アンリ・デジレ・ゴーキェ
アンリ・デジレ・ゴーキェ（Henri Désiré Gauquié、1858年10月22日 - 1927年8月19日）はフランスの彫刻家である。
| アンリ・デジレ・ゴーキェ Henri Désiré Gauquié | |
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| 誕生日 | 1858年10月22日 |
| 出生地 | フランス、フレール＝レ＝リール(Flers-lez-Lille) |
| 死没年 | 1927年8月19日 |
| 死没地 | フランス、モンフォール＝ラモーリー |
略歴 編集
ノール県のフレール＝レ＝リール(Flers-lez-Lille)で生まれた。ノール県のヴァランシエンヌの美術学校(École supérieure d'art et de design de Valenciennes)でルネ・ファッシュ(René Fache: 1816-1891)に学んだ。ノール県の奨学金を得て、パリで修行を続け、パリ国立高等美術学校でピエール＝ジュール・カヴァリエに学んだ。
1886年にコンクールで3等のメダルを受賞し、フラン教育省から旅行奨学金を得て、作品はロット＝エ＝ガロンヌ県のアジャン美術館に買い上げられた。1年間、イタリアやベルギーで修行し、帰国した。1890年のパリのサロンで2等のメダルを受賞した。この時の作品はヴァランシエンヌのドデンヌ公園(parc de la Dodenne)に設置された（この青銅像は第一次世界大戦中にノール県の大部分がドイツに占領された時期に、占領地域の他の多くの銅像とともに、ドイツ軍に接収され溶かされてしまった[1]）。1895年のサロンで、現在、ウジェーヌ・ルロワ美術館(MUba Eugène Leroy)に収蔵されている大理石像で1等のメダルを受賞した[2]。
1901年にレジオンドヌール勲章（シュヴァリエ）を受勲した[3]。
いくつかの公共施設の装飾彫刻や、モニュメントをコンペで選ばれて制作した。1927年にイヴリーヌ県のモンフォール＝ラモーリーで没した[4]。
作品 編集
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パリ、アレクサンドル3世橋の街灯の装飾 -
リュクサンブール公園のアントワーヌ・ヴァトーのモニュメント -
ヴァランシエンヌのブレンヌス像(ドイツ占領下に撤去) -
スミュール＝アン＝ノーソワの兵士の記念碑(1908)
脚注 編集
- ^ フランス語版の記事、「第一次世界大戦中のドイツによる北東フランスの占領」を参照
- ^ Dictionnaire biographique illustré du Nord, 1900, pp. 493-495.
- ^ "Gauquié, Henri Désiré " , base Léonore, ministère français de la Culture
- ^ Archives des Yvelines, commune de Montfort-l'Amaury, acte de décès 28, année 1927 (vue 9/203)
参考文献 編集
- Guillaume Peigné, Dictionnaire des sculpteurs néo-baroques français (1870-1914), Paris, CTHS, coll. « Format no 71 », 2012, 559 p. (ISBN 978-2-7355-0780-1, OCLC 828238758, notice BnF no FRBNF43504839), p. 257-262.