さあ踊ろう!』(さあおどろう!、ドイツ語: Auf zum Tanze!作品436は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したポルカ・シュネルドイツ語版。曲名はルートヴィヒ・ガングホーファードイツ語版の詩による[1]

解説 編集

1888年3月3日、100人ほどの来訪者を迎えて「シュトラウス家の舞踏会」が催された。『さあ踊ろう!』はこの日のために作曲されたもので、来訪者に配られたおみやげの箱の中には、16小節のポルカの楽譜と、曲名となったガングホーファーの詩が入っていた。アルフレート・グリュンフェルトは、楽譜を手にした途端、我先にとピアノに飛びついたという[1](私的初演)。

同年10月21日、ウィーン楽友協会の日曜コンサートにおいて一般演奏(公的初演)された[1]

シュトラウス2世の遺作でアドルフ・ミュラー2世が完成させたオペレッタ『ウィーン気質』の第3幕にも用いられている[1]

ニューイヤーコンサート 編集

ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート2017において、初めてプログラム上に取り上げられた。指揮者はグスターボ・ドゥダメル

出典 編集

外部リンク 編集