エキセドリン: Excedrin)は、市販解熱鎮痛剤の商品名。ブリストル・マイヤーズ スクイブにより製造販売されていたが、2005年ノバルティスに事業譲渡された。日本では2007年ライオンがブリストル・マイヤーズ スクイブより商標権を取得し、中国を除くアジアオセアニア地域で販売する[1]

エキセドリンの錠剤

日本国内での製品ラインナップ 編集

全製品眠くなる成分(鎮静成分)が含まれていない。また、15歳未満の小児の服用は禁忌である(ライ症候群の原因となると考えられているアセチルサリチル酸が含まれているため)。

また、「バファリン」シリーズ同様に有効成分が異なる製品が複数存在するため、添付文書には、有効成分が異なる製品があることと、相談の際は配合されている有効成分名を伝えるように指示されていることが明記されている(2016年1月の仕様変更で「エキセドリンA錠」と「エキセドリンカプセル」の添付文書にも同様の内容が明記されるようになった)。

なお、カプセルタイプの「エキセドリンカプセル」は「エキセドリンA錠」への統合のため2019年3月に、ロキソプロフェンナトリウム水和物製剤(日本薬局方 ロキソプロフェンナトリウム錠)の「エキセドリンLOX」は同様の製剤である「バファリンEX」へ統合のため2020年2月に順次製造終了となった。

脚注 編集

関連項目 編集

  • バファリン - エキセドリンと同時期に、ブリストル・マイヤーズ スクイブとライオンとの合弁会社であるブリストルマイヤーズ・ライオンからライオンに商標権が譲渡された解熱鎮痛剤。
  • ステラ・ニッケル - 1986年エキセドリン殺人事件の犯人

外部リンク 編集