クレーン・ユウ1962年10月31日 - )は、日本の女子プロレスラー。本名:本庄 ゆかり(ほんじょう ゆかり)。

クレーン・ユウ
プロフィール
リングネーム クレーン・ユウ
マスクド・ユウ
ダイナマイト・ジャック
本名 本庄 ゆかり
身長 173cm
体重 100kg(全盛期)
誕生日 (1962-10-31) 1962年10月31日(61歳)
出身地 東京都北区
デビュー 1980年
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来歴 編集

1980年全日本女子プロレスでデビュー。

1984年、「マスクド・ユウ」として所属していた「デビル軍団」を脱退し、ダンプ松本と大ヒール軍団『極悪同盟』を結成する。ヒールとして活躍[1]

1985年2月25日、ダンプ松本をパートナーとした100kgタッグチームとして、クラッシュギャルズを破り第78代WWWA世界タッグ王座を獲得。

1985年4月26日鹿島町立体育館で行われた「第1回ジャパングランプリ公式戦」においての同門対決・ダンプ松本戦で、壮絶な大流血試合となる。この試合を最後に本名の「本庄ゆかり」名義で正統派レフェリーに転向する。しかし極悪同盟の面々にはよく思われておらず、最初の頃は試合中によく襲撃を受けていた。特にダンプ松本には首にチェーンを巻き付けられて投げ飛ばされたり、ラリアットを見舞われるなどの仕打ちもあった。

その後、獄門党のマスクウーマン「ダイナマイト・ジャック」としてリングへ復帰するも、1989年4月22日大阪府立臨海スポーツセンターにおいて本庄ユカリとしてライオネス飛鳥を相手に引退試合を行い現役を引退。

1998年8月14日川崎市体育館で行われたダンプ松本・大森ゆかりジャンボ堀が発起人の「メモリアル・オールスター戦~あの時、君は強かった!!」に参加。

2003年5月11日横浜アリーナで行われた『全日本女子プロレス創立35周年記念大会 The Future』において、 『松永俊国メモリアルマッチ 極悪同盟復活』として「ダンプ松本&クレーン・ユウvs立野記代&小倉由美」戦を行い、極悪同盟:ダンプ松本&クレーンユウのタッグが一日限りの復活。 

2005年1月17日、後楽園ホールで行われた全日本女子プロレス「ダンプ松本&ZAP・T&サソリvsジャガー横田&立野記代&井上貴子(レフェリー:阿部四郎)」戦には、極悪同盟としてコンドル斉藤ドリル仲前らとセコンドとして参加。

2005年8月、後楽園ホールで行われたLLPWの「立野記代25周年記念バトルロイヤル」にOGとして参加。

2007年2月12日両国国技館で行われたLLPWの「女子プロレス最強決定トーナメント」の「ダンプ松本vs神取忍」戦でセコンドとして参加。

2012年1月8日には東京ドームシティホールで行われた極悪同盟の後輩であるブル中野引退興行「女帝」にレフェリーとして参加。

2014年3月22日大田区総合体育館長与千種プロデュース興行「That's 女子プロレス」にブル中野と影かほるZAP・Tと極悪同盟のセコンドで参加。

2015年10月4日、プロレス団体COMBOの第一試合でプロレス復帰した。

2016年7月9日には、東京・新木場1stRINGで行われたダンプ松本&堀田祐美子主催興行「極悪×暴走」スペシャルエキシビションマッチに『極悪同盟』としてダンプと久々にタッグを組み、かつての全女仲間で仲良しでもあったジャンボ堀&大森ゆかりとOG対決した。

得意技 編集

テレビ出演 編集

その他 編集

  • テレビのバラエティー番組の企画(夫が恐妻に逆襲するという物)に応募していた一般男性の「妻」がユウで、元レスラーとして紹介された。「引退後はお見合い結婚して子沢山家族」と紹介されたが、その後2014年フジテレビで放映された番組『ザ・ノンフィクション』内に出演し、3人の子供を連れて離婚したという。2023年現在は孫もおり、ジャンボ堀と同様におばあちゃんレスラーの一人でもある。
  • リングを降りればダンプと同様、物腰も低く優しい性格であったために、1984年1985年の全盛期にはファンに声をかけられると悪役だったにもかかわらずつい手を振って応対するなどしてしまう為、ダンプから「(悪役は)そんな事をしちゃ駄目!」と注意をされていたという。ダンプ松本は後に「本当はいい人なんて、絶対に思われたくなかった。だからファンサービスなんか、いっさいなし。クレーンはそれをやりたがったんで、(極悪同盟を)辞めてもらったくらいです」と明かした[2]
  • 2021年10月現在は、知人の縁で知り合ったインディーズプロレス団体「COMBO」で年4回の興行に参戦していることをブル中野のYoutubeチャンネルにて報告した[3]

脚注 編集

  1. ^ その間にクラッシュギャルズとの抗争中、覆面を剥がされ、その後「クレーン・ユウ」に改名し素顔でファイトする。
  2. ^ ダンプ松本「日本で一番殺したい人間」とまで言われても、“悪役”を背負い続ける理由(5/9ページ) 週刊女性2020年9月29日・10月6日号 (2020年10月3日閲覧)
  3. ^ (日本語) ③【立場逆転】私がトップになって嫌でしたよね 〜禁断の質問〜, https://www.youtube.com/watch?v=T1nDzSTnYqM 2021年12月23日閲覧。