こと〜築地寿司物語〜』(こと つきじすしものがたり)は鳳恵弥を主演とした舞台演劇

2017年に江頭美智留、2018年に柏原寛司園田英樹、2019年に秦建日子、きむらゆうかがそれぞれ脚本を務め第3作目まで公演が続いた。2020年に予定されていた第4作目は新型コロナウイルス感染症の流行をうけてモデルとなった築地玉寿司の要望で公演延期となった。

2022年5月にまた江頭美智留脚本、鳳恵弥演出で復活、ペナルティヒデやウーマンラッシュアワーの中川パラダイスが出演。また主題歌と挿入歌の作詞を鳳が担当し、マスコミ取材に対して同シリーズに出演をして来て今回も日替わりゲストでの出演予定だったが直前に逝去した渡辺裕之への想いを詞に込めたと語った。

2023年4月にシリーズ5作目を公演予定


解説 編集

2017年築地本願寺ブディストホールで公演した。築地玉寿司の4代目である中野里陽平から彼の祖母である中野里ことの話を聞いた関口忠相が、舞台化を提案してプロデューサーを務めて2年後に台本を仕上げた。脚本は江頭美智留、演出は中野敦之、ポスタービジュアルは山田貴敏、主題歌と挿入歌作曲は木根尚登、が担当した。

秀平が、大好きな祖母の死に際してその人生をたどりつつ、4代目を継ぐ決意までを描いた家督継承の話で、2代目の中野里ことをモデルにした中倉こと、次男で後に3代目になる中倉孝二朗、次女の中倉弥生、孫の秀平、女中の福山佳代、板長の矢沢源太、宮内食鳥店の宮内大作とハル夫妻、敵役の遠藤一家、らが登場する。キャッチフレーズは『日本の女は強かった』で、戦中戦後を生き抜いた日本の女性の強さを、ことの明るさと強さ、佳代の辛抱強さ、弥生の可愛さ、ハルのお節介加減、などで現している。

主な出演者 編集

1作目 編集

中倉こと
鳳恵弥
福山佳代
佐伯日菜子
中倉弥生
市川美織大野真緒
矢沢源太
IKKAN
遠藤清
黒田勇樹
宮内大作
渡洋史
宮内ハル
牧野美千子
日替わりゲスト
ミラクルひかる堀井雄二木根尚登にわのまことオラキオ大葉健二

2作目 編集

中倉こと
鳳恵弥
中倉栄蔵
山本圭壱
あまね
市川美織
矢凪政夫
渡辺裕之
水上辰夫
長江健次
日替わりゲスト
西岡徳馬松本梨香、みかん、南部虎弾栗田貫一ワッキーペナルティ)、庄司智春

3作目 編集

中倉こと
鳳恵弥
中倉栄蔵
山本圭壱
中倉孝二朗
渡辺裕之

外部リンク 編集