ダリン・ダウンズ

アメリカの野球選手 (1984 - )

ダリン・バートン・ダウンズDarin Burton Downs , 1984年12月26日 - )は、アメリカ合衆国ミシガン州オークランド郡サウスフィールド出身のプロ野球選手投手)。左投右打。CPBL統一セブンイレブン・ライオンズ時代の登録名は「戴倫」、Lamigoモンキーズ時代は「道恩斯」。

ダリン・ダウンズ
Darin Downs
ヒューストン・アストロズ時代
(2014年5月17日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ミシガン州オークランド郡サウスフィールド
生年月日 (1984-12-26) 1984年12月26日(39歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 左投右打
ポジション 投手
プロ入り 2003年 MLBドラフト5巡目(全体133位)でシカゴ・カブスから指名
初出場 MLB / 2012年7月3日
CPBL / 2016年8月6日
最終出場 MLB / 2014年9月19日
CPBL / 2018年5月26日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
派遣歴
指導歴
  • ロングアイランド・ダックス (2021)

経歴 編集

プロ入りとカブス傘下時代 編集

2003年MLBドラフト5巡目(全体133位)でシカゴ・カブスから指名され、6月7日に入団。傘下のルーキー級アリゾナリーグ・カブスでプロデビュー。13試合(先発11試合)に登板して0勝2敗・防御率6.57・32奪三振の成績を残した。

2004年はA-級ボイシ・ホークスでプレーし、14試合(先発13試合)に登板して5勝3敗・防御率4.95・61奪三振の成績を残した。

2005年はA級ピオリア・チーフスでプレーし、2試合に先発登板して0勝2敗・防御率18.47と結果を出せず、6月にA-級ボイシに降格。14試合(先発13試合)に登板して5勝4敗・防御率3.50・63奪三振の成績を残した。

2006年はA-級ボイシでプレーし、9試合(先発2試合)に登板して4勝2敗・防御率4.81・24奪三振の成績を残した。8月にはルーキー級アリゾナリーグでプレー。2試合(先発1試合)に登板して1勝1敗・防御率10.80・2奪三振の成績を残した。

2007年はA+級デイトナ・カブスでプレーし、34試合(先発2試合)に登板して3勝7敗2セーブ・防御率4.11・65奪三振の成績を残した。

2008年はまずA+級デイトナでプレーし、17試合に登板して2勝0敗・防御率2.89・25奪三振の成績を残した。5月下旬にAA級テネシー・スモーキーズへ昇格。22試合に登板して0勝2敗・防御率6.56・17奪三振の成績を残した。

レイズ傘下時代 編集

2008年7月24日に金銭トレードで、タンパベイ・レイズへ移籍。A+級ベロビーチ・デビルレイズでプレーし、10試合(先発1試合)に登板して0勝3敗・防御率6.00・24奪三振の成績を残した。

2009年はまずA+級シャーロット・ストーンクラブズ[1]でプレーし、20試合(先発19試合)に登板して12勝4敗・防御率2.00・111奪三振の成績を残した。8月にAA級モンゴメリー・ビスケッツへ昇格。2試合に先発登板して0勝2敗・防御率4.76・9奪三振の成績を残した。

2010年はまずAA級モンゴメリーでプレーし、18試合(先発3試合)に登板して6勝2敗・防御率1.69・57奪三振の成績を残した。6月にAAA級ダーラム・ブルズへ昇格。23試合(先発1試合)に登板して6勝2敗・防御率4.46・45奪三振の成績を残した。11月6日FAとなった。

マーリンズ傘下時代 編集

2010年11月8日にフロリダ・マーリンズとマイナー契約を結んだ。

2011年はまずAA級ジャクソンビル・サンズでプレーし、22試合(先発13試合)に登板して2勝5敗・防御率4.83・48奪三振の成績を残した。7月にAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズへ昇格。10試合(先発5試合)に登板して3勝2敗・防御率4.29・39奪三振の成績を残した。11月2日にFAとなった。

タイガース時代 編集

2011年11月14日にデトロイト・タイガースと契約。シーズンオフにベネズエラ・ウィンターリーグに参加し、アラグア・タイガースに所属した[2]。9試合に先発登板して2勝3敗・防御率3.35・25奪三振の成績を残した[3]

2012年はAAA級トレド・マッドヘンズでプレーし、25試合に登板して0勝2敗・防御率2.15・33奪三振の成績を残した。7月3日にメジャー初昇格を果たし[4]、同日のミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビュー。2点ビハインドの9回表に5番手として登板し、1回を投げ無安打無失点1四球1奪三振だった。この年メジャーでは18試合に登板して2勝1敗・防御率3.48・20奪三振の成績を残した。

 
デトロイト・タイガース時代
(2013年6月9日)

2013年は開幕ロースター入りを果たした。7月7日に肩回旋筋腱板炎で故障者リスト入りした[5]。A級ウェストミシガン・ホワイトキャップス英語版、AAA級トレドでリハビリを行い、9月10日にメジャーへ再昇格した[6]。この年は29試合に登板して0勝2敗・防御率4.84・12奪三振の成績を残した。

アストロズ時代 編集

2013年11月1日にウェイバーヒューストン・アストロズへ移籍した[7]

2014年は45試合に登板して2勝1敗・防御率5.45・27奪三振の成績を残した。12月23日に40人枠を外れ、AAA級フレズノ・グリズリーズへ降格した。

2015年5月21日に自由契約となった。

独立リーグ時代 編集

2015年7月13日に独立リーグアトランティックリーグロングアイランド・ダックスと契約。

台湾時代 編集

2016年8月からCPBL統一セブンイレブン・ライオンズでプレーし、オフに退団。

2017年からはLamigoモンキーズでプレーする。

2018年5月27日にLamigoから解雇される。

サルタンズ時代 編集

2018年7月25日にメキシカンリーグモンテレイ・サルタンズと契約を結んだ。シーズン後にFAとなった。

独立リーグ時代(二期) 編集

2019年4月2日にアトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約を結んだ[8]

スティーラーズ時代 編集

2019年6月4日にメキシカンリーグのモンクローバ・スティーラーズと契約を結んだ。6月10日に放出された。

独立リーグ時代(三期) 編集

2019年6月14日にアトランティックリーグのロングアイランド・ダックスと契約を結んだ。シーズン後にFAとなった。

豪州リーグ時代 編集

2019年12月25日にオーストラリアン・ベースボールリーグメルボルン・エイシズと契約を結んだことが発表された。シーズンでは19回で防御率0.95を記録した[9]

独立リーグ時代(四期) 編集

2021年3月4日、アトランティックリーグのロングアイランド・ダックスの選手兼任投手コーチに就任することが発表された[10]

詳細情報 編集

年度別投手成績 編集





















































W
H
I
P
2012 DET 18 0 0 0 0 2 1 0 1 .667 86 20.2 18 1 9 2 1 20 1 0 8 8 3.48 1.31
2013 29 0 0 0 0 0 2 0 4 .000 151 35.1 36 4 11 2 2 37 2 0 20 19 4.84 1.33
2014 HOU 45 0 0 0 0 2 1 0 10 .667 148 34.2 28 2 19 2 3 27 2 2 22 21 5.45 1.36
2016 統一 10 10 0 0 0 0 5 0 0 .000 248 52.0 71 6 25 0 1 51 1 0 46 39 6.75 1.85
2017 Lamigo 25 25 0 0 0 10 3 0 0 .769 634 149.2 146 9 52 0 4 143 12 1 69 58 3.49 1.32
2018 10 10 0 0 0 4 3 0 0 .571 244 54.2 62 8 17 0 6 51 6 0 46 43 7.08 1.45
MLB:3年 92 0 0 0 0 4 4 0 15 .500 385 90.2 82 7 39 6 6 84 5 2 50 48 4.76 1.34
CPBL:3年 45 45 0 0 0 14 11 0 0 .560 1126 256.1 279 23 94 0 11 245 19 1 161 140 4.92 1.46
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績 編集



投手(P)












2012 DET 18 1 3 0 1 1.000
2013 29 1 2 0 0 1.000
2014 HOU 45 2 5 0 0 1.000
2016 統一 10 3 9 1 0 .923
2017 Lamigo 25 5 21 2 2 .929
2018 10 2 12 0 2 1.000
MLB 92 4 10 0 1 1.000
CPBL 45 10 42 3 4 .945
  • 2019年度シーズン終了時

表彰 編集

CPBL
  • 月間MVP:1回(投手部門:2017年5月)

背番号 編集

  • 38(2008年 - 2013年途中、2014年)
  • 34(2013年途中 - 同年終了)
  • 30(2016年)
  • 33(2017年 - 2018年)

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集