ゴールデンレーサー賞(ゴールデンレーサーしょう)は、競艇(ボートレース)において、過去に顕著な成績を収めた競艇選手に与えられる表彰の一つ。

概要 編集

「ゴールデンレーサー賞」の表彰は、下記の基準を満たす選手に対して行われる[1][2]

ただ、基準となるメダル授与が行われるようになったのが、SGは2014年度、G1は2015年度からのため、事実上はそれ以降にSG/G1競走で活躍した選手が対象となっている。

受賞の記念としては、BOATRACE振興会より「ラペルピン」及び「盾」が贈呈される[3]

創設当初はレースでの選考順位等に影響を持たず、名誉としての意味合いが強いものだったが、2023年度からは年1~2回程度の頻度で、ゴールデンレーサーのみで争われるドリーム戦が行われ、副賞として1着の選手には金40グラムが贈呈されることになり[4]、実利的なメリットが生じている。一方でそれに合わせ、SG競走の優勝戦でスタート事故を起こした場合などに称号を停止する制度も導入された[5]

選手一覧 編集

本賞の表彰を受け「ゴールデンレーサー」の称号を得ている選手は以下の通り。(カッコ内は基準達成日)

脚注 編集

  1. ^ a b 登録第4238号 毒島 誠選手が「ゴールデンレーサー賞」を受賞!! - ボートレース公式サイト・2020年10月26日
  2. ^ ゴールデンレーサー認定要領の改定について|お知らせ・プレスリリース|BOAT RACE振興会”. 2023年4月1日閲覧。
  3. ^ a b 2名のゴールデンレーサーに対して「ゴールデンレーサー賞」認定証授与式を開催! - ボートレース公式サイト・2021年12月13日
  4. ^ 【ボートレース】ゴールデンレーサードリーム戦創設! 1着選手に金40グラムの副賞。2~6着選手は金20グラム。合わせて金140グラム! - スポーツ報知・2023年3月26日
  5. ^ 【ボートレース】SG優勝戦フライングでゴールデンレーサーの名称使用を停止に - スポーツ報知・2023年3月26日
  6. ^ 「ゴールデンレーサー賞」第1号は登録第3897号 白井英治選手!! - ボートレース公式サイト・2019年3月21日
  7. ^ 登録第4320号 峰竜太選手が「ゴールデンレーサー賞」を受賞!!~登録第3897号 白井英治選手に続き2人目~ - ボートレース公式サイト・2019年5月26日
  8. ^ 登録第3960号 菊地孝平選手が「ゴールデンレーサー賞」を受賞!! ~登録第3897号 白井英治選手、登録第4320号峰竜太選手に続き3人目~ - ボートレース公式サイト・2019年9月2日
  9. ^ 登録第4024号 井口佳典選手が4人目の「ゴールデンレーサー賞」を受賞!! - ボートレース公式サイト・2019年9月30日
  10. ^ 【平和島】桐生 5人目のゴールデンレーサー賞に「光栄に思う」 - スポーツニッポン・2019年11月29日
  11. ^ 登録第3783号 瓜生正義選手が「ゴールデンレーサー賞」を受賞!! - ボートレース公式サイト・2020年3月31日
  12. ^ 登録第4337号 平本 真之選手がゴールデンレーサーに! - ボートレース公式サイト・2021年8月30日
  13. ^ 登録第4418号 茅原悠紀選手がゴールデンレーサーに! - ボートレース公式サイト・2021年10月14日
  14. ^ 石野貴之が史上10人目のゴールデンレーサー賞獲得/住之江 - 日刊スポーツ・2022年6月10日
  15. ^ 馬場貴也選手が第37回SGグランプリ競走にて「ゴールデンレーサー賞」を受賞! - ボートレース公式サイト・2022年12月19日
  16. ^ 篠崎元志選手がSG第58回ボートレースクラシックにて 「ゴールデンレーサー賞」を受賞! - ボートレース公式サイト・2023年3月22日