クリストファー・ブランドン・ブーチェックChristopher Brandon Bootcheck, 1978年10月24日 - )は、アメリカ合衆国インディアナ州出身のプロ野球選手投手)。

クリス・ブーチェック
Chris Bootcheck
横浜ベイスターズ時代
(2010年5月5日、横浜スタジアム)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 インディアナ州ラポート郡
生年月日 (1978-10-24) 1978年10月24日(45歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2000年 MLBドラフト1巡目
初出場 MLB / 2003年9月9日
NPB / 2010年5月5日
KBO / 2011年7月15日
最終出場 NPB / 2010年7月16日
KBO / 2011年10月5日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴 編集

プロ入り前 編集

大学時代はサウスイースタン・カンファレンスオーバーン大学でプレー。また母校であるラポート高校のコーチを2年間務めた。

プロ入りからエンゼルス時代まで 編集

 
ロサンゼルス・エンゼルス時代
(2005年4月11日)

2000年のMLBドラフト1巡目でアナハイム・エンゼルスに指名されて契約を結んだ。

2003年9月9日の対オークランド・アスレチックス戦(ネットワークアソシエイツ・コロシアム)でメジャーデビュー。

2006年5月2日の対アスレチックス戦で乱闘騒ぎが起こりブーチェックもブルペンから参入するがこの際にハムストリングに重傷を負ってしまいシーズンを棒に振った。

パイレーツ時代 編集

2008年にエンゼルスをフリーエージェントとなりピッツバーグ・パイレーツに移籍した。

2009年防御率は11.05と過去最悪の数字となり、そのオフに再びフリーエージェントとなった。

横浜時代 編集

2009年12月17日、横浜ベイスターズへの入団が決まった。

抑えの役割を期待されての加入だったが、調子の浮き沈みが激しく、結局抑えの座は山口俊に譲った。開幕からは主にリリーフを務めたものの、打ち込まれる場面が多かったため、二軍に降格。その後二軍で先発に転向し、再昇格した6月27日の対読売ジャイアンツ戦で来日初先発初勝利を挙げたが、2度目の先発で打ち込まれ再度二軍降格。その後は二度と一軍に呼ばれることなく、11月16日に戦力外となり退団した。

レイズ傘下時代 編集

2011年2月13日、タンパベイ・レイズとマイナー契約を結んだ[1]

韓国球界時代 編集

2011年7月9日、不振により退団したブライアン・コーリーの代役として、韓国プロ野球のロッテ・ジャイアンツと契約した。ロッテでは4勝をあげたが、首脳陣の信頼を得るには至らず同年限りで退団した。

タイガース傘下時代 編集

2011年12月13日、デトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ。

ヤンキース時代 編集

2013年3月5日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結ぶが、メジャーでは1試合の登板にとどまり、6月18日にDFAとなる。

フィリーズ傘下時代 編集

2013年12月18日、フィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだ[2]

プレースタイル・人物 編集

最速150km/h超のストレートが武器だが、コントロールが非常に悪い。変化球は、スライダーカットボールチェンジアップなど。

日本マスコミの報道では当初、姓を「ブートチェック」と表記していた。

詳細情報 編集

年度別投手成績 編集





















































W
H
I
P
2003 ANA
LAA
4 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 53 10.1 13 5 6 0 0 7 0 0 13 11 9.58 1.84
2005 5 2 0 0 0 0 1 1 0 .000 79 18.2 7 1 4 1 0 8 1 0 7 7 3.38 0.59
2006 7 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 54 10.1 12 3 9 0 0 7 1 0 12 12 10.45 2.03
2007 51 0 0 0 0 3 3 0 4 .500 331 77.1 43 7 24 3 5 56 6 1 43 41 4.77 1.36
2008 10 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 90 16.0 18 2 12 0 0 14 2 0 18 18 10.13 1.88
2009 PIT 13 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 70 14.2 18 1 9 0 1 13 0 0 18 18 11.05 1.84
2010 横浜 15 2 0 0 0 1 0 0 1 1.000 122 25.1 38 5 7 0 1 25 0 0 16 13 4.62 1.78
2011 ロッテ(KBO) 11 11 0 0 0 4 2 0 0 .667 227 53.1 55 8 21 0 1 39 0 0 32 30 5.06 1.43
2013 NYY 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 7 1.0 2 0 2 0 0 1 0 0 1 1 9.00 4.00
MLB:7年 91 3 0 0 0 3 7 1 6 .300 684 148.1 113 19 66 4 6 106 10 1 112 108 6.55 1.66
NPB:1年 15 2 0 0 0 1 0 0 1 1.000 122 25.1 38 5 7 0 1 25 0 0 16 13 4.62 1.78
KBO:1年 11 11 0 0 0 4 2 0 0 .667 227 53.1 55 8 21 0 1 39 0 0 32 30 5.06 1.43
  • ANA(アナハイム・エンゼルス)は、2005年にLAA(ロサンゼルス・エンゼルス)に球団名を変更

記録 編集

NPB
  • 初登板:2010年5月3日、対広島東洋カープ7回戦(横浜スタジアム)、9回表に3番手で救援登板・完了、1回1失点
  • 初奪三振:同上、9回表に赤松真人から見逃し三振
  • 初ホールド:2010年5月5日、対広島東洋カープ9回戦(横浜スタジアム)、9回表に3番手で救援登板、1回無失点
  • 初先発・初勝利:2010年6月27日、対読売ジャイアンツ10回戦(東京ドーム)、6回1/3を2失点

背番号 編集

  • 51 (2003年)
  • 49 (2005年 - 2008年)
  • 52 (2009年 - 同年途中)
  • 34 (2009年途中 - 同年終了、2013年)
  • 27 (2010年)
  • 97 (2011年)

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集