ハンス・カノーザ(Hans Canosa、1970年 - )は、アメリカ合衆国映画監督

ハンス・カノーザ
Hans Canosa
本名 Hans Canosa
生年月日 1970年
出生地 マサチューセッツ州ホールデン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
 
受賞
東京国際映画祭
審査員特別賞
2005年女たちとの会話
その他の賞
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マサチューセッツ州ホールデン出身。

プロフィール 編集

1970年、マサチューセッツ州ホールデンに生まれる。

キリスト教原理主義である厳格な両親の元に生まれ、宗教上の理由から、演劇・映画・TVを含め芸術を禁じてられて育ち、子供時代の大半を東南アジア各地の伝道施設で過ごした。(その際、日本に滞在していた時期もある。)

17歳で初めて映画館で映画を観て感動し、両親の反対を押し切りハーバード大学に入学する。入学すると、芝居の演出、短編映画・実験的ビデオ映画の制作に邁進。2002年に自ら製作・監督した学生映画『ALMA MARTER』は、オースティン映画祭・観客賞を受賞したほか、米国内各地の映画祭で上映された。長編第二作目『カンバセーションズ』、2005年東京国際映画祭・審査員特別賞を受賞。主演のヘレナ・ボナム=カーターに主演女優賞をもたらした。

日米俳優を起用した(日本人は堀北真希松山ケンイチら多数)、第3作目となる『誰かが私にキスをした』を監督。

ライティング・パートナー 編集

ハンス・カノーザ作品で、欠かすことの出来ない人物でガブリエル・ゼヴィンという女性の存在がある。

彼女は、ハーバード大学時代からの友人であり、2002年にカノーザ監督が製作した学生映画『ALMA MARTER』では、脚本に加えてプロデュース、プロダクション・デザイン、コスチュームも担当。長編第二作目『カンバセーションズ』、第三作目となる新作『誰かが私にキスをした』では、共同で脚本を執筆している。

また、小説家としての顔を持ち、2005年6月にMiramax Books社から刊行された小説デビュー作「Margarettown」で全米書評家から注目され、Barnes&Nobleの優秀な新進作家の一人に選ばれた。2005年9月に出版された小説「天国からはじまる物語」(理論社刊)は、既に世界15ヵ国で翻訳。

主な作品 編集

監督作品 編集

主な受賞 編集

脚注 編集

外部リンク 編集