大谷健太郎
大谷 健太郎(おおたに けんたろう、1965年11月14日 - )は、日本の映画監督。京都府生まれ。岡山県立林野高等学校卒。多摩美術大学美術学部芸術学科卒。所属事務所はC&Iエンタテインメント→キューブ。
おおたに けんたろう 大谷 健太郎 | |||||
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生年月日 | 1965年11月14日(58歳) | ||||
出生地 | 日本 京都府 | ||||
血液型 | O型 | ||||
職業 | 映画監督 | ||||
活動期間 | 1999年 - | ||||
事務所 | キューブ | ||||
公式サイト | 公式プロフィール | ||||
主な作品 | |||||
映画 『とらばいゆ』 『NANA』/『NANA2』 『黒執事』 テレビドラマ 『ヤング・ブラック・ジャック』 『ある日、アヒルバス』 | |||||
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略歴・人物 編集
多摩美術大学在学中は映像演出研究会で8ミリ映画を製作。卒業後は外食産業へ就職するが、在学中に製作した8ミリ映画『青緑』が1988年のぴあフィルムフェスティバルに入賞。1991年に『私と他人になった彼は』で3部門を受賞。1999年『avec mon mari アベックモンマリ』で劇場用映画デビューを果たす。
2002年には映画『とらばいゆ』でバンコク映画祭最優秀長編映画賞を受賞、2005年には初のメジャー公開作品となる映画『NANA』がその年を代表する大ヒット作品となる。 2014年にはベストセラーコミックを原作とした映画『黒執事』をさとうけいいちとともに共同監督する。
一方で、2011年の日本テレビ系テレビドラマ『ヤング・ブラック・ジャック』を皮切りに、テレビドラマなど映画以外の作品にも進出している。
2015年4月、15年間所属したC&Iエンタテインメントからキューブへと移籍[1]。同年7月からNHK BSプレミアムにて放送のテレビドラマ『ある日、アヒルバス』で初めて連続ドラマの演出を手掛ける[2]。
映像作家の大谷健太郎は同名の別人。
監督作品 編集
映画 編集
- avec mon mari アベック モン マリ(1999年、脚本・監督)[3]
- とらばいゆ(2000年、脚本・監督)
- 約三十の嘘(2004年、共同脚本・監督)
- NANA(2005年、共同脚本・監督)
- ラフ ROUGH(2006年)
- NANA2(2006年、脚本・監督)
- ジーン・ワルツ(2011年)
- 8月のラヴソング(2011年)
- ランウェイ☆ビート(2011年)
- LOVE まさお君が行く!(2012年)
- 黒執事(2014年)※さとうけいいちと共同
- がじまる食堂の恋[4](2014年)
- 4月の君、スピカ。(2019年)
- 劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ(2023年)
- 風の奏の君へ(2024年、脚本・監督)[5]
テレビドラマ 編集
- 劇団演技者。 第4回公演作:ストリップ(2004年9月16日 - 10月7日、フジテレビ)
- ヤング・ブラック・ジャック(2011年4月23日、日本テレビ)
- 金曜プレステージ ドルチェ(2012年10月12日、フジテレビ)
- 金曜プレステージ 強行犯係・魚住久江〜ドルチェ2(2013年11月15日、フジテレビ)
- このミステリーがすごい! ベストセラー作家からの挑戦状 「カシオペアのエンドロール」(2014年12月29日、TBS)
- ある日、アヒルバス(2015年7月5日 - 8月23日、NHK BSプレミアム)
- 恋がヘタでも生きてます(2017年4月6日 - 6月22日、読売テレビ)
- 推しが武道館いってくれたら死ぬ(2022年10月9日 - 12月26日、朝日放送テレビ)
- たとえあなたを忘れても(2023年10月22日 - 12月17日、朝日放送テレビ)
- JKと六法全書(2024年4月19日 - 、テレビ朝日)
WEBドラマ 編集
PV 編集
脚注 編集
- ^ “映画監督・大谷健太郎 新規移籍のお知らせ”. ニュース. キューブ (2015年4月1日). 2015年5月15日閲覧。
- ^ “藤原紀香“崖っぷち女”を熱演「この役に出会えてよかった」”. ORICON SYTLE (オリコン). (2015年6月23日) 2015年7月13日閲覧。
- ^ “映画公開情報”. シネカノン. 2023年2月13日閲覧。
- ^ 『風と海と恋と』改題
- ^ "松下奈緒、デビュー作以来18年ぶりピアニスト役「自分と重なる部分が多い」". ORICON NEWS. oricon ME. 24 April 2022. 2022年4月24日閲覧。
関連項目 編集
外部リンク 編集
- 公式プロフィール - キューブ
- 公式プロフィール - C&Iエンタテインメント(パートナーシップ・クリエイター)
- “2012年度芸術学科パンフレット掲載・卒業生インタビュー「大谷健太郎」” (PDF). 多摩美術大学. 2015年2月28日閲覧。