厳島神社 (松山市)

愛媛県松山市神田町にある神社

厳島神社(いつくしまじんじゃ)とは愛媛県松山市神田町にある神社である。神紋は、三盛亀甲花菱。 三津浜地区にあることから三津厳島神社と呼ばれる。旧社格郷社。社伝では、崇峻天皇の時代に筑紫国宗像から宗像三女神を勧請し、その後の時代に広島の厳島神社から再勧請とある。

厳島神社
厳島神社随神門
随神門
所在地 愛媛県松山市神田町1-7
位置 北緯33度51分39秒 東経132度43分7秒 / 北緯33.86083度 東経132.71861度 / 33.86083; 132.71861 (厳島神社)座標: 北緯33度51分39秒 東経132度43分7秒 / 北緯33.86083度 東経132.71861度 / 33.86083; 132.71861 (厳島神社)
主祭神 市杵島姫命
湍津姫命
田心姫命
社格 郷社
創建 崇峻天皇の治世
本殿の様式 春日造
別名 三津の厳島神社
例祭 10月6日
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祭神 編集

宗像三女神(別名を道主貴之神(みちぬしのむちのかみ))として

合祀

由緒 編集

境内社 編集

境内西側に2社が併設されており、祠の前になで牛、なで恵美須神、なで寿老神の石像が奉納されている。

天満宮
祭神は菅原道真
恵美須宮
祭神は恵美須神と寿老神。寿老神が、伊予七福神まいりの一つとなっている。

年中行事 編集

日付   祭祀
 1月1日   歳旦祭  
 6月30日   夏越祭  
 7月17日   十七夜祭  
 10月5日   宵宮祭  
 10月6日   例大祭  
 10月7日   神幸祭  

10月6日に例大祭が行われ、10月7日の神幸祭では、三津の南北と古三津の南北計4体によって喧嘩神輿鉢合わせ)が行われる。厳島神社の鉢合せは、神輿の担き棒を正面からぶつけるものである。神幸祭での神輿の宮出しは松山地区の秋祭りでは一番早い午前1時から行われるため「暁(あかつき)の宮出し」と呼ばれている。神輿に御神体を移す御霊遷しの際には、神が床を踏まないようお守りするために、氏子達が横になり人の道を作る。また、宮出しの前には古三津地区の伝統芸能である虎舞獅子舞の虎版で加藤嘉明の虎狩りに因む)が奉納される。

平成20年(2008年)、三津の南北の神輿2体が100年ぶりに新調された。

その他 編集

境内には松山出身の秋山好古揮毫の「日露戦役表忠碑」がある。


アクセス 編集

周辺施設 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集