エル・ディアブロ (DCコミックス)

エル・ディアブロは、DCコミックスの作品に登場するキャラクター。

概要 編集

複数人存在し、その正体によってヒーローやヴィランなどの立場が異なる。共通する点として、悪魔[1]と関わりがあり、炎を操るという点。

初代エル・ディアブロ 編集

エル・ディアブロ
出版の情報
出版者DCコミックス
初登場All-Star Western #2[2](1970年10月)
作中の情報
本名ラザラス・レーン
種族地球人
能力炎と鞭を操る
馬に乗って移動

本名はラザラス・レーン[2]。アウトローたちによって、瀕死の重傷を負っていたが、先住民に助けられる[3]

その後、復活した彼は、黒い帽子に黒いローブといった全身を黒ずくめにし、鞭と炎を武器に、アウトローたちと戦うこととなる。

交友関係(初代) 編集

ジョナ・ヘックス
同時代(西部開拓時代)のヒーローで、たびたび競演している。

二代目エル・ディアブロ 編集

エル・ディアブロ
出版の情報
出版者DCコミックス
初登場All-El Diablo vol. 2 #1[4](1989年8月)
作中の情報
本名ラファエル・サンドヴォル
種族地球人
能力炎を操る

本名は、ラファエル・サンドヴォル[4]。元ボクサーの市議会議員だったが、街を護るため戦うこととなる。

当初はスーパーパワーは存在しなかったが、その後、炎を操る戦士となる[3]

交友関係(二代目) 編集

バットマン
同様にスーパーパワーを持たないヒーローのため、ジャスティス・リーグタイトルなどで何度か共闘が描かれている。

三代目エル・ディアブロ 編集

エル・ディアブロ
出版の情報
出版者DCコミックス
初登場All-El Diablo vol. 3 #1[5](2008年9月)
作中の情報
本名チャト・サンタナ
種族地球人
能力炎を操る

本名は、チャト・サンタナ[5]。元はロス・レイズ・ロコというロサンゼルスギャングのリーダーだったが、抗争中に死亡。死後、ラザラス・レーンによって蘇る[3]。その後、炎を操る戦士となり、エル・ディアブロを名乗るようになる。

初代・二代目と違い、ヴィランとしての側面が強いキャラクター。

三代目エル・ディアブロの映像作品 編集

映画『スーサイド・スクワッド
演 - ジェイ・ヘルナンデス、日本語吹替 - 佐藤せつじ

脚注 編集

  1. ^ ディアブロは、スペイン語で「悪魔」を表す。
  2. ^ a b All-Star Western #2
  3. ^ a b c 二代目のラファエル・サンドヴォルや三代目のチャト・サンタナの蘇生のとき、初代のラザラス・レーンが昏睡状態の中、先住民に助けられたときに近い演出がされている。
  4. ^ a b El Diablo vol. 2 #1
  5. ^ a b El Diablo vol. 3 #1

関連項目 編集