ディプロドクス科(ディプロドクスか、学名familia Diplodocidae)は、約1億7000万年前から約1億4600万年前(中生代ジュラ紀中期[ドッガー]中盤バッジョシアンから、後期[マルム世]終盤チトニアン)までの間、元はパンゲア大陸に属していた広範な地域に棲息していた、巨大な植物食恐竜分類群(タクソン)竜盤目- 竜脚形亜目- 竜脚下目中のディプロドクス上科 (Diplodocoidea) に分類される。

ディプロドクス科
familia Diplodocidae
生息年代: 170.00–146.00 Ma
ディプロドクス科に特徴的な頭部の形態(生態復元想像図)
ディプロドクス科に特徴的な頭部の形態
(生態復元想像図)
地質時代
約1億7000万- 約1億4600万年前
中生代ジュラ紀中期[ドッガー]中盤バッジョシアン - 後期[マルム世]終盤チトニアン
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱 : 顎口上綱 Gnathostomata
もしくは
四肢動物上綱 Tetrapoda
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 竜脚形亜目 Sauropoda
下目 : 竜脚下目 Sauropoda
階級なし : 新竜脚類 Neosauropoda
上科 : ディプロドクス上科 Diplodocoidea
: ディプロドクス科 Diplodocidae
学名
familia Diplodocidae
タイプ属
genus Diplodocus
Marsh1878
シノニム
和名
ディプロドクス科
英名
family Diplodocid
Diplodocids
下位分類(亜科、
詳しくは本文を参照のこと

化石は、アフリカヨーロッパアジア北アメリカ、および、南アメリカから発見されている。

特徴

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頭は馬面で、鉛筆形の歯をもつ。ディプロドクス上科には超大型のディプロドクス科、一種類しかいないハプロカントサウルス科、首が下向きのレバキザウルス科、小型で首に特徴があるディクラエオサウルス科などがある。史上最大級の恐竜も含まれる。

分類

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? は異説あって不特定の意。

下位分類

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上位分類

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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  • sauropods” (英語). Skeletal Drawing website. Scott Hartman. 2006年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年4月26日閲覧。