ジャイアントペンギン

かつて始新世に存在したペンギン目ペンギン科の鳥
パキディプテスから転送)

ジャイアントペンギンは、化石ペンギンの一種の通称。学名Pachydyptes ponderosus。属名は「ずんぐりした潜水者」、種小名は「重たい」を意味する。

ジャイアントペンギン
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ペンギン目 Sphenisciformes
: ペンギン科 Spheniscidae
: Pachydyptes
: P. ponderosus
学名
Pachydyptes ponderosus
Oliver, 1930

発見 編集

ニュージーランドオタゴ地方オマルーで、3,450 - 3,600万年前(始新世後期)と推定される地層から1873年以前に発見されていた数個の骨の化石から、W.R.B. オリバーによって1930年に記載された。

形態 編集

全長140 - 160センチメートル、体重80 - 90キログラムと、現在のコウテイペンギンよりも大柄であったと推測されている。

化石 編集

模式標本上腕骨、それと同個体と思われる烏口骨中手骨ニュージーランド国立博物館テ・パパ・トンガレワに保管されている。また、この種と推定されている上腕骨化石がニュージーランドのオタゴ博物館に保管されている。

関連項目 編集

外部リンク 編集