わっぱ煮(わっぱに)は、新潟県粟島に伝わる名物料理である。

粟島名物のわっぱ煮

概要 編集

元は漁師の作る料理が発祥とされている。曲げわっぱ(木の板でできた器)の中に新鮮な焼いたねぎ味噌を入れ、よく熱した石を入れる。石の熱でわっぱの中は煮えたぎり、調理完了となる。

使われる魚は、メバルソイカワハギといった白身魚を使うことが多い。また、使われる石には耐熱性の強い玄武岩が用いられる。[1]

現在では粟島島内の食堂で食べられるほか、民宿などで朝食に出てくることもある。

似た料理に、わっぱではなく木桶を使った秋田県男鹿市石焼き鍋がある。

脚注 編集

  1. ^ 粟島浦村公式note”. 粟島浦村. 2023年1月6日閲覧。