宇津木 えり(うつぎ えり[1]1966年3月20日[2] - )は、日本ファッションデザイナー[3]東京生まれ[4]ファッションブランド「FRAPBOIS」(フラボア)や「mercibeaucoup,」(メルシーボークー、)などのデザインを手掛けてきたことから著名。 息子は第92回装苑賞にて佳作第1位、宇津木陽多(文化服装学院アパレルデザイン科)

うつぎ えり

宇津木 えり
生誕 (1966-03-20) 1966年3月20日(58歳)
日本の旗 日本東京都
出身校 ステュディオ・ベルソー
エスモードジャポン東京校
女子美術短期大学
職業 ファッションデザイナー
雇用者 エイ・ネット
ビギ
ティーシー
ウイット
著名な実績 「mercibeaucoup,」のデザイン
「FRAPBOIS」のデザイン
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来歴 編集

女子美術短期大学を1986年に卒業後、エスモードジャポン東京校で1学年を過ごし、渡仏[5]パリステュディオ・ベルソーに学び、帰国後、ウイット社やティーシー社などで企業デザイナーを務める。2000年にビギ社へ入社し、2001年に同社でモード系のファッションブランド「FRAPBOIS」(フラボア)を始動。2005年にエイ・ネット社へ入社、ファッションブランド「mercibeaucoup,」(メルシーボークー、)を新たに始動している。

ブランド 編集

「FRAPBOIS」 編集

2001年にアパレルメーカのBIGIから発足させたファッションブランドで、「大人げない大人の服」をコンセプトに据え、ダメージや洗いなどの加工を施したリラックスウェアを展開[6]。名称は自身の名前に由来するもので、フランス語の“FRAPPER”(打つ)と“BOIS”(木)の組み合わせによる造語となっている[7]

「mercibeaucoup,」 編集

2005年にA-netから発足させたファッションブランドで、名称はフランス語にて「どうもありがとう」を意味し、「全ての人への感謝」、ならびに「喧騒とした世の中で謙虚さや感謝の気持ちを忘れないでほしい」という気持ちが込められている[8]。2006年の東京コレクション(秋冬)でデビュー[9]。発足5年目にあたる2010年には低価格帯のセカンドライン「jevous enprie!」(ジュヴゾンプリ! = 仏語「どういたしまして!」)が新たに始動している[10]

出典 編集

外部リンク 編集