京坪川
京坪川（きょうつぼがわ）は、富山県中新川郡立山町から舟橋村を流れる二級水系（1965年指定[1]）白岩川水系の河川。
| 京坪川 | |
|---|---|
| 水系 | 二級水系 白岩川 |
| 延長 | 1.5 km |
| 河口・合流先 | 細川（白岩川水系） |
| 流域 | 富山県中新川郡立山町 - 舟橋村 |
河川概要 編集
立山町横沢を水源とし、常東用水など諸用水を集め、舟橋村の東芦原から仏生寺の細川（白岩川水系）合流点までの約1.5kmを流路とする。川幅は8 - 9m[1]。かつては蛇行した河川であったが、舟橋村土地改良区の南部工区の圃場整備（1976年 - 1979年）に併せて改修が行われ、現在の流路となった[2]。
護岸はかんがい排水事業により整備されたコンクリートブロック積護岸で、単断面の堀込可道となっている。これは京坪川河川公園の整備に合わせて親水性に配慮すべく1996年度から2003年度にかけて実施されたものである[3][1]。
桜の名所 編集
1987年（昭和62年）に川沿いに舟橋村中心部 - 東芦原住宅団地を結ぶ[4]村道海老江東芦原線（オレンジロード）[5]の開通に合わせ、1986年（昭和61年）4月15日より富山県の許可を得て約1kmの川沿いに桜並木が植栽、整備された[4][6]。
2004年（平成16年）4月1日には京坪川河川公園（オレンジパークふなはし）が使用開始し、2007年3月31日に完成[7]、桜並木を含めて舟橋村を代表する桜の名所となっている[4][8]。
周辺 編集
- 竹内東芦原遺跡 - 左岸に位置する遺跡[9]。
脚注 編集
- ^ a b c 『舟橋村史』（2016年5月、舟橋村発行）366頁。
- ^ 『舟橋村史』（2016年5月、舟橋村発行）488頁。
- ^ 白岩川水系河川整備計画内7頁『第２章 河川整備計画の目標に関する事項 』（富山県、2022年8月17日閲覧）
- ^ a b c 19 京坪川沿い 〔舟橋村海老江ほか〕（富山県、2021年2月24日）
- ^ まもなく満開を迎えます（舟橋村、2013年4月3日）
- ^ 『舟橋村史』（2016年5月、舟橋村発行）358頁。
- ^ 『舟橋村史』（2016年5月、舟橋村発行）548頁。
- ^ 京坪川河川公園（オレンジパークふなはし）（富山の公園を紹介します、2022年8月17日閲覧）
- ^ 『舟橋村史』（2016年5月、舟橋村発行）17頁。
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