室堂山

富山県立山町にある山

室堂山(むろどうやま)は、富山県中新川郡立山町室堂平にある山。標高は2668m。中部山岳国立公園内にある。

室堂山
標高 2668 m
所在地 日本の旗 日本
富山県中新川郡立山町
位置 北緯36度34分7秒 東経137度35分55秒 / 北緯36.56861度 東経137.59861度 / 36.56861; 137.59861座標: 北緯36度34分7秒 東経137度35分55秒 / 北緯36.56861度 東経137.59861度 / 36.56861; 137.59861
山系 飛騨山脈弥陀ヶ原
室堂山の位置(日本内)
室堂山
の位置
プロジェクト 山
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特徴 編集

室堂に一番近い山として近代になって国見岳浄土山間の小ピークのことを室堂山と指すようになった。

眺望が良く、立山カルデラ沿いには展望台がある。そこから新湯など立山カルデラ底や、遠くに薬師岳白山有峰湖雲ノ平野口五郎岳などが見える。

室堂駅から近いので観光客に人気が高く、早春には春スキーでも賑わう[1]

地質 編集

立山火山の溶岩台地上にある小ピークで、地質は主に安山岩からなるが、氷河の運搬による花崗岩も多く見られる。

登山道の途中にはサイドモレーンや迷子石などの氷河地形が多く見られる。

登山 編集

室堂駅から徒歩1時間半で山頂にいたることができる。室堂平からの比高は200m程度で、運動靴で登れるほど登山道の整備具合が良いので、気軽に登りやすい山である。また、交通の便利が良く、傾斜も緩いので冬山登山の初心者が登る雪山としても向いている。

 
室堂山展望台から南の風景
最奥の右の鋭鋒が槍ヶ岳

参考文献 編集

  • 『富山県山名録』 桂書房
  • 『富山の百山』 北日本新聞社

脚注 編集

  1. ^  『富山県山名録』 桂書房、2000年、102 - 103頁。

外部リンク 編集

関連項目 編集