北川 東子(きたがわ さきこ、1952年11月22日 - 2011年12月2日)は、ドイツ思想研究者。哲学博士ハイデッガーゲオルク・ジンメルを専攻。

経歴 編集

福岡県生まれ。1975年お茶の水女子大学文教育学部哲学科卒業。1977年大阪大学大学院哲学専攻修士課程修了。1982年ベルリン自由大学哲学博士号取得。

1985年東京大学教養学部専任講師。1988年、同助教授を経て総合文化研究科教授。

2011年12月2日従四位叙位[1]

著書 編集

  • 『ジンメル 生の形式』(講談社、現代思想の冒険者たち 第1巻)1997
  • 『ハイデガー 存在の謎について考える』(日本放送出版協会、2002)

共編 編集

翻訳 編集

  • 『ハイデッガー全集 第56/57巻 哲学の使命について』(創文社、1993)
  • フーゴ・オット『マルティン・ハイデガー 伝記への途上で』(未來社、1995)
  • 鈴木直共訳)『ジンメル・コレクション』ゲオルク・ジンメル(1999)(ちくま学芸文庫

脚注 編集

  1. ^ 「官報」第5711号 平成24年1月5日

関連項目 編集