オーティス・ニクソン

オーティス・ニクソン
*Otis Nixon*
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ノースカロライナ州コロンバス郡エバーグリーン（英語版）
生年月日	1959年1月9日（65歳）
身長; 体重	6' 2" ＝約188 cm; 180 lb ＝約81.6 kg
選手情報
投球・打席	右投両打
ポジション	外野手
プロ入り	1979年 6月MLB二次ドラフト1巡目
初出場	1983年9月9日
最終出場	1999年10月3日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	コロンバス高等学校; ルイスバーグ大学（英語版）; ニューヨーク・ヤンキース (1983); クリーブランド・インディアンス (1984 - 1987); モントリオール・エクスポズ (1988 - 1990); アトランタ・ブレーブス (1991 - 1993); ボストン・レッドソックス (1994); テキサス・レンジャーズ (1995); トロント・ブルージェイズ (1996 - 1997); ロサンゼルス・ドジャース (1997); ミネソタ・ツインズ (1998); アトランタ・ブレーブス (1999);
	この表について

弟のドーネル・ニクソン（英語版）もメジャーリーガーである。

経歴編集

1978年6月のMLBドラフト21巡目（全体530位）でシンシナティ・レッズから指名されたが、この時は入団せず。

1979年1月のMLB二次ドラフト1巡目（全体4位）ではカリフォルニア・エンゼルスから指名されたが、この時も入団せず。

1979年6月のMLB二次ドラフト1巡目（全体3位）でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロ入り。1983年9月9日にメジャーデビュー^[1]。当初は打撃が弱点でレギュラーに定着できずにいたが、モントリオール・エクスポズへ移籍した1988年に46盗塁（ナショナルリーグ4位）を記録した。

アトランタ・ブレーブスへ移籍した1991年には、ドラッグ問題での出場停止でタイトルこそ逸すも、リードオフマンを任されて打率.297、72盗塁（リーグ2位）を記録してワールドシリーズ進出へ貢献した^[2]。

30代後半になっても俊足は衰えず、1995年から3年連続50盗塁以上を記録しており、実働17年間で620盗塁を決めている^[3]。

再びブレーブスでプレーの1999年を最後に引退した。

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
1983	NYY	13	15	14	2	2	0	0	0	2	0	2	0	0	0	1	0	0	5	0	.143	.200	.143	.343
1984	CLE	49	103	91	16	14	0	0	0	14	1	12	6	3	1	8	0	0	11	2	.154	.220	.154	.374
1985		104	174	162	34	38	4	0	3	51	9	20	11	4	0	8	0	0	27	2	.235	.271	.315	.585
1986		105	110	95	33	25	4	1	0	31	8	23	6	2	0	13	0	0	12	1	.263	.352	.326	.678
1987		19	20	17	2	1	0	0	0	1	1	2	3	0	0	3	0	0	4	0	.059	.200	.059	.259
1988	MON	90	305	271	47	66	8	2	0	78	15	46	13	4	2	28	0	0	42	0	.244	.312	.288	.600
1989		126	293	258	41	56	7	2	0	67	21	37	12	2	0	33	1	0	36	4	.217	.306	.260	.566
1990		119	263	231	46	58	6	2	1	71	20	50	13	3	1	28	0	0	33	2	.251	.331	.307	.638
1991	ATL	124	460	401	81	119	10	1	0	131	26	72	21	7	3	47	3	2	40	5	.297	.371	.327	.698
1992		120	502	456	79	134	14	2	2	158	22	41	18	5	2	39	0	0	54	4	.294	.348	.346	.695
1993		134	532	461	77	124	12	3	1	145	24	47	13	5	5	61	2	0	63	10	.269	.351	.315	.666
1994	BOS	103	461	398	60	109	15	1	0	126	25	42	10	6	2	55	1	0	65	0	.274	.360	.317	.677
1995	TEX	139	656	589	87	174	21	2	0	199	45	50	21	6	3	58	1	0	85	6	.295	.357	.338	.695
1996	TOR	125	575	496	87	142	15	1	1	162	29	54	13	7	0	71	1	1	68	9	.286	.377	.327	.703
1997	TOR	103	464	401	54	105	12	1	1	122	26	47	10	6	5	52	0	0	54	10	.262	.343	.304	.647
1997	LAD	42	191	175	30	48	6	2	1	61	18	12	2	2	1	13	0	0	24	2	.274	.323	.349	.671
'97計	LAD	145	655	576	84	153	18	3	2	183	44	59	12	8	6	65	0	0	78	12	.266	.337	.318	.655
1998	MIN	110	500	448	71	133	6	6	1	154	20	37	7	4	2	44	0	2	56	14	.297	.361	.344	.705
1999	ATL	84	176	151	31	31	2	1	0	35	8	26	7	1	1	23	1	0	15	1	.205	.309	.232	.540
MLB:17年		1709	5800	5115	878	1379	142	27	11	1608	318	620	186	67	28	585	10	5	694	72	.270	.343	.314	.658

^ “Baltimore Orioles at New York Yankees Box Score, September 9, 1983” (英語). Baseball-Reference.com. 2019年3月12日閲覧。
^ 「オーティス・ニクソン」『パンチョ伊東のMLB名鑑1999』ベースボール・マガジン社 26頁
^ 出野哲也『改訂新版メジャー・リーグ人名事典』言視舎、2013年、64-65頁頁。ISBN 978-4-905369-67-7。