モリシア津田沼
モリシア津田沼(モリシアつだぬま、英称:Morisia Tsudanuma)は、千葉県習志野市の津田沼駅南口前に立地する複合商業施設である。
モリシア津田沼 Morisia Tsudanuma | |
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地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒275-0026 千葉県習志野市谷津一丁目16-1 |
座標 | 北緯35度41分22.3秒 東経140度1分5.8秒 / 北緯35.689528度 東経140.018278度座標: 北緯35度41分22.3秒 東経140度1分5.8秒 / 北緯35.689528度 東経140.018278度 |
開業日 | 2008年(平成20年)3月13日 |
正式名称 | モリシア津田沼 |
商業施設面積 | 約93,000 m2 |
店舗数 | 122 |
営業時間 | 店舗により異なる |
前身 | サンペデック |
最寄駅 | 津田沼駅・新津田沼駅 |
最寄IC | 花輪IC・幕張IC・谷津船橋IC・湾岸千葉IC |
外部リンク | 公式サイト |
2008年3月、複合商業施設「サンペデック」の名称変更を含め全面リニューアルした。
概要 編集
Morisia Shop(商店街、B1階 - 3階)、Morisia Restaurant(レストラン街など、4階 - 11階)、Morisia Office(オフィス棟、4階 - 11階)の3つのゾーンから構成され、駐車場は地下2階のほか、立体駐車場(Morisia Shop2階に連絡通路)と平面駐車場(提携駐車場)が1箇所ある。
2008年4月18日、3階全体にヤマダ電機 LABI津田沼店が出店した。
2017年8月31日、核店舗のイオンモリシア津田沼店が営業を終了。イオンリテールからダイエーへ吸収分割方式で営業権を移譲し、数日間の改装を経て9月5日にダイエーモリシア津田沼店としてリニューアルオープンすることとなり[1][2]、ダイエーとしては12年ぶりの当施設への再出店となった。
沿革 編集
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- 1978年(昭和53年)10月14日 - 習志野サンペデック開業。
- 1988年(昭和63年)8月28日 - 津田沼高島屋閉店。
- 2002年(平成14年)4月25日 - エキゾチックタウン閉店。
- 2005年(平成17年)11月30日 - 旧ダイエー津田沼店閉店。
- 2008年(平成20年)3月13日 - モリシア津田沼開業。
- 2021年(令和3年)11月19日 - モリシア津田沼の2025年(令和7年)度以降の解体決定[3]。
- 2023年(令和5年)3月31日 - 習志野文化ホール閉館[4]。
サンペデック 編集
サンペデック(習志野サンペデック)は、モリシア津田沼の前身の複合商業施設。
戦前、津田沼駅周囲には陸軍鉄道連隊が設置され、戦後、南口の同施設跡地に津田沼町立第一中学校(後の習志野市立第一中学校)が開校した。1972年、同校は500mほど西に位置する庄司ヶ池跡のくぼ地に移転し、駅前の再開発が行われた。
1978年10月、駅南口に「習志野サンペデック」が習志野文化ホールと総合商業施設の複合施設として、駅前バスロータリー、ペデストリアンデッキとともに設置された。所有者は日本生命保険相互会社で、当初の主要テナントは髙島屋とダイエーであった。開業時はダイエーの完全子会社津田沼ダイエーの運営。のちに1988年8月28日をもって高島屋が撤退し、その跡地も旧ダイエーが借り上げてディスカウントストア「エキゾチックタウン」を開店した。エキゾチックタウンを加えたダイエー津田沼店の店舗面積は当時日本最大であり売り上げも日本一を記録したこともある。
トイレと階段が中央付近の近い場所に2か所あるのはダイエーと高島屋が壁で仕切られていた当時の名残である。その他にも旧ダイエー側と旧高島屋側でエスカレーターの機種が違うなどの名残りもある。
2002年4月25日、ダイエー津田沼店全面改装の際にエキゾチックタウンはダイエー津田沼店に吸収された。後年、ダイエー津田沼店はイオンの津田沼出店(イオンモール津田沼)も影響して業績が悪化しダイエー本体の産業再生機構からの支援が決まったことから2005年11月30日に一度全面撤退、ダイエーはのちにイオングループ傘下となる。
津田沼駅南口は北口に比して駅前再開発が著しく遅れ、サンペデック開業後も東側は千葉工業大学津田沼キャンパス、西南側は市街化調整区域で畑が広がる状態が長らくの間続くなど一次商圏の広がりに乏しく、1998年、西側隣接地にテナントビル「ブロック」(現・Loharu津田沼)が出店するまで事実上の孤立店舗状態で集客面にやや難があった。2007年、懸案であった谷津1・6・7丁目の土地区画整理事業(「奏の杜プロジェクト」。前出の、かつて畑が広がっていた西南側)が習志野市により着手、2013年4月には同地区に「奏の杜forte(フォルテ)」(キーテナントはベルク)が出店するなど商業環境も変化しつつある。
サンペデック内テナントはダイエーを通して契約するもの(SC契約)と、サンペデックと直接契約するものと2種類存在した。SC契約の場合、電話回線はダイエー内の電話交換機を使用してダイエー津田沼店の売り場および他テナントと内線で通話が可能だった。前者はサンペデックと直接契約を交わして存続する一部(アニメイト津田沼店など)を除きダイエーとともに撤退したが、後者はその後も存続した。モリシアに転換されるにあたりテナントが変わることで店舗の間取りの関係から現 Morisia Restaurant 側エレベーターの地下1階、および現 Morisia Office 側エレベーターの地下1階と3階は通過する処置がとられ、Morisia Office のエレベーター横の階段も2階と4階の間は閉鎖されている[5]。
ダイエー撤退後、日本生命は所有権を野村不動産(野村不動産ホールディングス)に売却した。
2005年以前のフロア構成 編集
ダイエー サンペデックレストラン館 | エキゾチックタウン・旧高島屋 | |
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6階~11階 | 専門店 飲食店 フォルクス ナムコ 銀座アスターなど | オフィス |
5階 | 催事場 アニメイト | |
4階 | 専門店 キャンドゥ | |
3階 | サトームセン 2003年以前パレックス 書籍アシーネ | 子供用品 |
2階 | 衣料品・遊戯場 | 衣料品 |
1階 | 服飾雑貨 | 洋服の青山 |
B1階 | 食料品 | 生活用品 |
テナント 編集
出店テナント全店舗の一覧・詳細情報は公式サイト「ショップガイド」を参照。
Morisia Shop 編集
地下1階 編集
- ダイエー モリシア津田沼店 - GMS店舗であった前身のダイエー津田沼店とは異なり、食品主体のSSM「イオンフードスタイル」業態での出店。
- 角上生鮮市場 津田沼店 - 2008年3月13日開店。
- ポニークリーニング
- アルスメール
- うすかわ五右衛門
- CLAMBLEMグリーン珈琲焙煎所
- グランドルチェ
- レオニダス
- ピクニコート(フードコート)
1階 編集
- TSUTAYA
- スターバックスコーヒー - TSUTAYAに置かれた、スターバックスが経営する直営店舗。
- BOOK・OFF
- すき家
- マクドナルド
- 洋服の青山
- わくわく広場
- カーブス(女性専用フィットネス)
2階 編集
- ニトリ デコホーム
- セリア
- モリシアアミューズパーク(ゲームセンター)
3階 編集
Morisia Restaurant 編集
「Restaurant」を称するが、実際に飲食店が出店しているのは8階・9階・11階のみで、4階 - 7階は専門店、10階はカラオケボックスである。
4階 編集
- みつかリウマチクリニック
5階 編集
7階 編集
8階 編集
- クイックカラー
- エルセーヌ
- BeLinDa
- きっちょう庵
9階 編集
- やぶ
- 三才坊
- 彩茶房
10階 編集
11階 編集
Morisia Office 編集
4階 編集
- モリシアホール・会議室
5階 編集
- 株式会社日本資産総研
7階 編集
- 株式会社日本資産総研(会議室)
- フコク生命 津田沼営業所
8階 編集
- 阿部歯科
- 福井矯正歯科
- 税理士法人 税務総合事務所
- 医系専門予備校 メディカルラボ 千葉津田沼校
その他 編集
- 習志野文化ホール(4階) - 公益財団法人習志野文化ホールにより運営されている。文化行事が多数行われ、こども音楽コンクールではこちらの地区大会から、毎年多くの全国優秀賞を輩出する。現在、モリシア津田沼を含めた再開発計画による建替えに向けた長期休館中である。
過去のテナント 編集
- ワケあり本舗(1階)
- NUSTEP(1階)
- m.f.editorial(1階)
- マザウェイズ(子供服、2階)
- CURRENT by CIQUETO(2階)
- キッズ☆ガーデン(幼保一体型子育て支援施設、6階) → 近隣に「キッズ☆ガーデン津田沼園」として、実質移転。
- 伊藤楽器ヤマハユニスタイル津田沼センター → イオンモール津田沼に移転。
- 資格の学校 TAC 津田沼校(11階) → イオンモール津田沼に移転。
- 日能研 津田沼校(6階) → 津田沼駅北口の雑居ビルに移転。
営業時間 編集
店舗により異なる。詳細は公式サイト「営業時間のご案内」を参照。
駐車場 編集
- 地下駐車場(地下2階) - 入口は交差点近傍の立体駐車場向かいにあり、地下1階店舗納品車入口と共用になっている。
- 立体駐車場(連絡通路は2階に連結) - 入口は5階へ直接向かうものと1階のもの、出口は3階から1階へ直接降りるものと1階のものがそれぞれ設置されている。
- 平面(第2)駐車場 - 建物向かいにあり習志野文化ホールと兼用していたが、2013年3月31日をもって閉鎖された。なお習志野文化ホール業務用駐車場はその後も供用されていたが、現在は津田沼ザ・タワー横に市営駐輪場と一体となって整備されている。
- パートナー津田沼南口駐車場(提携駐車場) - かつてはサンペデック→モリシア津田沼平面(第3)駐車場として営業していた。平面(第2)駐車場閉鎖により、2013年4月1日より提携駐車場となった。
- パートナー津田沼南口駐車場隣接のタワーパーキング(シティパーク津田沼)- かつてはダイエー・エキゾチックタウンの提携駐車場だったが2013年以降はモリシア津田沼と提携していない。
- タイムズブロック(ユザワヤ)津田沼(提携駐車場) - 2013年7月20日から提携駐車場に加わったが、2014年10月31日をもって提携を解消。
旧サンペデック時代、建物西側に小規模な平面(第4)駐車場があった。モリシア津田沼になり平面駐車場(第4)が閉鎖された。2023年現在、旧第4駐車場は奏の杜地区の一角となり、旧第2駐車場は習志野市による都市再生整備計画が完了し、津田沼ザ・タワーが建設された。
周辺の商業施設 編集
脚注 編集
- ^ 『『ダイエーモリシア津田沼店』と『ダイエー南砂町スナモ店』のオープンについて』(プレスリリース)(株)ダイエー、2017年9月1日。 オリジナルの2017年9月8日時点におけるアーカイブ 。
- ^ “イオン/モリシア津田沼店と南砂町スナモ店、ダイエー店舗にリニューアル”. 流通ニュース (株式会社ロジスティクス・パートナー). (2017年9月1日). オリジナルの2017年9月2日時点におけるアーカイブ。
- ^ “25年度以降に解体着手/JR津田沼駅南口2.9haを再開発/野村不動産”. 建設通信新聞Digital (2021年11月18日). 2021年12月2日閲覧。
- ^ “25年度以降に解体着手/JR津田沼駅南口2.9haを再開発/野村不動産”. 建設通信新聞Digital (2021年11月18日). 2021年12月2日閲覧。
- ^ 地下2階から4階の部分まで階段自体は続いてはいるものの3階は売り場に出ないため扉が閉鎖されており、4階の部分の出口は壁で塞がれている