奥村 一郎(おくむら いちろう 1923年 - 2014年6月4日)は、日本カトリック教会聖職者カルメル会修道司祭

奥村一郎
カルメル会司祭
聖職
司祭叙階 1957年
個人情報
別名 アウグスティヌス(洗礼名)
出生 1923年
日本の旗 日本 岐阜県
死去 2014年6月4日
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京大学
テンプレートを表示

略歴 編集

1923年、岐阜県に生まれる。旧制高等学校在学中より臨済宗中川宗淵に師事。1948年東京大学法学部政治学科卒業。文学部宗教学科に入学。同年12月12日、カトリック大森教会にて、下山正義神父より受洗。1951年、同大文学部宗教学科卒業。渡仏し、カトリック修道会であるカルメル会(男子跣足カルメル修道会)に入会(当時の日本にはまだ男子カルメル会修道院はなく、女子カルメル会修道院しかなかったため)。1957年、ローマで司祭に叙階される。1959年に帰国。以来、仏教との対話、執筆活動に従事。1979年からバチカン諸宗教対話評議会顧問神学者を務める。

書籍 編集

  • 『祈り』(女子パウロ会、1974年)
  • 『主とともに-十字架の道行と黙想-』(女子パウロ会、1975年)
  • 『友の祈り』(女子パウロ会、1986年)
  • 『魂』(中央出版社、1987年)
  • 『断想』(女子パウロ会、1990年)
  • 『聖書深読法の生いたち-理念と実際-』(オリエンス宗教研究所、1991年)
  • 『わたしの心よ、どこに?』(中央出版社、1994年)
  • 『神とあそぶ』(女子パウロ会、1999年)
  • 『祈りの心』(海竜社、2001年)
  • 奥村一郎選集』全9巻(オリエンス宗教研究所)2007-08

共編 編集

  • 『キリスト教序説 第1 キリスト教の起源』L.エルダース共編 エンデルレ書店 1966

翻訳 編集

外部リンク 編集