ヨーロッパオープン・ブカレスト

ヨーロッパオープン・ブカレスト(Europian Open Bucharest)ルーマニアの国際柔道大会

来歴 編集

2009年よりIJFワールド柔道ツアーの一環として、グランドスラムグランプリなどに次ぐ位置付けとなったワールドカップのうちの1大会。なお、今大会は世界ランキング対象大会であるが、国際柔道連盟主催ではなく大陸連盟主催の大会であるため、ワールド柔道ツアーには含まれない[1]。年度によって男女交互に開催される[2]。以前は「ルーマニア国際柔道大会」と呼ばれていた。2009年から「ワールドカップ・ブカレスト」という名称になったが、2013年には「ヨーロッパオープン・ブカレスト」という名称に変更された[3]。2017年からはクルジュ=ナポカで開催されることになった[4]。2018年は開催されなかったが、2019年に再開された[5]。2020年から2年間は新型コロナウイルスの影響で開催されなかったが、2022年に3年ぶりに再開された[6]

名称の変遷 編集

  • ルーマニア国際柔道大会 (-2008)
  • ワールドカップ・ブカレスト World Cup Bucharest (2009-2012)
  • ヨーロッパオープン・ブカレスト Europian Open Bucharest (2013-)
  • ヨーロッパオープン・クルジュ=ナポカ Europian Cluj-Napoca (2017-)

優勝者 編集

男子 編集

60 kg級 66 kg級 73 kg級 81 kg級 90 kg級 100 kg級 100 kg超級
2009年  パベル・ペトリコフ  パヴェル・ザグロドニク  キム・チョルス  ヴァレリウ・ドゥミニカ  エルハン・ママドフ  ルカシュ・クルパレク  ウォルター・サントス
2011年  ベトキル・シュクバニ  ダンゲョルゲ・ファシー  ラスル・ボキエフ  アブタンディル・チリキシビリ  ズビアド・ゴゴチュリ  ルカシュ・クルパレク  ボル・バルナ
2013年  ヤニスラフ・ゲルチェフ  タル・フリッカー  デニス・ヤルツェフ  ヨアシム・ボティオー  ムラト・ガシエフ  ディーノ・プフェイファー  ロベルト・ジンマーマン
2015年  ベキル・オズリュ  アドリアン・ゴンボッチ  イゴール・ヴァントケ  イバン・フェリペ・シルバ・モラレス  ミハエル・ジュガンク  アルテム・ブロシェンコ  オニーセ・ブグハゼ
2017年  ダニエル・ベンダビド  ゲボルグ・ハチャトリアン  ジェフレイ・ルイス  ヨアキム・ボティオ  トゥラル・サフグリエフ  クレマン・デルベル  ダニエル・ナテア
2019年  エリオス・マンツィ  ビアジオ・ステファネッリ  レオナルド・カサグリア  ウラジーミル・アハルカツィ  ラシャ・ベカウリ  オニセ・サネブリゼ  グラム・ツシシビリ
2022年  ナジル・タリボフ  ダニエル・カペルシュニク  テルマン・ワリエフ  ミハイル・ラティセフ   ムラド・ファティエフ   アスレイ・ゴンサレス   マゴメドマル・マゴメドマロフ

女子 編集

48 kg級 52 kg級 57 kg級 63 kg級 70 kg級 78 kg級 78 kg超級
2010年  アリナ・ドゥミトル  安琴愛  コリーナ・カプリオリウ  ヴロラ・ベデティ  マイレーヌ・ショレ  ヨー・アビゲール  劉歓縁
2012年  アメリ・ロセヌー  アンドレア・キトゥ  オトーヌ・パヴィア  ジェマ・ハウエル  リュシ・デコス  オドレー・チュメオ  ジョバンナ・ブランコ
2015年  モニカ・ウングレアーヌ  アンドレア・キトゥ  アメリ・ギウル  ユール・フランセン  サンネ・ファンデイケ  サマ=ハワ・カマラ  ラリサ・ツェリッチ
2017年  モニカ・ウングレアーヌ  アガタ・ペレンチ  プリシラ・ネト  クラリス・アグベニュー  マリー=エヴ・ガイエ  ベルナデッテ・グラフ  ガリーナ・タラソワ
2019年  フランセスカ・ミラーニ  グルタイ・ママダリエワ  ゲタヌ・デュベール  アンゲリカ・シマンスカ  アリナ・ベーム  ファニー=エステル・ポスビト  マリーヌ・エルブ
2022年  トゥーツェ・ベデル  ティンカ・イーストン  アンア・ダブロウスカ  フロレンティナ・イバネスク  ジェミマ・イエーツ=ブラウン   コラリ・ゴドブ   クブラヌル・エシル

脚注 編集

外部サイト 編集