FPパートナー
株式会社FPパートナー(エフピーパートナー、英語: FP Partner Inc.)は個人及び法人顧客に訪問販売型の保険商品販売(生命保険・損害保険商品)とファイナンシャルプランニング提供、金融商品仲介業、銀行代理業を営む保険代理販売会社。ブランド名「マネードクター」。
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒112-0004 東京都文京区後楽1-5-3 後楽国際ビルディング5F |
設立 | 2009年12月 |
業種 | 保険業 |
事業内容 | 保険代理販売 |
代表者 | 代表取締役社長 黒木勉 |
資本金 | 18億9,400万円(2022年9月22日現在) |
発行済株式総数 | 23,253,900株(2024年6月30日時点) |
売上高 | 305億5,900万円(2023年11月期) |
営業利益 | 55億5,400万円(2023年11月期)) |
経常利益 | 56億800万円(2023年11月期)) |
概要
編集2024年時点では、訪問販売型の乗り合い代理店最大手である[1]。2024年5月時点での時価総額は約1000億円を超えており、この金額は他の上場代理店をはるかに凌駕する[1]。
沿革
編集2009年12月に創業者である黒木勉があんしんFPを立ち上げる[1]。
以降、右肩上がりに成長を続けて、2022年9月には東京証券取引所グロース市場に株式を上場する[1]。翌2023年9月には、東京証券取引所プライム市場へ上場市場区分を変更した[1]。
2023年11月期の決算には売上高は過去最高の約306億円、当期純利益は約40億円を計上し、保険募集人の数は2300人を超えていた[1]。
2024年4月15日には、2024年11月期第1四半期(2023年12月~2024年2月)の単独業績が発表されたが、これに嫌気されて株価が急落し[2]、同年6月11日に東洋経済オンラインが配信した記事において、「保険会社から営業社員の採用支援とあっせん、保険契約の見込み客の紹介などを受ける一方、その見返りとして自社の保険商品を優先的に取り扱ってもらうという構図が、事故車を旧ビッグモーターに紹介する見返りとして保険契約を割り振られていた大手損保各社と同じ」との報道を受けてストップ安となった[3]。FPパートナーとしては生命保険会社による当社への過剰な便宜供与と利益供与を行っている事実はなく、訴訟を含めて法的措置を検討中であると表明している[4]。
脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f “FPパートナー「退職者続出」の深層、超複雑ブラックボックス報酬体系を募集人が暴露【ヤメFPパートナー覆面座談会(上)】”. DIAMOND online (2024年5月27日). 2024年8月7日閲覧。
- ^ “FPパートナーが急落、23年12月~24年2月減益を嫌気”. 会社四季報ONLINE (2024年4月16日). 2024年8月7日閲覧。
- ^ “FPパートナーがストップ安、金融庁が生保各社へ実態調査と報道”. 会社四季報ONLINE (2024年6月19日). 2024年8月7日閲覧。
- ^ “東洋経済オンラインにおける当社記事について” (2024年6月14日). 2024年8月7日閲覧。