備前片岡駅

岡山県岡山市南区にある西日本旅客鉄道の駅

備前片岡駅(びぜんかたおかえき)は、岡山県岡山市南区片岡字川西にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線(宇野みなと線)のである。駅番号はJR-L10

備前片岡駅
ホームから宇野方面を望む(2005年9月)
びぜんかたおか
Bizen-Kataoka
JR-L09 彦崎 (2.8 km)
(1.9 km) 迫川 JR-L11
地図
所在地 岡山市南区片岡字川西2360番地3
北緯34度32分37.6秒 東経133度51分43.33秒 / 北緯34.543778度 東経133.8620361度 / 34.543778; 133.8620361 (備前片岡駅)
駅番号 JR-L10
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 L 宇野線(宇野みなと線)
キロ程 20.9 km岡山起点)
茶屋町から6.0 km
電報略号 カタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
206人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1939年昭和14年)1月1日
備考 無人駅(自動券売機 有)
テンプレートを表示

岡山市南区灘崎地域地区(旧児島郡灘崎町)の中心駅である。

歴史 編集

駅構造 編集

 
構内配線図 A:茶屋町 B:宇野(上方向が北側)

相対式ホーム2面2線を有し、交換設備を備えた地上駅児島駅管理の無人駅で駅舎はなく、直接ホームに入る形である。出入口は下りホームの中央付近と、上りホームの宇野寄りにそれぞれ存在する(上りホーム茶屋町寄りにも勝手口あり)。互いのホームは陸橋で結ばれている。

上下線ホームそれぞれに待合所があり、上りホーム待合所内には近距離切符の販売・交通系ICカードチャージ機能の付いた自動券売機が設置されている。

2番線(下り線)側が一線スルーの線路配置であり、安全側線を有する。そのため、昔は通過列車の関係で発着番線がまちまちであったが、現在は上下線別になっている。

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先
1 L 宇野みなと線 上り 茶屋町岡山方面
2 下り 宇野方面
  • 上記の路線名は旅客案内上の呼称(愛称)で表記している。なお、のりば番号標は一時期無かったが、後に待合室に付けられている。

往年の名残 編集

  • 現在は普通電車のみの運転となっているが、宇高連絡船が現役だった頃には優等列車や四国への貨物列車が運転されていた名残で、行き違いの線路有効長が長い。また下り線側が1線スルーの線路配置になっており、行き違いや通過列車待ち合わせのために1・2番線の両側方向に出発信号機がある。
  • 貨物扱いをしていた名残の跡地も上りホーム岡山側に残っている。

利用状況 編集

1日の平均乗車人員は以下の通りである[4]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 254
2000 268
2001 255
2002 261
2003 232
2004 217
2005 236
2006 245
2007 226
2008 220
2009 235
2010 222
2011 237
2012 243
2013 247
2014 251
2015 267
2016 252
2017 242
2018 234
2019 235
2019 198
2021 206

駅周辺 編集

その他 編集

  • ICOCAの使用履歴について、当駅は「備片岡」と表記されている。

隣の駅 編集

西日本旅客鉄道(JR西日本)
L 宇野みなと線(宇野線)
彦崎駅 (JR-L09) - 備前片岡駅 (JR-L10) - 迫川駅 (JR-L11)

脚注 編集

  1. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、259頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「日本国有鉄道公示第268号」『官報』1950年11月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ a b 「行違い線設備が完成 宇野線備前西市駅 28日には備前片岡駅も」『交通新聞』交通協力会、1968年9月26日、4面。
  4. ^ 岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集