トヨタ・ボルタ

トヨタ自動車のコンセプトカー

トヨタ・ボルタ (アレッサンドロ・ボルタとも, Volta, Alessandro Volta) は、トヨタ自動車と、自動車のデザイナを主に手掛けるイタリアのデザイン会社イタルデザインの共同で開発されたコンセプトカーである。

トヨタ・アレッサンドロボルタ
フロントビュー
リアビュー
概要
製造国 日本の旗 日本
デザイン イタルデザイン
ボディ
乗車定員 3
ボディタイプ 2ドアクーペ
エンジン位置 ミッドシップ
駆動方式 4WD
パワートレイン
エンジン 3MZ-FE型 3.3L V6
最高出力 402PS
変速機 電気式無段変速機
車両寸法
全長 4,358mm
全幅 1,925mm
全高 1,145mm
車両重量 1,250kg
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ボルタ

概要 編集

ボルタは2004年サロン・アンテルナショナル・ド・ロト(ジュネーヴ・モーターショー)で公開されたスポーツ・クーペで、ハイブリッド方式スポーツカーに関する研究の一環として開発されたコンセプトカーである。ドアはシザースドアを採用。マフラーはサイドから出ている。インテリアは横並びの3シーターになっており、ステアリングとペダルボードが横にスライドする珍しい機構を搭載している。[1]0-100km/hは4.06秒で、最高速度は250km/h以上。[2]

車名の由来 編集

車名は、「ボルタの電堆」を考案して現在の乾電池などの基礎となったボルタ電池を発明したことで知られ、電圧の単位であるボルトにもその名を残している物理学者アレッサンドロ・ボルタに由来する。

パワートレイン 編集

エンジン・ハイブリッドシステムはRX400hと同じ、3.3L V6 3MZ-FE型エンジン+モーターのTHSIIを採用している。最高出力は元々の268馬力から402馬力までアップグレードされている。[3]航続距離は約700km。[4]

参照 編集