株式会社ヤマタネ英称:Yamatane Corporation)は、東京都江東区に本社を置く倉庫業準大手、米(コメ)の卸売大手企業である。

株式会社ヤマタネ
Yamatane Corporation
ヤマタネ
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
135-8501
東京都江東区越中島一丁目2番21号
本店所在地 東京都江東区越中島一丁目1番1号
設立 1937年8月15日
業種 卸売業
法人番号 2010601007242 ウィキデータを編集
事業内容 倉庫業、米の卸売業不動産業
代表者 代表取締役社長 山崎元裕
資本金 105億55百万円
(2017年3月31日現在)
発行済株式総数 1134万4181株
(2017年3月31日現在)
売上高 連結:502億円 単体:454億円
(2017年3月期)
営業利益 連結:45億円 単体:25億円
(2017年3月期)
純利益 連結:26億円 単体:19億円
(2017年3月期)
純資産 連結:362億円 単体:321億円
(2017年3月31日現在)
総資産 連結:940億円 単体:664億円
(2017年3月31日現在)
従業員数 連結:761名 単体:310名
(2017年3月31日現在)
決算期 3月末日
主要株主 三井住友銀行 4.6%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 4.4%
山崎誠三[注釈 1] 3.7%
(2017年3月31日現在)
主要子会社 株式会社ヤマタネロジスティクス 100%
山種不動産株式会社 61.6%
関係する人物 山崎種二(創業者)
外部リンク https://www.yamatane.co.jp/
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概要 編集

の卸売は業界大手で、自社の原点とする。創業者の山崎種二は「米は味にあり」と語り、徹底した品質管理のもと「ヤマタネファミリーライス」は生まれ、全国に流通する[1]。 また、倉庫業は準大手で文書保管に重点を置く。日本の会社としては初めて海外引越国際規格を取得し、国境を超えた物流・引越にも強い。 そのほか、不動産業・コンピュータシステムの運用など、事業は多岐にわたる。かつては証券業商品先物取引事業にも参入していた。

沿革 編集

  • 1924年大正13年) - 山﨑種二が回米問屋「山﨑種二商店」を創業。
  • 1940年昭和15年) - 山﨑種二が辰巳倉庫株式会社の経営権を取得し倉庫業に乗り出す。
  • 1950年(昭和25年) - 東京証券取引所に株式上場。山種米穀株式会社設立。
  • 1954年(昭和29年) - 山﨑埠頭倉庫株式会社を吸収合併。
  • 1956年(昭和31年) - 東京中央倉庫株式会社を吸収合併。
  • 1962年(昭和37年) - 不動産事業に進出。
  • 1984年(昭和59年) - 社名を「株式会社山種産業」に変更。
  • 1989年平成元年) - 山種米穀株式会社と合併
  • 1993年(平成5年) - 国際航空運送協会(IATA)代理店資格取得。国際引越協会(OMNI)加入。
  • 1995年(平成7年) - 社名を「株式会社ヤマタネ」に変更。
  • 1999年(平成11年) - SBS輸入商社資格取得。
  • 2001年(平成13年) - 日本の会社としては初めて海外引越国際規格FAIMを取得。
  • 2010年(平成22年) - 子会社のアサヒトラストの解散により、商品先物取引事業から撤退[2]
  • 2013年(平成25年) - 子会社で証券業を営んでいた金山の清算を完了。

主要事業所 編集

工場 編集

関係会社 編集

断り書きのないものは連結子会社である。

  • ヤマタネロジスティクス
  • ヤマタネロジワークス
  • 山種商事
  • ヤマタネシステムソリューションズ
  • 山種不動産…SMBC日興証券店舗入居ビルを保有

山種証券(現・SMBC日興証券)については山崎種二が創業者だが、現在は直接の関連はない。

かつての関係会社 編集

  • 金山証券 - 2012年7月1日付で岡安証券に事業を譲渡後[3]、金山株式会社に商号変更。2013年3月22日に清算を結了した。

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 「崎」は山偏に竒(たつさき)。

出典 編集

  1. ^ 採用情報 食品事業 東京精米工場&営業”. 2023年12月10日閲覧。
  2. ^ 連結子会社の解散に関するお知らせ”. ヤマタネ (2010年8月16日). 2014年7月4日閲覧。
  3. ^ 事業譲り受けに関するお知らせ”. 岡安証券 (2012年4月17日). 2014年7月4日閲覧。

外部リンク 編集