ワレンチン・カターエフ

ワレンチン・ペトローヴィチ・カターエフ(Valentin Petrovich Kataev:Валенти́н Петро́вич Ката́ев、1897年1月16日 - 1986年4月12日)は、ソビエト連邦小説家である。ダシドルジーン・ナツァグドルジを「モンゴルのプーシキン」と評したことで知られる。

1916年撮影

生涯 編集

オデッサに生まれる。10歳のときから詩作を始める。第一次世界大戦に従軍、兵士の生活に取材したルポ等を書く。1920年代からモスクワに住み、国内戦をあつかった作品で世に知られるようになる。1932年、「時よ、前進!」を書き、ソビエト政権を守る立場を明確にした。

代表作はオデッサを舞台にした『黒海の波』4部作である。

日本語訳 編集

参考文献 編集