小山 金七(こやま きんしち、1942年7月5日 - 2000年3月31日)は、日本警察官。「落とし」の名刑事といわれる。

人物 編集

宮城県石巻市生まれ。 宮城県立飯野川高等学校定時制(現宮城県石巻北高等学校飯野川校)卒業。

1962年警視庁巡査。1963年上野警察署警ら係、1967年同署刑事課捜査係。1973年警視庁巡査部長尾久警察署刑事課捜査係。1976年刑事部捜査第一課。

以後、丸の内警察署刑事課捜査係長、刑事部捜査第一課主任、小松川警察署刑事課長代理、刑事部捜査第一課係長、八王子警察署刑事課長、刑事部捜査第一課管理官を歴任。

巡査部長警部補警部警視の各階級で通算17年間にわたり刑事部捜査第一課に所属し、ロス疑惑坂本弁護士一家殺人事件トリカブト殺人事件地下鉄サリン事件警察庁長官狙撃事件南長崎6丁目警察官殺害事件などを担当した。

定年退職を前に、胃癌で死去(57歳没)。

関連作品 編集

  • 警視庁捜査一課刑事(2008年、飯田裕久著)
    • 飯田自身がトリカブト事件の捜査に関わった記述で登場。ただし名前は「小山田金六」と替えられている。