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サトノワルキューレ

日本の競走馬

サトノワルキューレ（Satono Walkure[1]）は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2018年のフローラステークス(GII)。

サトノワルキューレ
ゆきやなぎ賞ゴール前
（2018年3月10日）
欧字表記 Satono Walkure[1]
品種 サラブレッド
性別 牝
毛色 鹿毛
生誕 2015年2月2日（9歳）
抹消日 2020年11月26日
父 ディープインパクト
母 ヒアトゥウィン
母の父 Roi Normand
生国 日本の旗 日本（北海道日高町）
生産者 下河辺牧場
馬主 サトミホースカンパニー
調教師 角居勝彦（栗東）
→中竹和也（栗東）[2]
→角居勝彦（栗東）
競走成績
生涯成績 17戦3勝
獲得賞金 7299万9000円
勝ち鞍
GII フローラステークス 2018年
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戦績 編集

デビュー前 編集

2015年2月2日、北海道日高町の下河辺牧場で誕生[1]。

2歳（2017年） 編集

栗東・角居勝彦厩舎に入厩。11月18日の新馬戦(芝1800m)でデビューし、接戦を制して新馬勝ちを飾る[3]。

3歳（2018年） 編集

新馬勝ち後は目標を優駿牝馬(GI)に定め、2400mの500万下を2戦経験する[4]。梅花賞では直線の不利が影響して3着に敗れたが、ゆきやなぎ賞は最後方追走から向正面で徐々に進出し、直線で差し切って勝利を収めた[5]。

重賞初挑戦となったフローラステークス(GII)では、先行したパイオニアバイオ、ノームコアがそれぞれ2着、3着に残る中、最後方から一頭だけ違う脚で追い込み、ゴール前で差し切って1番人気に応えた[6]。勝ち時計1分59秒5は2016年のチェッキーノを0秒2上回るレースレコードだった[4]。本番の優駿牝馬(GI)ではアーモンドアイ、ラッキーライラックに次ぐ3番人気に支持されたが、直線で伸びを欠いて6着に敗れた[7]。

角居勝彦調教師の調教停止処分に伴い、中竹和也厩舎へ転厩初戦のローズステークスでは春のクラシック上位組が出走しなかったことから1番人気に推されたが、展開も向かず6着に終わった。10月2日、疲労回復の遅れから秋華賞を回避することが決まった[8]。

4歳（2019年） - 5歳（2020年） 編集

古馬になってからは不本意な成績が続き、2020年11月21日のアンドロメダステークス11着が現役最後のレースとなった。その後、11月26日付で競走馬登録抹消。北海道沙流郡日高町の下河辺牧場で繁殖牝馬となる[9]。

競走成績 編集

以下の内容は、netkeiba.comの情報[10]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 格 距離（馬場） 頭
数		 枠
番		 馬
番		 オッズ
（人気）		 着順 タイム
（上がり3F）		 着差 騎手 斤量
[kg]		 1着馬（2着馬） 馬体重
[kg]
2017.11.18 京都 2歳新馬 芝1800m（重） 13 6 8 001.80（1人） 01着 R1:52.1（35.3） -0.0 0M.デムーロ 54 （メイショウゴウリキ） 462
2018.01.27 京都 梅花賞 500万下 芝2400m（良） 9 5 5 003.30（2人） 03着 R2:29.3（35.0） -0.4 0M.デムーロ 54 メイショウテッコン 456
0000.03.10 阪神 ゆきやなぎ賞 500万下 芝2400m（良） 10 4 4 004.50（4人） 01着 R2.27.0（34.1） -0.1 0M.デムーロ 54 （エタリオウ） 450
0000.04.22 東京 フローラS GII 芝2000m（良） 16 2 4 002.70（1人） 01着 R1:59.5（33.4） -0.0 0M.デムーロ 54 （パイオニアバイオ） 446
0000.05.20 東京 優駿牝馬 GI 芝2400m（良） 17 4 8 005.50（3人） 06着 R2:25.1（34.3） -1.3 0M.デムーロ 55 アーモンドアイ 452
0000.09.16 阪神 ローズS GII 芝1800m（良） 15 5 8 003.00（1人） 06着 R1:46.2（33.1） -0.5 0M.デムーロ 54 カンタービレ 452
2019.03.10 中京 金鯱賞 GII 芝2000m（稍） 13 3 3 066.9（11人） 11着 R2:01.7（35.3） -1.6 0四位洋文 54 ダノンプレミアム 466
0000.04.06 阪神 阪神牝馬S GII 芝1600m（良） 14 3 3 048.7（11人） 09着 R1:33.9（32.8） -0.3 0浜中俊 55 ミッキーチャーム 464
0000.05.12 東京 ヴィクトリアマイル GI 芝1600m（良） 18 7 13 075.5（14人） 13着 R1:31.7（33.7） -1.2 0内田博幸 55 ノームコア 454
0000.09.01 新潟 新潟記念 GIII 芝2000m（良） 18 7 14 033.9（12人） 08着 R1:58.3（34.4） -0.8 0大野拓弥 54 ユーキャンスマイル 468
0000.10.21 東京 オクトーバーS L 芝2000m（良） 13 4 4 010.30（6人） 07着 R1:59.8（33.5） -0.6 0大野拓弥 55 ダイワキャグニー 460
2020.02.01 東京 白富士S L 芝2000m（良） 14 5 7 055.8（12人） 06着 R1:59.5（34.7） -0.4 0石川裕紀人 55 インビジブルレイズ 462
0000.03.08 阪神 大阪城S L 芝1800m（稍） 16 8 15 018.40（7人） 13着 R1:48.4（36.5） -1.5 0幸英明 54 レッドガラン 468
0000.06.14 阪神 マーメイドS GIII 芝2000m（稍） 16 1 2 029.1（12人） 10着 R2:02.1（36.6） -1.0 0幸英明 54 サマーセント 476
0000.08.02 新潟 関越S OP 芝1800m（良） 14 4 6 017.90（6人） 10着 R1:46.9（33.7） -1.6 0戸崎圭太 55 ザダル 476
0000.10.24 新潟 新潟牝馬S OP 芝2200m（重） 13 7 11 031.5（10人） 11着 R2:17.7（37.5） -2.4 0西村淳也 55 ウラヌスチャーム 474
0000.11.21 阪神 アンドロメダS L 芝2000m（良） 15 6 10 192.1（15人） 11着 R1:59.8（35.4） -1.0 0西村淳也 53 アドマイヤビルゴ 474

繁殖成績 編集

馬名 生年 性 毛色 父 馬主 厩舎 戦績
初仔 サトノワルキューレの2023 2023年 牡 鹿毛 ロードカナロア （デビュー前）
  • 2024年12日現在

血統表 編集

サトノワルキューレの血統 （血統表の出典）[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系
 [§ 2]
父

ディープインパクト
2002 鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛 		Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ウインドインハーヘア
1991 鹿毛 		Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
母

*ヒアトゥウィン
Here to Win
2006 青鹿毛 		Roi Normand
2001 黒鹿毛 		Exclusive Native Raise a Native
Exclusive
Luth de Saron Luthier
Rose de Saron
母の母
Ascot Belle
1999 栗毛 		Falcon Jet Ghadeer
Victress
Indian Blossom Fred Astaire
Floral Blossom
母系(F-No.) 20号族(FN:20) [§ 3]
5代内の近親交配 Lyphard4×5＝9.38％、 [§ 4]
出典
  1. ^ サトノワルキューレ 5代血統表2018年5月5日閲覧
  2. ^ サトノワルキューレ 5代血統表2018年5月5日閲覧
  3. ^ サトノワルキューレ 5代血統表2018年5月5日閲覧
  4. ^ サトノワルキューレ 5代血統表2018年5月5日閲覧

出典 編集

  1. ^ a b c サトノワルキューレ｜JBISサーチ（JBIS-Search）
  2. ^ 角居 勝彦調教師（栗東）の調教停止に伴う管理馬の転厩について - 日本中央競馬会 2018年7月6日
  3. ^ 【2歳新馬】京都5R 好センスのサトノワルキューレが接戦制す. sanspo.com(2017年11月18日付). 2018年5月5日閲覧
  4. ^ a b 【フローラS】サトノワルキューレ、豪快に差し切って重賞初制覇！オークスへ名乗り！. スポーツ報知(2018年4月22日付). 2018年5月5日閲覧
  5. ^ 【次回注目馬】オークス目指すサトノワルキューレ　牡馬相手に3戦2勝とスケール大きい. スポーツ報知(2018年4月22日付). 2018年5月4日閲覧
  6. ^ サトノワルキューレが圧巻パフォーマンス　本番ではアーモンドアイとの末脚くらべに. sportsnavi(2018年4月24日付). 2018年5月5日閲覧
  7. ^ オークス】アーモンドアイが圧倒的な強さで2冠達成！. UMAJIN(2018年5月20日付). 2018年5月20日閲覧
  8. ^ サトノワルキューレが疲労回復の遅れで秋華賞を回避. スポーツ報知(2018年10月2日付). 2018年10月2日閲覧
  9. ^ “サトノワルキューレが競走馬登録抹消　JRA”. www.jra.go.jp. 2020年11月26日閲覧。
  10. ^ “サトノワルキューレ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2018年5月5日閲覧。
  11. ^ ヒアトゥウィン(BRZ)｜JBISサーチ（JBIS-Search）. 2018年5月5日閲覧

外部リンク 編集

 

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