いわて盛岡ボールパーク
岩手県盛岡市にある野球場
いわて盛岡ボールパーク(いわてもりおかボールパーク)は、岩手県盛岡市の盛岡南公園内に所在する野球場。施設は岩手県と盛岡市が共同で所有し、盛岡南ボールパーク株式会社が指定管理者として運営管理を行っている。愛称はきたぎんボールパーク[1](きたパ)[2]。
いわて盛岡ボールパーク きたぎんボールパーク | |
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バックネット裏から(2023年4月1日撮影) | |
施設データ | |
正式名称 | 盛岡南公園野球場 |
所在地 | 岩手県盛岡市永井7地割16-2 |
起工 | 2021年 |
開場 | 2023年4月1日 |
所有者 | 岩手県・盛岡市 |
管理・運用者 | 盛岡南ボールパーク(指定管理者) |
グラウンド | 人工芝 |
照明 | 6基 |
使用チーム • 開催試合 | |
全国高等学校野球選手権岩手大会 北東北大学野球連盟 | |
収容人員 | |
20,000人 | |
グラウンドデータ | |
概要・沿革 編集
岩手県営野球場(1970年開場)と盛岡市営野球場(1938年開場)は老朽化が著しく、また球場も野球規則に満たしていない規模であったことから、新たに岩手県と盛岡市の共同管理で新球場を建設することとなった[3]。
球場敷地内には、屋内練習場やキッズスタジアムなどが併設。
2023年(令和5年)4月1日に開場[4]。開場にあたり、初日の記念試合前に閉鎖される岩手県営野球場と盛岡市営野球場の土を新球場に散布する「継承式」と堀内恒夫による始球式を開催[4]。記念試合として、開場初日の4月1日には花巻東高等学校対早稲田実業学校、翌4月2日には盛岡大学附属高等学校対八戸学院光星高等学校の試合を開催[4]。
- 2021年6月 - 起工。
- 2022年10月 - 盛岡市が当球場のネーミングライツ(命名権)を募集した結果、北日本銀行(本店が盛岡市内に所在する第二地方銀行)が命名権を取得したことに伴って、同行の通称(「きたぎん」)を冠した「きたぎんボールパーク」という名称を命名権契約の期間中に球場名として使用することを発表。
- 2023年
- 3月 - 施設が完成。
- 4月1日 - 開場[5]。
- 5月16日 - 当球場初のプロ野球公式戦として、パシフィック・リーグの東北楽天ゴールデンイーグルス対福岡ソフトバンクホークス戦を開催[6]。
- 6月28日 - セントラル・リーグの読売ジャイアンツ対東京ヤクルトスワローズ戦を開催[7]。
施設概要 編集
プロ野球開催実績 編集
- 2023年5月16日 東北楽天ゴールデンイーグルス 3-0 福岡ソフトバンクホークス
- 2023年6月28日 読売ジャイアンツ 0-6 東京ヤクルトスワローズ ※降雨のため7回表で試合終了
交通アクセス 編集
脚注 編集
- ^ “いわて盛岡ボールパークのネーミングライツ・パートナーを募集します!”. 盛岡市公式ホームページ. 2022年10月31日閲覧。
- ^ 朝日新聞 2023年5月16日付 23面(スポーツ面)
- ^ “盛岡新球場、来春オープンへ準備着々 2万人収容し屋内練習場も”. 河北新報 (2022年9月24日). 2022年10月6日閲覧。
- ^ a b c d e いわて盛岡ボールパーク4月1日オープン 記念試合で強豪高校激突 元巨人・堀内恒夫さん始球式 - 河北新報(2023年2月4日)
- ^ “いわて盛岡ボールパークのネーミングライツ・パートナーを募集します!”. 盛岡市公式ホームページ. 2022年10月31日閲覧。
- ^ “パ・リーグ来季日程発表 日本ハム-楽天戦が3・30に新球場「エスコンフィールド」で先行開幕”. 日刊スポーツ (2022年11月21日). 2022年11月21日閲覧。
- ^ 【プロ野球】来季巨人開幕戦は3月31日、ホームの中日戦…セ日程発表スポーツ報知、2022年11月8日閲覧