小沢 健志(おざわ たけし、1925年1月9日[1] - 2019年7月4日[2])は、日本の写真評論家写真研究家。

人物 編集

東京出身[1]日本大学法文学部卒業。九州産業大学大学院教授、日本写真芸術学会名誉会長などを歴任。写真評論家としては金丸重嶺の弟子にあたる。

日本の幕末から明治期の写真についての第一人者であり、日本の初期写真史というジャンルの研究に先鞭を付けた人物である。自ら古写真を蒐集し、それを元に著述、公演を多数行った。

1991年、日本写真芸術学会の設立にも関わり、設立当初は副会長(3人のうちの1人、初代会長は渡辺義雄)、続いて第2代会長(1998年就任)を歴任した。2002年には会長を退任し名誉会長となった[3]

2019年7月4日、老衰により死去。

主な編著書 編集

受賞歴 編集

  • 日本写真協会賞功労賞(1990年)

脚注 編集

  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.476
  2. ^ 小沢健志氏が死去:日本経済新聞
  3. ^ 日本写真芸術学会の歩み

関連項目 編集