亀田京之介

日本のプロボクサー

亀田 京之介(かめだ きょうのすけ、1998年10月1日 - )は、日本プロボクサー大阪府大阪市出身。第4代日本フェザー級ユース王座。ハラダボクシングジム所属。かつては協栄ボクシングジムに所属していた。

亀田 京之介
基本情報
通称 浪速の狂拳
階級 フェザー級
身長 176cm
リーチ 179cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1998-10-01) 1998年10月1日(25歳)
出身地 大阪府大阪市[1]
親戚 亀田史郎(叔父)
亀田興毅(従兄弟)
亀田大毅(従兄弟)
亀田和毅(従兄弟)
亀田姫月(従姉妹)
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 16
勝ち 11
KO勝ち 8
敗け 3
引き分け 2
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YouTube
チャンネル
活動期間 2019年 -
ジャンル ブログ
登録者数 3万人
総再生回数 約1000万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年4月10日時点。
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来歴 編集

父は亀田史郎の次兄で、3人の姉が居る末っ子長男として生まれる。6歳から叔父の史郎の下でボクシングを始めた。中学時代に非行に走って一時中断したが、18歳からボクシングを再開する[2]

2017年9月、プロテストに合格[3]

2018年1月1日、56.8キロ契約4回戦で木元紳之輔と対戦し、2回1分40秒TKO負けを喫してデビュー戦を敗退[4][5]。同年5月5日、「TOKYO FIGHT CLUB Vol.2」で渡辺和幸と56.5キロ4回戦で戦い、2回1分58秒TKO勝ちでプロ初勝利となった[6][7]

11月12日、自身のSNSで対戦相手を募集した結果[8]、名乗り出た溝越斗夢フェザー級4回戦を戦い、4回3-0の判定勝ちを収めた[9]

2019年4月1日、後楽園ホールで開催された「協栄会」にて稲森卓也と東日本新人王フェザー級予選を行い、3回TKO勝ちを収めた[10][11]

6月11日、東日本新人王フェザー級予選で牛島龍吾と対戦し、4回引き分けとなったが、優勢点で亀田が上回ったため、次戦に進出した[12]

7月29日、東日本新人王フェザー級準々決勝で小嶋夏生と対戦予定だったが小嶋の体調不良により不戦勝になった[13]

9月26日、東日本新人王フェザー級準決勝で小出太一と対戦し、3回38秒TKO勝ちで決勝に進出した[14]

11月3日、東日本新人王フェザー級決勝で今成太希と対戦し、3回1分10秒TKO勝ちで優勝、MVPを獲得した[15]

12月11日、所属先の協栄ジムが9日に休会したため、花形ジムに移籍することが決定した[16]

12月22日、全日本フェザー級新人王決定戦で前田稔輝と対戦し、4回1-2で判定負けを喫した[17]

2020年2月13日、日刊スポーツにより角海老宝石ボクシングジム移籍と報道された[18]が、角海老宝石ジム側は誤報であるとしている[19]

2020年9月16日付でハラダボクシングジムへ移籍した[20]

2020年11月28日、大阪府立体育会館第2競技場で、元社会人王者で31歳でプロデビュー戦を迎えた浅井大貴と対戦し、2回39秒TKO勝ちを収めた[21][22]

2021年7月23日、大阪府立体育会館第2競技場で日本フェザー級ユース王座決定戦として奈良井翼と対戦し、2回2分49秒KO勝ちを収め、王座を獲得した。JBCランキング7月度に日本スーパーフェザー級15位でランクインした[23]

2021年11月13日、大阪府立体育会館第2競技場で英洸貴を相手に王座防衛戦を行うも、8回0-3(75-76×2、75-77)で判定負けを喫し、王座から陥落した[24]。採点が読み上げられ、新王者誕生が場内にアナウンスされると、亀田はリング上でレフェリーに対し「お前のせいじゃ!クソですよ、こんなん」と言い放ち、控室に戻ってからも「こんなんでボクシングやってられない」と怒りが収まらなかった[25]

2022年1月4日、王座防衛戦におけるレフェリーへの暴言などの行為に対し、JBCは2021年12月17日付で2021年11月13日より6ヶ月のライセンス停止処分としたことを公表した[26][27]。。

2022年7月23日、ジョンジョン・エストラーダ(フィリピン)と復帰戦。8R判定で勝利を収め、再び日本ランカーになり、OPBFにも自身初のランクイン。

2023年2月25日、ペッバーンボーン・ゴーキャットジム(タイ)と対戦し、10回判定勝ちを収めた。

2023年8月11日、中川麦茶と対戦し、8回1-1(77-75、75-77、76-76)の引き分けとなった。

2023年11月25日、松岡輝と対戦し、7回58秒TKO勝ちを収めた。

2024年4月6日、大保龍球と対戦し、8回判定勝ちを収めた。


戦績 編集

日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2018年1月1日 2R 1:40 TKO 木元紳之輔(ワタナベ   日本 プロデビュー戦
2 2018年5月5日 2R 1:58 TKO 渡辺和幸(上滝)   日本
3 2018年11月12日 4R 判定3-0 溝越斗夢   日本
4 2019年4月1日 3R 終了 TKO 稲森卓也(川崎新田   日本 2019年東日本フェザー級新人王予選
5 2019年6月11日 4R 判定1-1 牛島龍吾八王子中屋   日本 2019年度東日本フェザー級新人王予選
6 2019年9月26日 3R 0:38 TKO 小出太一(鴻巣茂野)   日本 2019年度東日本フェザー級新人王準決勝
7 2019年11月3日 3R 1:10 TKO 今成太希(三迫   日本 2019年度東日本フェザー級新人王決勝戦
8 2019年12月22日 4R 判定1-2 前田稔輝グリーンツダ   日本 2019年度全日本フェザー級新人王決定戦
9 2020年11月28日 2R 0:39 TKO 浅井大貴(オール)   日本
10 2021年7月23日 2R 2:49 KO 奈良井翼RK蒲田   日本 日本フェザー級ユース王座決定戦
11 2021年11月13日 8R 判定0-3 英洸貴(カシミ)   日本 日本ユース王座陥落
12 2022年7月23日 8R 判定3-0 ジョンジョン・エストラーダ   フィリピン
13 2022年11月19日 3R 0:35 KO 金井隆明(ディアマンテ)   日本
14 2023年2月25日 10R 判定3-0 ペッバーンボーン・ゴーキャットジム   タイ
15 2023年8月11日 8R 判定1-1 中川麦茶(一力)   日本
16 2023年11月25日 7R 0:58 KO 松岡輝大成   日本
17 2024年4月6日 8R 判定3-0 大保龍球(神奈川渥美   日本
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タイトル 編集

  • 第76回東日本新人王トーナメントフェザー級部門 優勝
  • 第4代日本フェザー級ユース王座(防衛0)

脚注 編集

  1. ^ 亀田3兄弟のいとこ・京之介が2018年元日にプロデビュー戦 産経ニュース 2017年12月8日
  2. ^ 亀田京之介、デビュー戦はTKOで敗れる イーファイト 2018年1月1日
  3. ^ 亀田興毅氏のいとこ・亀田京之介がプロテストに合格「早くトップにいきたい」 AbemaTIMES 2017年9月4日
  4. ^ 亀田興毅が現役復帰表明、従弟・京之介はTKO負け Boxing News(ボクシングニュース) 2018年1月2日
  5. ^ 2018年1月試合結果 日本ボクシングコミッション
  6. ^ 世界3位の亀田和毅 大差判定勝ちで世界挑戦熱望 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年5月5日
  7. ^ 亀田3兄弟のいとこ“浪速の狂拳”京之介、待望の初勝利「世界王者目指したい」 デイリースポーツ 2018年5月5日
  8. ^ 元ヤン因縁対決は亀田京之介が制す イーファイト 2018年11月12日
  9. ^ 元王者の瀬藤幹人が引退式、日本2位の垂水TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2018年11月12日
  10. ^ 4.1協栄会 酒井孝之が高田朋城とのタフファイト制す Boxing News(ボクシングニュース) 2019年4月2日
  11. ^ 亀田3兄弟のいとこ京之介「空回り」TKO勝ちも涙 日刊スポーツ 2019年4月1日
  12. ^ 亀田京之介がドローで東日本新人王次戦進出 Boxing News(ボクシングニュース)2019年6月11日
  13. ^ 不戦勝の亀田京之介「友達や家族に申し分けない」 日刊スポーツ 2019年7月29日
  14. ^ “浪速の狂拳”亀田京之介 東日本新人王決勝進出 ライト級18歳、佐々木尽は初回TKOで決勝へ Boxing News(ボクシングニュース)2019年9月26日
  15. ^ 亀田京之介、優勝&MVPに「どんなもんじゃい!」 日刊スポーツ 2019年11月3日
  16. ^ 騒動渦中の亀田京之介ら5人移籍、花形ジム受け入れ 日刊スポーツ 2019年12月11日
  17. ^ 全日本新人王 MVPは2度ダウン挽回の本多航大 亀田京之介は前田稔輝に敗れる Boxing News(ボクシングニュース)2019年12月22日
  18. ^ 亀田3兄弟のいとこ京之介、角海老宝石ジムに移籍 日刊スポーツ 2020年2月13日
  19. ^ 2020年2月13日のツイート
  20. ^ 亀田3兄弟いとこ京之介が地元大阪のハラダジム移籍 日刊スポーツ 2020年10月10日
  21. ^ 亀田京之介、移籍初戦で2回TKO勝ち 元社会人王者・浅井大貴を沈める スポーツ報知 2020年11月28日
  22. ^ 亀田京之介「25歳までに世界」移籍初戦TKO勝ち 日刊スポーツ 2020年11月28日
  23. ^ 亀田京之介が2回KO勝ち 全日本新人王の奈良井下し日本ユース王者に Boxing News(ボクシングニュース)2021年7月23日
  24. ^ 英洸貴が亀田京之介を下して新王者 日本ユース・フェザー級タイトル戦 Boxing News(ボクシングニュース)2021年11月13日
  25. ^ 亀田京之介 判定負けで王座陥落し大荒れ「こんなんでボクシングやってられない」 スポニチアネックス 2021年11月13日
  26. ^ 告示 - ハラダジム亀田京之介選手並びに原田剛志会長に対する処分” (pdf). 日本ボクシングコミッション (2021年12月17日). 2021年1月5日閲覧。
  27. ^ “亀田京之介6カ月ライセンス停止処分 レフェリーに暴言吐き客席のいす蹴る”. 日刊スポーツ. (2021年1月4日). https://www.nikkansports.com/battle/news/202201040001091.html 2021年1月5日閲覧。 

関連項目 編集

外部リンク 編集