大杉駅

高知県長岡郡大豊町にある四国旅客鉄道の駅

大杉駅(おおすぎえき)は、高知県長岡郡大豊町中村大王にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線である。駅番号D32

大杉駅
駅舎(2007年2月)
おおすぎ
Ōsugi
D31 土佐穴内 (4.0 km)
(6.1 km) 土佐北川 D33
地図
所在地 高知県長岡郡大豊町中村大王1686
北緯33度45分40.30秒 東経133度39分51.88秒 / 北緯33.7611944度 東経133.6644111度 / 33.7611944; 133.6644111座標: 北緯33度45分40.30秒 東経133度39分51.88秒 / 北緯33.7611944度 東経133.6644111度 / 33.7611944; 133.6644111
駅番号 D32
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 土讃線
キロ程 87.2 km(多度津起点)
電報略号 オキ←ヲキ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
122[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1932年昭和7年)12月20日
備考 簡易委託駅
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歴史 編集

駅名は駅の南方にあり、天然記念物に指定されている杉の大杉から命名された。土讃線を走る特急南風」の約半数、「しまんと」の全列車が停車する。土佐嶺北地区からの利用者も多い。

杉材を使用した名物駅舎があったが、2004年1月2日に焼失したため、大豊町立大杉中学校の生徒たちが駅舎の再建に関わって、2005年3月12日に大豊町つどいの広場「とまレール大杉」として再建された[2]

年表 編集

駅構造 編集

島式ホーム1面2線を持つ地上駅。ホーム有効長が短いため、編成の長い特急列車はドアカットが行われる。下り列車(高知方面行き)のみ追い越し可能な構造となっている。簡易委託駅で、日中は駅舎内の係員が切符を販売している。駅舎内は南半分が売店で、北半分が待合室となっている。

わたしの旅スタンプが設置されている。

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先
1 土讃線 上り 阿波池田高松岡山方面
2 下り 土佐山田高知中村方面

駅周辺 編集

バス路線 編集

駅前に「大杉駅」停留所、国道32号沿いに「大杉駅前」があり、下記の路線が発着する。

「大杉駅」停留所
「大杉駅前」停留所
  • 嶺北観光自動車
    • 田井〜本山〜大杉駅〜医大病院線
      • 田井 / 大杉駅、医大病院
  • ゆずバス(大豊町町民バス)
備考
  • 嶺北観光自動車
    • ICカード「ですか」非対応。元日は全便運休。
    • 医大病院行きは1日3往復のみ運行(※他はすべて「大杉駅」停留所を始終着とする)。
  • ゆずバス(大豊町町民バス)
    • 平日のみ運行。
    • 仁尾ケ内行きのうち1便(※夕方に運行する便)は立川成川止りとして運行する。

隣の駅 編集

四国旅客鉄道(JR四国)
土讃線
普通
土佐穴内駅 (D31) - 大杉駅 (D32) - 土佐北川駅 (D33)

脚注 編集

  1. ^ “[opendata-web.site 高知県 駅乗降客数]”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ a b c 「“集いの駅舎”落成 大豊町 「とまレール大杉」 地元中生の提案生かす 「古里のシンボルに」」『高知新聞』高知新聞社、2005年3月13日、朝刊、30面。
  3. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、666頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「JR土讃線の3駅土曜・休日は無人化」『日本経済新聞日本経済新聞社、1991年3月2日、地方経済面/四国、12面。
  5. ^ 「焼失の土讃線大杉駅を集いの広場に再築」『鉄道ジャーナル』第461号、2005年5月、92頁。 
  6. ^ “全焼のJR大杉駅 地元中学生が新駅舎を提案”. 高知新聞. (2004年9月10日). オリジナルの2014年10月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20041011092009/http://www.kochinews.co.jp/0409/040910headline08.htm 2015年9月3日閲覧。 
  7. ^ 「JR大杉駅が全焼 たばこの火関連を捜査 帰省客ら140人影響 大豊町」『高知新聞』高知新聞社、2004年1月4日、朝刊、27面。
  8. ^ 「焼失した大杉駅舎 地域振興施設へ再建 物産販売、作品展示も 関係者30人安全祈願祭 大豊町」『高知新聞』高知新聞社、2004年12月2日、朝刊、24面。

関連項目 編集

外部リンク 編集