アレクシス・マック・アリスター

アルゼンチンのサッカー選手

アレクシス・マック・アリスター(Alexis Mac Allister、1998年12月24日 - )は、アルゼンチンラ・パンパ州サンタローサ出身のサッカー選手プレミアリーグリヴァプールFC所属。アルゼンチン代表。ポジションはMF[1]

アレクシス・マック・アリスター
ブライトンでのマック・アリスター
名前
ラテン文字 Alexis Mac Allister
基本情報
国籍 アルゼンチンの旗 アルゼンチン
生年月日 (1998-12-24) 1998年12月24日(25歳)
出身地 サンタローサ
身長 174cm
体重 72kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 リヴァプールFC
ポジション MFAMCM[1][2]
背番号 10
利き足 右足
ユース
アルゼンチンの旗 アルヘンティノス
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2016-2019 アルゼンチンの旗 アルヘンティノス 56 (8)
2019-2023 イングランドの旗 ブライトン 98 (16)
2019 アルゼンチンの旗 アルヘンティノス (loan) 10 (2)
2019-2020 アルゼンチンの旗 ボカ・ジュニアーズ (loan) 13 (1)
2023- イングランドの旗 リヴァプール 33 (4)
代表歴2
2019- アルゼンチンの旗 アルゼンチン 25 (2)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年5月30日現在。
2. 2024年3月27日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

クラブ経歴 編集

2016年にAAアルヘンティノス・ジュニアーズのトップチームに昇格。10月30日のプリメーラB・ナシオナル (2部リーグ)のセントラル・コルドバ戦でプロデビュー。2017年3月10日のインスティトゥートACコルドバ戦でプロ初ゴールを決めた。2016-17シーズンは2部リーグを勝ち抜き、1部リーグ復帰に貢献。

2019年1月24日、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCと4年半の契約を締結[3]。但し1年間のローン移籍の形でアルヘンティノスに残留。同年6月にボカ・ジュニアーズに移籍し、コパ・リベルタドーレスなどにも出場。2020年2月1日に正式にブライトンに加入した。2020-21シーズン、9月17日、EFLカップのポーツマスFC戦で移籍後初得点を挙げた[4]。10月18日のクリスタル・パレス戦でプレミアリーグ初ゴールを挙げた[5]。2021-22シーズンはリーグ戦33試合5ゴール2アシストの数字を残した[6]。2022-23シーズンはリーグ戦で10得点を挙げ、チーム史上初のヨーロッパカップ出場となるUEFAヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した[7]

2023年6月8日、リヴァプールFCへ移籍することが発表された[8]。12月3日、リーグ14節、フラムとの対戦において、移籍後初得点を決めた[9]

代表経歴 編集

2019年9月にアルゼンチン代表に初招集。チリ戦とメキシコ戦に出場し、メキシコ戦は先発出場を果たし、4-0で勝利した[10]

 
カタールW杯グループリーグメキシコ戦にて

2022年11月、ワールドカップカタール大会のメンバーに選出され、グループリーグ初戦のサウジアラビア戦を除く6試合で先発出場。グループリーグ最終節のポーランド戦で代表初ゴールとなる決勝ゴールを挙げ[11]、決勝のフランス戦ではアンヘル・ディ・マリアのゴールをアシストして優勝に貢献した。

人物 編集

プレースタイル 編集

主なポジションは攻撃的MFセントラルMF[2]AAアルヘンティノス・ジュニアーズではトップ下の選手として育成されてきた[15]。そのため、若い頃は4-2-3-14-4-2(ダイヤ型)など、様々なシステムのトップ下として定着していた[15]

攻撃的MF、セントラルMFの他、ブライトンでは4-4-2リヴァプールでは4-3-3守備的MFの一角でプレーしたこともある。また、アルゼンチン代表としてはインサイドハーフ左サイドMFとしてプレーし、優勝に貢献したことなど、ユーティリティ性も高いとされている[16]

個人成績 編集

代表 編集

出場大会
2021年 - 東京オリンピック(グループステージ敗退)
2022年 - 2022 FIFAワールドカップ優勝
試合数
2024年3月26日現在
  • 国際Aマッチ 25試合 2得点(2019年 - )


アルゼンチン代表国際Aマッチ
出場得点
2019 2 0
2022 12 1
2023 9 0
2024 2 1
通算 25 2
得点
# 開催日 開催地 対戦国 スコア 結果 大会
1 2022年11月30日   ドーハスタジアム974   ポーランド 1-0 2-0 2022 FIFAワールドカップ
2 2024年3月26日   ロサンゼルスロサンゼルス・メモリアル・コロシアム   コスタリカ 2-1 3-1 親善試合

タイトル 編集

クラブ 編集

ボカ・ジュニアーズ
リヴァプール

代表 編集

アルゼンチン代表

脚注 編集

  1. ^ a b “アレクシス・マック・アリスター”. ゲキサカ. https://web.gekisaka.jp/player/?53596-53596-eup 2023年11月30日閲覧。 
  2. ^ a b “Alexis Mac Allister”. Transfermarkt. https://www.transfermarkt.jp/alexis-mac-allister/profil/spieler/534033 2023年11月23日閲覧。 
  3. ^ ブライトン、20歳のアルゼンチン人MFアリスター獲得…移籍金は約10億円に”. サッカーキング (2019年1月26日). 2020年2月2日閲覧。
  4. ^ Brighton 4-0 Portsmouth: Alexis Mac Allister, Bernardo net first goals for free-scoring Seagulls”. SKY SPORTS (2020年9月17日). 2023年7月9日閲覧。
  5. ^ MAC ATTACK Crystal Palace 1 Brighton 1: Late Mac Allister strike steals point for Seagulls after Zaha penalty in grudge match”. THE USSUN (2020年10月18日). 2023年7月9日閲覧。
  6. ^ 三笘同僚のブライトンMFマクアリスターが2025年まで契約延長”. GOAL (2022年10月25日). 2023年7月9日閲覧。
  7. ^ 選ばれたのは三笘薫!ブライトンが史上初EL出場を決めた5つの理由”. FOOTBALL TRIBE. 2023年7月9日閲覧。
  8. ^ Liverpool complete signing of Alexis Mac Allister”. リヴァプールFC (2023年6月8日). 2023年6月8日閲覧。
  9. ^ サッカー=遠藤が同点弾、リバプール逆転で点の取り合い制す”. ロイター (2023年12月4日). 2023年12月7日閲覧。
  10. ^ メッシ不在のアルゼンチン代表が4-0でメキシコ代表を粉砕。インテルFWがハットトリックの活躍!”. フットボールチャンネル (2019年9月11日). 2020年2月2日閲覧。
  11. ^ アルゼンチン攻撃陣が爆発! メッシがPK失敗も首位で決勝Tへ…ポーランドは得失点差で2位通過”. Soccerking. 2022年12月1日閲覧。
  12. ^ ブライトンでプレーする“サラブレッド”。マック・アリスターがたどった道”. footballista (2020年8月4日). 2022年12月5日閲覧。
  13. ^ Feargal Brennan (2022年12月19日). “Who is Alexis Mac Allister? Argentina midfielder with Irish roots starring in World Cup final”. スポーティングニュース. 2023年7月15日閲覧。
  14. ^ Sid Lowe (2022年12月12日). “The Mac Allister family: friends with Maradona to a World Cup with Messi”. ガーディアン. 2023年7月15日閲覧。
  15. ^ a b Player Analysis: Alexis Mac Allister”. Breaking The Lines (2021年4月7日). 2023年11月9日閲覧。
  16. ^ アレクシス・マクアリスターのプレースタイル/プロフィール解説|リバプール選手名鑑”. リバプールFCラボ (2023年6月8日). 2023年11月23日閲覧。

外部リンク 編集