大森 敬仁(おおもり たかひと、1980年[1]1月29日[2] - )は、日本のテレビドラマ映画プロデューサー愛媛県[1]大洲市出身[2]

経歴・プロフィール 編集

愛媛県立八幡浜高等学校卒業。渡米し、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校で映画学を専攻。

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校映画学科を卒業[3][1]

日本に帰国し、2003年東映へ入社[2][4][1]。翌年の2004年に『はぐれ刑事純情派 第17シーズン』でプロデューサー補を担当。2005年の『仮面ライダー響鬼』でプロデューサー補を務めて以降、特撮ヒーロー番組に関わる機会が多くなり、2008年の『仮面ライダーキバ』でプロデューサーに昇格した[4][1]日笠淳白倉伸一郎武部直美宇都宮孝明の下で携わるようになる。2013年スーパー戦隊シリーズ獣電戦隊キョウリュウジャー』では初のチーフプロデューサーを務める[5][4][1]

2024年3月31日、東映を退社したことを自身のTwitterで発表した。今後もプロデュース業務は続けるとしている[6]

エピソード 編集

  • 『獣電戦隊キョウリュウジャー』では、脚本の三条陸や監督の坂本浩一とは考え方が同じであったため迷走することはなかったと述べている[4]。監督の1人である渡辺勝也は、大森は脚本打ち合わせで作品の方向性を述べ、それを守れば表現などは脚本や監督の裁量に任せてくれていたと証言している[7]
  • 特撮ヒーロー作品に多く関わるが、入社するまで東映が特撮ヒーローを製作しているとは知らなかった[8]。入社後に『仮面ライダー555』を視聴し、担当時には「今東映で一番おもしろいことがやれる」部署だと思ったという。

主な作品 編集

テレビドラマ 編集

特撮テレビドラマ 編集

テレビスペシャル 編集

映画 編集

オリジナルビデオ 編集

ネットムービー 編集

書籍 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f AVB 2020, pp. 46–47, 「制作者インタビュー プロデューサー・大森敬仁」
  2. ^ a b c 「獣電戦隊キョウリュウジャー MAIN STAFF TALK 大森敬仁×坂本浩一」『東映ヒーローMAX』Vol.44、辰巳出版、71頁、ISBN 9784777811243 
  3. ^ 留学体験談|アメリカ留学(正規留学・短期留学・MBA取得)なら、NCN米国大学機構”. www.ncn.ac. 2020年4月30日閲覧。
  4. ^ a b c d キョウリュウジャー読本 2014, p. 12, 「producer INTERVIEW 大森敬仁」
  5. ^ 『ハイパーホビー』 2013年2月号、徳間書店。 
  6. ^ Takahito_Omoriの2024年3月31日のツイート2024年3月31日閲覧。
  7. ^ キョウリュウジャー読本 2014, p. 73, 「director INTERVIEW04 渡辺勝也」.
  8. ^ さあ、新しい「仮面ライダー」を始めようか - 東映・大森Pが語るエグゼイドとビルドの"二か年計画"”. マイナビニュース (2017年10月16日). 2022年8月22日閲覧。
  9. ^ スタッフ|オシドラサタデー『ザ・ハイスクール ヒーローズ』”. テレビ朝日オフィシャルサイト. 2021年6月23日閲覧。
  10. ^ 『東映ヒーローMAX』VOLUME 54(2016 AUTUMN)、辰巳出版、2016年10月10日、pp.3、83、ISBN 978-4-7778-1750-4 
  11. ^ スタッフ|仮面ライダーゼロワン|テレビ朝日”. www.tv-asahi.co.jp. 2019年7月17日閲覧。
  12. ^ “『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』予告映像&ポスタービジュアル公開”. ぴあ映画. (2023年6月25日). https://lp.p.pia.jp/article/news/278736/index.html 2023年8月12日閲覧。 
  13. ^ 松島庄汰も歓喜!『仮面ライダーブレン』はネタじゃなかった!4月下旬放送決定|TVLIFE web - テレビがもっと楽しくなる!”. TV LIFE. 2019年4月2日閲覧。

参考文献 編集

外部リンク 編集