地方自治法施行60周年記念貨幣

地方自治法施行60周年記念貨幣(ちほうじちほうしこうろくじっしゅうねんきねんかへい)とは、日本において地方自治法施行60周年を記念して発行された記念貨幣である[1]

1000円銀貨の共通裏面デザイン
500円硬貨(プルーフ貨幣)の共通裏面デザイン

概要 編集

1947年(昭和22年)5月3日に施行された地方自治法が60周年を迎えたことを記念し、2008年(平成20年)以降、47都道府県の図柄をあしらった500円バイカラー・クラッド貨と1000円銀貨を順次発行することが発表された。これはアメリカ合衆国の50州の図柄をあしらった25セント硬貨と類似の企画で、約10年をかけて毎年数県ずつの硬貨を発行された。このシリーズは47件94種類と日本の記念貨幣最多のものとなった。

500円バイカラー・クラッド貨は1ユーロ硬貨と同様の2色3層構造で、銅を白銅でサンドイッチ状に挟み込みできた円板(クラッドメタル)を、ニッケル黄銅でできたリングの中にはめ合わせた(バイメタル)硬貨で、銅は白銅に挟まれているため外から見えない。このような硬貨は日本では初めてのことで、フランスイタリアの技術を基に独自の方法を採用している[注 1]。又、500円硬貨は通常の硬貨のほかにプルーフ貨幣も発行されている。

2008年(平成20年)に発行されたものは北海道が主要国首脳会議開催、京都府が源氏物語千年紀、島根県が石見銀山世界遺産登録が題材とされている。

1000円銀貨は都道府県をあしらった図案を採用し、艶消しのプルーフ仕上げを行った上、彩色されたカラーコインで発行されている。また額面以上の価格で配布されるプレミアム型貨幣であり、造幣局に事前に申し込みをした希望者から抽選で購入者を決定して代金と引換で発送する方法(販売価格には発送費用及び消費税も含まれている)が取られているが、題材として取り上げられた都道府県の住民には全国よりも2倍の確率で当選できるようになっている。

500円バイカラー・クラッド貨は、額面で金融機関において引き換えがされた。これとは別に、500円バイカラー・クラッドプルーフ貨は、1000円銀貨同様、発売価格が額面を上回っており、造幣局に事前申し込みによる抽選により購入者が決定される(通常の貨幣も造幣局で発売されたが、送料やケースの費用などから額面の倍の価格で発売された)。

なお、額面で交換する500円バイカラー・クラッド貨も同様に題材として取り上げられた都道府県分の引き換え枚数が他の都道府県より多く割り当てられている。

日本郵政もこの記念貨幣シリーズとの共同企画として、各都道府県を題材とした80円の記念切手5種類を収めた小型シートを発行した。この小型シートのデザインのうち1種類は記念貨幣と題材が同じであり図案もほぼ同じで、他の4種類は対象都道府県の観光地などがデザインされている。この記念切手をケース入りの記念貨幣と共に特製ケースに組み込んだ貨幣セットが造幣局で販売され、ケースに貨幣が収められた単体のAセット、Aセット+記念切手入り特製ケースのBセット、Aセット+記念切手が入っていない特製ケースのCセットの3種類が500円バイカラー・クラッド貨と1000円銀貨でそれぞれ発売された。

発行スケジュールは以下の通り。

発行年 時期 都道府県
2008年(平成20年) 北海道京都府島根県
2009年(平成21年) 上半期 新潟県長野県
下半期 茨城県奈良県
2010年(平成22年) 上半期 福井県岐阜県高知県
下半期 青森県愛知県佐賀県
2011年(平成23年) 上半期 富山県鳥取県熊本県
下半期 岩手県秋田県滋賀県
2012年(平成24年) 上半期 神奈川県宮崎県沖縄県
下半期 栃木県兵庫県大分県
2013年(平成25年) 上半期 宮城県群馬県広島県
下半期 山梨県静岡県岡山県鹿児島県
2014年(平成26年) 上半期 山形県三重県愛媛県
下半期 埼玉県石川県香川県
2015年(平成27年) 上半期 山口県徳島県福岡県
下半期 千葉県大阪府和歌山県長崎県
2016年(平成28年) 福島県東京都

偽造防止技術 編集

  • 1000円銀貨
貨幣側面に斜めギザが入っている、貨幣の模様の圧印と同時に貨幣側面の周囲に斜めギザ加工を施す技術は、日本の造幣局が独自に開発した技術で日本、アメリカ、イギリスで特許を得ている。貨幣裏面を下に向けると大きな雪の結晶部分に地方自治法施行60周年を記念した「60」の文字が上に向けると47都道府県を示す「47」の文字が浮かび上がる潜像加工が施されている他、微細点加工も施されている。
  • 500円バイカラー・クラッド貨幣[注 2]
概要にある通り、異なる種類の金属板をサンドイッチ状に挟み込む「クラッド」技術でできた円板を、それとは異なる金属でできたリングの中にはめ合わせる「バイカラー」技術を組み合わせている。貨幣裏面の中央部分に千円銀貨と同じ潜像加工が施されている他、微細点と微細線加工も施されている。
貨幣の側面に斜めギザの一部を他のギザとは異なる形状にした異形斜めギザ加工を施しており、この技術も日本が開発した技術である[2]

地方自治法施行60周年記念貨幣一覧 編集

共通項目 編集

材質、組成、重量などの規格や、裏面の図柄は各都道府県分ともに共通となっている。

種類 額面 材質等 組成・品位 重量 直径 周囲 図柄(裏面)
1000円銀貨幣 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
純銀 31.1g 40.0mm 斜めギザあり 雪月花
500円バイカラークラッド貨幣  500円 バイカラー・
クラッド貨幣
:75.0% 亜鉛:12.5% ニッケル:12.5% 7.1g 26.5mm 異形斜めギザあり 古銭
500円バイカラー・クラッドプルーフ貨幣 

各都道府県別項目 編集

出典:[3] 表面の図柄については、1000円銀貨幣および500円バイカラー・クラッド貨幣のそれぞれで各都道府県別に47種類のデザインが設定されている。

都道府県 額面 材質等 販売申込期間[4] 発行日 年銘 発行枚数 図柄(表面)
北海道 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2008年(平成20年)5月21日 -
2008年(平成20年)6月11日
2008年(平成20年)7月 平成20年 10万0000枚 洞爺湖タンチョウ
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2008年(平成20年)12月10日 210万0000枚 洞爺湖と北海道庁旧本庁舎
京都府 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2008年(平成20年)8月22日 -
2008年(平成20年)9月12日
2008年(平成20年)10月 10万0000枚 国宝「源氏物語絵巻」宿木 三(部分)
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2008年(平成20年)12月10日 205万0000枚 国宝「源氏物語絵巻」宿木 二(部分)
島根県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2008年(平成20年)10月14日 -
2008年(平成20年)11月4日
2008年(平成20年)12月 10万0000枚 御取納丁銀牡丹
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2008年(平成20年)12月10日 197万0000枚 銅鐸とその文様・絵画
長野県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2009年(平成21年)3月11日 -
2009年(平成21年)4月8日
2009年(平成21年)5月 平成21年 10万0000枚 上高地
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2009年(平成21年)7月15日 183万0000枚 善光寺
新潟県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2009年(平成21年)5月11日 -
2009年(平成21年)6月8日
2009年(平成21年)7月 10万0000枚 トキ佐渡島
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2009年(平成21年)7月15日 184万0000枚 トキと棚田
茨城県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2009年(平成21年)7月27日 -
2009年(平成21年)8月24日
2009年(平成21年)10月 10万0000枚 H-2ロケット筑波山
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2010年(平成22年)1月20日 187万0000枚 偕楽園
奈良県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2009年(平成21年)10月28日 -
2009年(平成21年)11月25日
2009年(平成21年)12月 10万0000枚 大極殿正殿蹴鞠
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2010年(平成22年)1月20日 180万0000枚 遣唐使
高知県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2010年(平成22年)3月16日 -
2010年(平成22年)4月6日
2010年(平成22年)3月 平成22年 10万0000枚 坂本龍馬桂浜
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2010年(平成22年)7月21日 196万0000枚 坂本龍馬
岐阜県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2010年(平成22年)4月27日 -
2010年(平成22年)5月17日
2010年(平成22年)4月 10万0000枚 長良川鵜飼
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2010年(平成22年)7月21日 186万0000枚 白川郷れんげ草
福井県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2010年(平成22年)6月29日 -
2010年(平成22年)7月20日
2010年(平成22年)6月 10万0000枚 恐竜東尋坊
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2010年(平成22年)7月21日 183万0000枚 恐竜
愛知県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2010年(平成22年)8月4日 -
2010年(平成22年)8月24日
2010年(平成22年)8月 10万0000枚 金鯱カキツバタ渥美半島
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2011年(平成23年)1月19日 195万0000枚 愛知県庁本庁舎とカキツバタ
青森県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2010年(平成22年)10月5日 -
2010年(平成22年)10月24日
2010年(平成22年)10月 10万0000枚 ねぶたねぷたりんご
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2011年(平成23年)1月19日 190万0000枚 三内丸山遺跡土偶
佐賀県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2010年(平成22年)11月2日 -
2010年(平成22年)11月24日
2010年(平成22年)11月 10万0000枚 大隈重信伊万里・有田焼
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2011年(平成23年)1月19日 191万0000枚 大隈重信と佐賀錦・鹿島錦
富山県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2011年(平成23年)5月23日 -
2011年(平成23年)6月13日
2011年(平成23年)5月 平成23年 10万0000枚 海越しの立山連峰
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2011年(平成23年)7月20日 180万0000枚 おわら風の盆
鳥取県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2011年(平成23年)6月29日 -
2011年(平成23年)7月19日
2011年(平成23年)6月 10万0000枚 鳥取砂丘と山陰海岸
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2011年(平成23年)7月20日 177万0000枚 三徳山三佛寺投入堂
熊本県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2011年(平成23年)7月21日 -
2011年(平成23年)8月10日
2011年(平成23年)7月 10万0000枚 阿蘇
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2011年(平成23年)7月20日 187万0000枚 熊本城
滋賀県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2011年(平成23年)8月18日 -
2011年(平成23年)9月8日
2011年(平成23年)8月 10万0000枚 琵琶湖カイツブリ浮御堂
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2012年(平成24年)1月18日 177万0000枚 ビワコオオナマズニゴロブナ
岩手県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2011年(平成23年)10月5日 -
2011年(平成23年)10月25日
2011年(平成23年)10月 10万0000枚 中尊寺金色堂と中尊寺ハス毛越寺浄土庭園
2012年(平成24年)9月15日 -
2012年(平成24年)10月5日
2012年(平成24年)8月 平成24年 1万0000枚
[注 3][5][6]
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2012年(平成24年)1月18日 平成23年 179万0000枚 中尊寺金色堂覆堂と毛越寺曲水の宴
秋田県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2011年(平成23年)11月2日 -
2011年(平成23年)11月22日
2011年(平成23年)11月 10万0000枚 白瀬矗なまはげ
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2012年(平成24年)1月18日 174万0000枚 白瀬矗と竿燈
沖縄県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2012年(平成24年)3月16日 -
2012年(平成24年)4月4日
2012年(平成24年)3月 平成24年 10万0000枚 首里城組踊
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2012年(平成24年)7月18日 176万0000枚 那覇大綱挽エイサー
神奈川県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2012年(平成24年)5月9日 -
2012年(平成24年)5月29日
2012年(平成24年)5月 10万0000枚 鶴岡八幡宮流鏑馬
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2012年(平成24年)7月18日 189万0000枚 鎌倉大仏
宮崎県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2012年(平成24年)6月29日 -
2012年(平成24年)7月19日
2012年(平成24年)6月 10万0000枚 宮崎県庁本館高千穂の夜神楽
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2012年(平成24年)7月18日 174万0000枚 宮崎県庁本館
栃木県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2012年(平成24年)8月24日 -
2012年(平成24年)9月13日
2012年(平成24年)8月 10万0000枚 日光東照宮陽明門
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2013年(平成25年)1月16日 180万0000枚 眠り猫
大分県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2012年(平成24年)9月15日 -
2012年(平成24年)10月5日
2012年(平成24年)9月 10万0000枚 宇佐神宮双葉山
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2013年(平成25年)1月16日 179万0000枚 臼杵磨崖仏
兵庫県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2012年(平成24年)11月10日 -
2012年(平成24年)11月30日
2012年(平成24年)11月 10万0000枚 コウノトリ姫路城
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2013年(平成25年)1月16日 180万0000枚 コウノトリ
宮城県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2013年(平成25年)3月15日 -
2013年(平成25年)4月3日
2013年(平成25年)3月 平成25年 10万0000枚 伊達政宗慶長遣欧使節船
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2013年(平成25年)7月17日 170万0000枚 仙台七夕まつり
広島県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2013年(平成25年)5月10日 -
2013年(平成25年)5月29日
2013年(平成25年)5月 10万0000枚 厳島神社と舞楽ともみじ
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2013年(平成25年)7月17日 176万0000枚 原爆ドーム広島平和都市記念碑
群馬県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2013年(平成25年)6月27日 -
2013年(平成25年)7月17日
2013年(平成25年)6月 10万0000枚 富岡製糸場東繭倉庫と工女
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2013年(平成25年)7月17日 172万0000枚 富岡製糸場東繭倉庫キーストーンと工女
岡山県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2013年(平成25年)8月6日 -
2013年(平成25年)8月26日
2013年(平成25年)8月 10万0000枚 岡山後楽園桃太郎
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2014年(平成26年)1月15日 166万0000枚 岡山後楽園
静岡県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2013年(平成25年)9月7日 -
2013年(平成25年)9月27日
2013年(平成25年)9月 10万0000枚 富士山
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2014年(平成26年)1月15日 170万0000枚 富士山と茶畑
山梨県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2013年(平成25年)10月1日 -
2013年(平成25年)10月21日
2013年(平成25年)10月 10万0000枚 富士山山梨リニア実験線ぶどう
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2014年(平成26年)1月15日 167万0000枚 富士山とぶどう
鹿児島県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2013年(平成25年)11月7日 -
2013年(平成25年)11月27日
2013年(平成25年)11月 10万0000枚 縄文杉永田岳ヤクシマシャクナゲ
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2014年(平成26年)1月15日 166万0000枚 桜島
愛媛県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2014年(平成26年)3月8日 -
2014年(平成26年)3月28日
2014年(平成26年)3月 平成26年 10万0000枚 道後温泉本館みかん
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2014年(平成26年)7月16日 165万0000枚 瀬戸内しまなみ海道と愛媛の島々
山形県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2014年(平成26年)4月4日 -
2014年(平成26年)4月24日
2014年(平成26年)4月上旬 10万0000枚 最上川さくらんぼ
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2014年(平成26年)7月16日 166万0000枚 縄文の女神
三重県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2014年(平成26年)4月26日 -
2014年(平成26年)5月16日
2014年(平成26年)4月下旬 10万0000枚 五十鈴川伊勢神宮宇治橋
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2014年(平成26年)7月16日 167万0000枚 熊野古道伊勢路
香川県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2014年(平成26年)8月8日 -
2014年(平成26年)8月28日
2014年(平成26年)8月 10万0000枚 栗林公園
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2015年(平成27年)1月21日 163万0000枚 金刀比羅宮から望む讃岐平野
埼玉県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2014年(平成26年)9月9日 -
2014年(平成26年)9月29日
2014年(平成26年)9月 10万0000枚 渋沢栄一時の鐘
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2015年(平成27年)1月21日 178万0000枚 埼玉スタジアム2002
石川県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2014年(平成26年)11月5日 -
2014年(平成26年)11月25日
2014年(平成26年)11月 10万0000枚 兼六園の徽軫灯籠と雪吊り(夜景・ライトアップ)
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2015年(平成27年)1月21日 166万0000枚 木場潟からみた白山キリコ祭り
山口県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2015年(平成27年)4月10日 -
2015年(平成27年)4月30日
2015年(平成27年)4月 平成27年 10万0000枚 錦帯橋秋吉台
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2015年(平成27年)7月15日 161万0000枚 瑠璃光寺五重塔
徳島県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2015年(平成27年)5月9日 -
2015年(平成27年)5月29日
2015年(平成27年)5月 10万0000枚 鳴門の渦潮阿波おどりすだちの花
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2015年(平成27年)7月15日 163万0000枚 阿波おどり
福岡県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2015年(平成27年)6月23日 -
2015年(平成27年)7月13日
2015年(平成27年)6月 10万0000枚 沖ノ島宗像大社と金製指輪
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2015年(平成27年)7月15日 168万0000枚 九州国立博物館太宰府天満宮太鼓橋と梅
和歌山県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2015年(平成27年)8月7日 -
2015年(平成27年)8月27日
2015年(平成27年)8月 10万0000枚 高野山 壇上伽藍
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2016年(平成28年)1月20日 161万0000枚 那智の滝
大阪府 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2015年(平成27年)9月9日 -
2015年(平成27年)9月29日
2015年(平成27年)9月 10万0000枚 大阪城文楽
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2016年(平成28年)1月20日 170万0000枚 仁徳天皇陵古墳
長崎県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2015年(平成27年)10月1日 -
2015年(平成27年)10月21日
2015年(平成27年)10月 10万0000枚 大浦天主堂椿
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2016年(平成28年)1月20日 160万0000枚 大浦天主堂とステンドグラス
千葉県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2015年(平成27年)11月7日 -
2015年(平成27年)11月30日
2015年(平成27年)11月 10万0000枚 東京湾アクアライン菜の花
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2016年(平成28年)1月20日 168万0000枚 九十九里
福島県 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2016年(平成28年)4月22日 -
2016年(平成28年)5月12日
2016年(平成28年)6月 平成28年 10万0000枚 野口英世磐梯山猪苗代湖
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2016年(平成28年)7月20日 162万0000枚 相馬野馬追から甲冑競馬の様子
東京都 1000円 銀貨幣
(カラーコイン)
2016年(平成28年)5月18日 -
2016年(平成28年)6月7日
2016年(平成28年)7月 10万0000枚 東京タワーレインボーブリッジユリカモメ
500円 バイカラー・
クラッド貨幣
- 2016年(平成28年)7月20日 172万0000枚 東京駅丸の内駅舎と行幸通り

販売価格(税込) 編集

出典:[7] 2014年(平成26年)4月に消費税が5%から8%に引き上げられたことにより、以前の販売価格から値上げされた。

下記では、2014年(平成26年)3月まで(増税前)の価格を「販売価格1」、同年4月以降(増税後)の価格を「販売価格2」として記載する。

額面 セット 販売価格1 販売価格2
500円 額面引換 500円
A(カード型ケース単体) 1000円 1028円
B(切手入り特製ケース) 2000円 2055円
C(切手なし特製ケース) 1600円 1645円
プルーフ 2800円 2880円
1000円 A(銀貨単体) 6000円 6171円
B(切手入り特製ケース) 7800円 8021円
C(切手なし特製ケース) 7400円 7611円

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ この記念貨幣で採用されたバイカラー・クラッドの技術は、後に登場した通常の3代目500円硬貨の製造技術としても活かされている。
  2. ^ これらの技術や規格は、後に通常の3代目500円硬貨の様式においても、同様に採用された。
  3. ^ 世界造幣局長会議第27回ウィーン総会で行われたMDCコイン・コンペティションにおいて、岩手県分の地方自治法施行60周年記念貨幣が「記念貨幣(金貨以外)部門」の「最も美しい貨幣(Most Beautiful Coin)」賞を受賞したことを記念し、1万枚が追加発行された。追加発行分は当初発行分と異なり、年銘が「平成24年」となっている。日本の記念貨幣で当初発行計画分に加えて後から追加発行が行われることは、他に1987年 - 1988年(昭和61 - 62年)発行の天皇陛下御在位六十年記念硬貨十万円金貨幣に見られる程度であり異例のことである。

出典 編集

  1. ^ 独立行政法人 造幣局 記念貨幣の発行に関するこれまでの経緯
  2. ^ 造幣局 : 造幣局の事業Q&A”. www.mint.go.jp. 2020年3月3日閲覧。
  3. ^ 財務省地方自治法施行60周年記念貨幣
  4. ^ 財務省. “記念貨幣一覧”. 2021年4月13日閲覧。
  5. ^ 造幣局. ““世界で最も美しい貨幣”に選ばれた岩手県記念銀貨幣の通信販売(追加販売)について”. 2021年4月22日閲覧。
  6. ^ 造幣局. ““世界で最も美しい貨幣”に選ばれた岩手県記念銀貨幣の直接販売(追加販売)について”. 2021年4月22日閲覧。
  7. ^ 日本貨幣カタログ2019. 紀伊國屋書店. (平成30年12月1日) 

関連項目 編集

外部リンク 編集