八戸大橋(はちのへおおはし)は、青森県八戸市に架かる橋である。八戸港と新井田川河口に位置し、1976年昭和51年)に開通した。橋梁の長さは1323.7m。連続箱桁形式の橋梁で、青森県で一番長い橋梁であり、八太郎大橋と共に八戸港の沿岸部の港湾道路を繋いでいる。路線名は(臨)白銀北沼線である。八戸大橋は、八戸市を代表する橋の一つで、市民からは夢の大橋として親しまれている。

八戸大橋
八戸大橋(2007年)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 青森県八戸市
建設 1976年昭和51年)開通
座標 北緯40度31分50.1秒 東経141度31分22.3秒 / 北緯40.530583度 東経141.522861度 / 40.530583; 141.522861座標: 北緯40度31分50.1秒 東経141度31分22.3秒 / 北緯40.530583度 東経141.522861度 / 40.530583; 141.522861
構造諸元
全長 1323.7m
地図
八戸大橋の位置(青森県内)
八戸大橋
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示
橋梁上から南側を望む(2020年2月26日)
南側から橋梁を望む(2020年2月26日)

概要 編集

かつて、馬淵川と新井田川の合流する河口付近に架かる橋が無かったため、車両は5キロほど上流に位置する大橋を渡るほかなかった。しかし、1963年の新産業都市指定を契機に、沿岸部を南北に結ぶ港湾道路整備計画の一つとして、八戸大橋が計画された。

八戸大橋は八戸港に入港する漁船を考慮して、水面から橋桁まで30mの高さで、中央径間は165mに及ぶ。1976年(昭和51年)に暫定供用が開始し、1980年(昭和55年)に全面供用に至った。総工費は89億3700万円。

八戸大橋は建設当時「連続箱桁形式」という種類の橋梁の中では、国内2番目の長さの橋だった。

イベント 編集

八戸大橋では八戸花火大会1980年(昭和55年)から毎年夏に館鼻漁港(八戸大橋の付近)を会場にして開催されている。また、1991年平成3年)からライトアップが行われている。

歴史 編集

  • 1973年(昭和48年) 着工
  • 1976年(昭和51年) 一部供用開始
  • 1980年(昭和55年) 全面供用開始
  • 1991年(平成3年) 橋のライトアップ

関連項目 編集

外部リンク 編集