便意(べんい)とは、排便をしたいという感覚のこと。

便が直腸に入ることで直腸の神経を刺激し、骨盤神経から脊髄を通して大脳に伝えられ、これにより便意が発生する。

便意が起こりやすいのは、朝起きたときと食事後といわれている。食事の後には大腸の運動が活発になるため、便が直腸に達することにより便意が生じる。

便意を我慢していると神経の働きが衰え直腸・結腸反射が消えて、便意を催さなくなることもある(直腸性便秘)。また図書館書店などに行くと便意を催す人が多いともいわれる(青木まりこ現象)。これは図書館や書店の静謐な環境が大いに左右しており、加えて読書などでリラクゼーション効果を与え、副交感神経を刺激し、括約筋が弛緩するため、もしくは本のインクの匂いが原因と考えられている[要出典]

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