おじいさんの台所』(-のだいどころ)は、1984年4月に、文藝春秋から発売された佐橋慶女による日本随筆作品であり、同年の第32回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した作品の1つでもある。

続編として、1985年1月に発売された『おじいさんの台所二年目』(-のだいどころにねんめ)と、1987年6月に発売された『「おじいさんの台所」の死』(-のだいどころのし)についても、本稿で記載・説明する。

『おじいさんの台所』は、1985年中部日本放送で、1997年テレビ東京で、2007年にはフジテレビでそれぞれテレビドラマ化され、『おじいさんの台所二年目』は、1985年に中部日本放送でテレビドラマ化されている。

概要 編集

妻に先立たれた著者の父親は、一人暮らしをすることを決めたものの、家事全般を自分自身でやったことない。そのため、娘のコーチや近所の住民をはじめ、周りの人たちの助けによって、自分一人で何とか生活できるようになるまでを描いたもの。

テレビドラマ 編集

1985年版 編集

おじいさんの台所』・『おじいさんの台所・二年目』のどちらとも、中部日本放送が制作する昼の連続ドラマとして、TBS系列で、月 - 金の13:45 - 14:00(JST)に放送した。

放送期間 編集

出演 編集

スタッフ 編集

中部日本放送制作・TBS系列 昼の連続ドラマ
前番組 番組名 次番組
おじいさんの台所
おじいさんの台所・二年目

1997年版 編集

1997年9月29日の21:00 - 22:54(JST)に、『森繁久彌ドラマスペシャル・おじいさんの台所』として、テレビ東京系列で放送した。

2009年11月11日の21:00 - 22:54に、前日に急逝した森繁の緊急追悼企画として、『水曜シアター9』で再度放送した

出演 編集



役名は不明(森繁の孫役?)であるが、出演者の一人に小栗旬もクレジットされている。

スタッフ 編集

2007年版 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 『月刊アドバタイジング』第30巻第1号、電通、1985年1月25日、106頁、NDLJP:2262032/55 

参考資料・出典 編集

全般
ドラマ版