ソースファイア (Sourcefire, Inc.) は、2001年に設立された米国メリーランド州コロンビアにある会社で、ネットワークセキュリティ用のハードウェアおよびソフトウェアを開発・販売・サポートしている。同社の主力製品である Sourcefire 3D System は、オープンソースの侵入検知技術である Snort をベースにしている。日本法人は、2007年設立の株式会社ソースファイア。現在合同会社ソースファイア

合同会社ソースファイア
Sourcefire Japan
種類 合同会社
市場情報 非上場
本社所在地 100-6208
東京都千代田区丸の内1-11-1
パシフィックセンチュリープレイス 8階
業種 情報・通信業
事業内容 ソフトウェア・ハードウェアの販売・サポート
外部リンク http://www.sourcefire.com/ja
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Sourcefire, Inc
種類 公開会社
市場情報
略称 FIRE
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
9770 Patuxent Woods Drive
Columbia, MD 21046
設立 2001年
業種 情報・通信業
事業内容 ソフトウェア・ハードウェアの開発・販売・サポート
代表者 CEO Martin Roesch
従業員数 500名(2012年
外部リンク https://web.archive.org/web/20130717143626/http://www.sourcefire.com/
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概要 編集

ソースファイアは 2001 年、Snort の開発者である Martin Roesch により設立された。Snort はオープンソースの侵入検知・防御技術で、2009 年 4 月の時点で 300 万回以上のダウンロード数を誇っており、この分野のデファクトスタンダードとされる。ソースファイアは Snort ベースの製品を有償で販売・サポートしているが、同時に Snort 自身の開発にもかかわっており、将来も積極的に開発に関与し続けることを約束している。
2005 年にはセキュリティ大手のチェックポイント社が 2 億 2500 万ドルでの買収提案を行ったが、政府当局の許可が得られない見通しとなったため、提案を取り下げた。
2007年3月、ソースファイアは IPO (新規株式公開) を行った。時価総額は 8,630 万ドル。
2007年8月17日にオープンソースのアンチウイルスソフトウェアベンダーである ClamAV を買収した。
2011年1月にアンチウイルスソフトウェアベンダーである Immunet を買収した。
2012年1月に企業向けマルウェア対策セキュリティソリューションFireAMP(ファイアアンプ)を発表した。
2012年9月に日本国内市場へFireAMPの販売を開始した。
2013年7月23日、シスコシステムズは、ソースファイアを約27億ドルで買収することに最終合意したと発表した。

主な製品 編集

  • Sourcefire 3D System
    • Sourcefire 3D Sensor (IDS/IPS アプライアンス)
    • Sourcefire Defence Center (管理アプライアンス)
    • Sourcefire IPS (Snort ペースの IPS システム)
    • Sourcefire RNA (IPS パラメータの自動チューニング)
    • Sourcefire RUA (ディレクトリサービスとの連携)
    • Sourcefire NetFlow Analysis (NetFlow 情報の解析)
  • Snort (オープンソースの IDS/IPS 技術)
  • ClamAV (オープンソースのアンチウイルスツールキット)
  • Immunet Protect (個人向けウイルス対策ソフト)
  • FireAMP (企業向けマルウェア対策セキュリティソリューション)
    • FireAMP Windows
    • FireAMP Android

関連項目 編集

外部リンク 編集