表に対して)
  • 1971年:第13回日本レコード大賞編曲賞(「花のメルヘン」のヒットに対して)
  • 1972年:第14回日本レコード大賞企画賞(6枚組LPアルバム「日本唱歌大百歌(全128曲)」に対して)
  • 1974年:第28回文化庁芸術祭優秀賞(コンサート「ダークダックス・北原白秋を歌う」に対して)
  • 1976年:第9回日本作詩大賞LP賞(アルバム「父と娘」に対して)
  • 1976年:第18回日本レコード大賞特別賞(25年間の音楽活動に対して)
  • 1976年:ギャラクシー賞(テレビ神奈川「ダークダックス25時間テレソン=生きる」の『花子の車椅子募金』に対して[28]
  • 1981年:朝日広告賞特別賞(朝日新聞全国版掲載「絆」の意見広告に対して)
  • 1982年:芸術選奨文部大臣賞(昭和56年度の音楽活動に対して)
  • 1983年:第16回日本作詩大賞優秀作品賞(「歌声が聞こえる」(作詩:岩谷時子)に対して)
  • 1988年:第8回日本作曲大賞特別賞(永年の活動に対して)
  • 1993年:紫綬褒章(グループの同時受章は初の快挙として話題に)
  • 2005年:第47回日本レコード大賞功労賞(永年の活動に対して)

ほか多数。

エピソード 編集

  • メンバー全員が慶應義塾大学経済学部出身であることから、政財界とのつながりが深く、特に三菱電機とは現在もダークダックスのリサイタルの協賛企業に名を連ねるなど関係が深いことで知られている。同社一社提供の「サンデーダークダックス」(ABCラジオ)、「ダークダックスワールドスタンダード」(TOKYO FM)はいずれも記録的長寿番組となったほか、1985年にはダークダックス、日本クラウン等の他の三菱グループ企業数社と共にレコード会社「メルダック」を設立している[注釈 7]。また、三菱電機中興の祖と呼ばれた元社長の進藤貞和はダークダックス後援会の会長も務めていた。
  • ラジオでは他にアール・エフ・ラジオ日本ダークダックスのダークと歌う仲間達」(横浜・玉川・港南台高島屋提供)も40年以上続く長寿番組であった。
  • NHK紅白歌合戦において、初のグループによる出場歌手である。
  • 小林亜星とは大学時代の先輩・後輩の間柄であり、現在においても楽曲の書き下ろしや、リサイタル会場にスタンド花が届けられるほどの親密な関係にある。小林と記念樹事件で争った服部克久はダークダックスにとって45年来の親友であり盟友の間柄にある。
  • 中国名は「黒鴨子」(ヘイヤーヅ)小合唱団という。
  • メンバー全員スキーが趣味[注釈 8]中田喜直をスキー好きにさせたのも、彼らが中田にスキー道具をプレゼントしたからである。
  • 象印マホービンの主力商品「押すだけポットぞうさん」のイメージキャラクターに起用されたことがある。このテレビCMの主役は、商品名が「ぞうさん」だったことから、「ダークのゾウさん」である遠山一が演じた。
  • ゾウさんこと遠山一は、1984年1月 - 3月に日本テレビ系で放映されていたドラマ「パパになりたかった犬」にて、マスティフ犬・ヨサクの声を担当した。
  • 飲み屋などで、客が半身になって斜めに構え、より多くの人数がカウンターに立てるようにするダークになるという表現の「ダーク」はダークダックスに由来する。
  • 「つる」などの訳詞を手がけている中村五郎という人物は、ダークダックスのメンバー共通のペンネームである。

出演 編集

映画
テレビ
ラジオ

CM 編集

NHK紅白歌合戦出場歴 編集

年度/放送回 曲目 対戦相手
1958年(昭和33年)/第9回 ともしび ヴォーカル・トリオ
1959年(昭和34年)/第10回 雪山賛歌
1960年(昭和35年)/第11回 すずらん 有明ユリ
小割まさ江
沢たまき
高美アリサ
1961年(昭和36年)/第12回 北上夜曲 ザ・ピーナッツ
1962年(昭和37年)/第13回 山男の歌
1963年(昭和38年)/第14回 カリンカ スリー・グレイセス
1964年(昭和39年)/第15回 アンジェリータ 雪村いづみ
1965年(昭和40年)/第16回 エーデルワイス 梓みちよ
1966年(昭和41年)/第17回 銀色の道 日野てる子
1967年(昭和42年)/第18回 すばらしい明日 西田佐知子
1968年(昭和43年)/第19回 ラ・ゴロンドリーナ 中尾ミエ
1969年(昭和44年)/第20回 あんな娘がいいな
1970年(昭和45年)/第21回 ドンパン節 ピンキーとキラーズ
1971年(昭和46年)/第22回 雪の賛歌メドレー トワ・エ・モワ
1976年(昭和51年)/第27回 二十二歳まで 由紀さおり

NHKみんなのうた出演歴 編集

▲はラジオのみの放送。

初放送 曲目 デュエット 再放送
1961年(昭和36年)6月 - 7月 トム・ピリビ(1961年版) (なし) (なし)
1961年(昭和36年)10月 - 11月 ゴンピンピンの歌
1962年(昭和37年)2月 - 3月 掲示板のうた
1962年(昭和37年)6月 - 7月 あすなろ 真理ヨシコ 2021年(令和3年)8月 - 9月▲
1962年(昭和37年)8月 - 9月 アップアップアップリケ (なし) (なし)
1963年(昭和38年)2月 - 3月
1972年(昭和47年)12月 - 1973年(昭和48年)1月
クラリネットこわしちゃった 詳細
1963年(昭和38年)6月 - 7月 キャンプ料理[29] (なし)
1963年(昭和38年)8月 - 9月 ミシェルおばさん[30] 石井好子 2018年(平成30年)12月 - 2019年(平成31年)1月▲
1964年(昭和39年)4月 - 5月 山の音楽家 (なし) (なし)
1965年(昭和40年)6月 - 7月 いいやつみつけた! 1966年(昭和41年)8月
1965年(昭和40年)8月 - 9月 山男のヨーデル[31] 西六郷少年少女合唱団 (なし)
1965年(昭和40年)12月 - 1966年(昭和41年)1月 早口ことば (なし)
1967年(昭和42年)2月 - 3月 がちょうのおばさん[32]
1967年(昭和42年)6月 - 7月
1971年(昭和46年)4月 - 5月
気のいいあひる
(1967年版)
(1971年版)
2016年(平成28年)10月 - 11月(1971年版)
1968年(昭和43年)2月 - 3月 たあんきぽーんき 2022年(令和4年)3月▲
1972年(昭和47年)8月 - 9月 森の熊さん 詳細
1973年(昭和48年)8月 - 9月 待ちぼうけ 2016年(平成28年)2月
1974年(昭和49年)6月 - 7月 洗濯ジャブジャブ (なし)
1974年(昭和49年)10月 - 11月 くらやみ[33] 斎藤こず恵
1981年(昭和56年)2月 - 3月 おもいでのアルバム
(1981年版)
(なし) 1984年(昭和59年)2月 - 3月
1991年(平成3年)2月 - 3月
2015年(平成27年)2月 - 3月
1982年(昭和57年)2月 - 3月 朝のリフトで 1991年(平成3年)12月 - 1992年(平成4年)1月
2019年(令和元年)12月 - 2020年(令和2年)1月▲
1982年(昭和57年)8月 - 9月 ともだち 1983年(昭和58年)8月 - 9月
2016年(平成28年)8月 - 9月▲
1993年(平成5年)2月 - 3月 森の早春 2024年(令和6年)2月 - 3月▲

出演は全25回で、男性コーラスグループとしてはボニージャックスの全44回に次ぐ。

ダークダックス館林音楽館 編集

 
ダークダックス館林音楽館

群馬県館林市堀工町にある茂林寺の東に2008年4月12日にオープン。「特定非営利活動法人ダークダックス館林音楽館」が運営している。メンバーが使用していた楽譜、演奏会のポスター、レコードジャケット、メンバーの写真などが保存・展示されている。また、音楽館はホールとしての一般貸し出しも行っており、コンサート会場としても使われている。

2002年にゲタさんこと喜早より「グループの関連資料の散逸を防ぐための施設を作りたい」という話が持ち上がり、この話に、同じ慶應義塾大学の出身で、グループの有力な後援者でもある、館林市の製麺業者「館林うどん」[注釈 9]の社長である小暮高史が応じ、小暮が理事長として「特定非営利活動法人ダークダックス館林音楽館」を設立。全国から約4000万円の寄付を集めて建設した[34]

著書 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 概要は「インプレス」の記事[6]、又は当時の主要各紙の記事を参照。最初は週1往復で、初代機は全116席のTu(ツポレフ)-114型機。片道運賃はエコノミーが193,900円、ファーストクラスが315,000円であった[7]
  2. ^ 東京発モスクワ行き第1便は「招待客70人・一般乗客20人」[8]の合計「乗客103人」[9][10]。招待客には、ダークのほか、1925(大正14)年に日本人初のシベリア上空横断飛行に成功した安辺浩[11]、歌手の石井好子[12]ザ・ピーナッツ[8]らもいた。国会会期中につき国会議員の招待は無し[8]。招待客一行の団長は安西正夫昭和電工社長(当時)[10]。モスクワ・レニングラードソチを訪問した[12]
  3. ^ 1973年の第2回東京音楽祭では、国内大会(4月21日(土))と世界大会(4月29日(日、天皇誕生日))との間の1週間を「東京音楽祭ウィーク」と銘打って、国内大会翌日の22日(日)を除き、国内外の優れた演奏家によるコンサートが連日開催された。ダーク・デューク・ボニーによるコンサート「ビッグ3夢の競演」は、4月23日(月)午後7時より東京郵便貯金会館で開催[14]
  4. ^ 1986年3月3日-12日、会場は東京・新宿のシアターアプル。単独公演はボニーが3‐5日、ダークが6‐8日、デュークが9‐11日。12日が三者合同のステージ「スペシャル・ナイト」[15]。2月26日の新聞記事が出た時点で、最終日の切符は既に完売であった。
  5. ^ 立ち位置は向かって左→右(下手から上手)へ、高音→低音となっている。
  6. ^ テレビ朝日系・ドラえもんにも長年協賛しており、そのCMソングとして長く使われた。
  7. ^ 設立時ダークは全員非常勤取締役に就任した。その後、紆余曲折を経て2005年に徳間ジャパンコミュニケーションズ へ譲渡され、現在は同社社内レーベルとして機能・存続している。
  8. ^ マンガこと佐々木は山好きが高じて、蓼科高原でペンション「アドリブ」の管理人もしていた。
  9. ^ ダークダックスがCMソングを歌唱している。

出典 編集

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』読売新聞東京本社、2016年、505頁。 
  2. ^ 音楽之友社二十五年のあゆみ
  3. ^ 1960年公演は6月(朝日新聞(夕刊)1977年6月27日・第7面「ソ連に強いダークダックス」)。
  4. ^ 1972年7-8月のソ連公演旅行を報じた読売新聞(夕刊)1972年7月17日・第9面「ダークがまたソ連へ」によると、「ダークダックスの訪ソは昭和三十五(=西暦1960)、三十七(=西暦1962)年に続いて三回目、十年ぶり」。
  5. ^ 1977年公演は6月。朝日新聞(夕刊)1977年6月15日「うけたロシア民謡 ソ連公演のダーク」、朝日新聞(夕刊)1977年6月27日・第7面「ソ連に強いダークダックス」で確認可能。尚、後者の朝日夕刊記事によると「今度(=1977年公演)は五回目」。
  6. ^ “JAL、東京~モスクワ線開設50周年を記念し、アエロフロート・ロシア航空とともに成田空港で記念セレモニー”. トラベルウォッチ. (2017年4月20日). https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1056065.html 
  7. ^ 日本航空の広告(1967年4月2日「読売新聞」第2面)
  8. ^ a b c 日本経済新聞(夕刊)1967年4月20日・第11面「こんどはモスクワへ 一番機出発」
  9. ^ 朝日新聞(夕刊)1967年4月20日・第10面「モスクワへ出発 日ソ航空路 東京から第一便」。
  10. ^ a b 毎日新聞(夕刊)1967年4月20日・第1面「モスクワ行き一番機出発」
  11. ^ 朝日新聞・1967年4月19日・第15面「42年ぶりシベリアの空」。
  12. ^ a b 朝日新聞(夕刊)1967年4月27日・第10面「空から訪問したソ連」
  13. ^ 朝日新聞(夕刊)1967年4月20日・第10面「モスクワへ出発 日ソ航空路 東京から第一便」、毎日新聞(夕刊)1967年4月20日・第1面「モスクワ行き一番機出発」、日本経済新聞(夕刊)1967年4月20日・第11面「こんどはモスクワへ 一番機出発」、及び『今日のソ連邦』1972年10月15日号(同年第20号)(在日ソ連大使館広報部発行)、p.44-45「10年ぶりのダーク・ダックス」(文・岡田よし子)などで確認可能。
  14. ^ 読売新聞・1973年4月5日・第13面「スポット 東京音楽祭に記念コンサート」、朝日新聞(夕刊)1973年4月20日「初来日組も加え多彩に 21日~29日 東京音楽祭」。
  15. ^ 朝日新聞(東京本社版・夕刊)1986年2月26日・第15面「三グループ、声をそろえて ザッツ・ハーモニー」。
  16. ^ ダークダックス館林音楽館ホームページ
  17. ^ 特定非営利活動法人 ダークダックス館林音楽館(館林市)
  18. ^ “ダークダックス・遠山一「結婚のためにダークを選んだ」 貴重音源で歩みをたどる『プレミアム・ベスト』リリース”. iZa. (2019年7月22日). https://www.iza.ne.jp/article/20190722-HCDKG7QOWFKGHL4IMV2VB6VVKE/ 2019年7月22日閲覧。 
  19. ^ a b “「ダークダックス」遠山一さん死去 93歳 男声コーラス草分け”. 毎日新聞. (2023年9月25日). https://mainichi.jp/articles/20230925/k00/00m/200/055000c 
  20. ^ a b ダークダックスの「パクさん」高見沢宏氏死去、77歳 - MSN産経ニュース
  21. ^ 『NHK文化講演会15』所収「人生みな恩人」p.200(日本放送出版協会、1987年)
  22. ^ a b “訃報 佐々木行さん84歳=「ダークダックス」メンバー”. 毎日新聞. (2016年6月21日). https://mainichi.jp/articles/20160622/k00/00m/040/108000c 2016年6月21日閲覧。 
  23. ^ 2011年3月29日放送「ありがとう!ダークダックス」(NHK-BS2)にて
  24. ^ “ダークダックスの「マンガさん」佐々木行さんが死去”. 産経新聞. (2016年6月21日). オリジナルの2016年6月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160624232305/http://www.sankei.com/entertainments/news/160621/ent1606210015-n1.html 2023年9月25日閲覧。 
  25. ^ “「ダークダックスのゲタさん」喜早哲さん、85歳で3月末に死去”. スポーツ報知. (2016年4月4日). オリジナルの2016年4月4日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2016-0404-1013-26/www.hochi.co.jp/entertainment/20160404-OHT1T50027.html 2023年9月25日閲覧。 
  26. ^ 悲しいゲタさんとの別れ・・ ペギー葉山のブログです。2016年4月3日閲覧
  27. ^ 伊集院静さん、『日本レコード大賞』特別功労賞受賞 訃報を受け…記者会見で追加発表”. ORICON NEWS. 株式会社oricon ME (2023年12月6日). 2023年12月6日閲覧。
  28. ^ 第14回(1976年度)”. 放送批評懇談会. 2023年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月25日閲覧。
  29. ^ 別名:十種野営料理の歌
  30. ^ 原曲:C'est la mère Michel(フランス童謡)
  31. ^ 原曲:Erzherzog Johann Jodler(ヨハン大公のヨーデル、映画「野ばら」より)
  32. ^ 原曲:L'ochetta Gelsomina(ゼッキーノ・ドーロ第8回(1966年)入賞楽曲、別名:ジェルソミナおばさん)
  33. ^ 原曲:Il buio(ゼッキーノ・ドーロ第16回(1974年)入賞楽曲)
  34. ^ 2013年2月20日東京経済大学人文自然科学研究会刊「人文自然科学論集」内・山田晴通著「立地からみた日本のポピュラー音楽系博物館等展示施設の諸類型」内22頁 2023年9月25日確認

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外部リンク 編集